2006年5月20日(土) 「最大の問題で、解決は困難だと思う」。 清水リーナ春美さん(40)は、在日ブラジル人の抱える問題について尋ねると、子弟教育に言及し、こう応えた。 リーナさんは、三年間のJETプログラム(正式名称=語学指導等を行う外国青年招致事業)を終え、この三月に帰国したばかり。これまで何度か日本を訪れていたが ...
続きを読む »デカセギ 関連記事
南パラナもふるさと=県連6日間の旅=連載(3)=港町で味わう海の幸=百周年に日本公園計画も=パラナグア
2006年5月20日(土) 六日午後一時ごろ。到着したパラナグア日伯文化協会会館では、あさりの味噌汁や、ボラのフライなど海の幸を使った婦人会の手料理が待っていた。 一行の団長南雲良治さんが「このふるさと巡りでパラナグアに来るのは、今回が初めてです。歓迎していただいたことに感謝しています」と挨拶すると、カラオケが用意され、一同 ...
続きを読む »日本の法務省=入管が「定住者告示」一部改正=連邦と州レベルで求められる無犯罪証明書=情報錯綜、混乱も=業者の声「デカセギの質維持にいい」
2006年5月19日(金) 「定住者」の在留資格で、日系人ブラジル人が日本に入国する場合、連邦と州レベルで無犯罪証明書が求められるようになった。三世などの対象者がビザ取得や日本で在留資格を変更・更新する時に手続きが煩雑化した上、情報の錯綜や混乱がみられているようだ。一方、デカセギの質低下を懸念する、斡旋業者からは「もっと早い段 ...
続きを読む »コラム 樹海
日本で日本語指導が必要な外国人児童・生徒が二万人を突破(〇五年九月時点)したという。文部科学省の基本方針は「受け入れ環境の充実に努めていきたい」だ▼デカセギが多いことで知名の群馬県太田市は、さきごろ日本の学校制度をポ語で解説する「就学ガイドブック」を作製した。ガイドブックづくりは、文科省の指定事業である。特筆されるのはブラジル ...
続きを読む »デカセギ犯罪の国内裁判は可能=伯日比較法学会=討論会で確認=法案検討委を設置へ=外務省、州高裁からも出席
2006年5月18日(木) 【既報関連】「日本で行われた犯罪を、ブラジルで訴訟を起こして裁くことは可能」との見解が、十六日午後七時過ぎから文協ビル内の百周年祭典協会会議室で行われた、伯日比較法学会(渡部和夫理事長)の帰伯逃亡デカセギ問題に関する第一回討論会で確認された。ブラジリアの外務省はじめ、サンパウロの法曹界からも約三十人 ...
続きを読む »大耳小耳
2006年5月18日(木) 「我々は、別にデカセギ反対ではありません」。伯日比較法学会の渡部和夫理事長は強調する。帰伯逃亡デカセギ問題というブラジル人の不祥事に関する問題が、政府レベルの交渉に上るに当たって、デカセギ自体に反対する風潮が再燃することを、心配しているようだ。渡部理事長は「このまま日本に居つくブラジル人同胞の生活向 ...
続きを読む »デカセギ紹介手数料上がる=「新規」が減って=最近は1人1200ドルにも=経験者は自分で就職活動
2006年5月13日(土) デカセギ一人を斡旋業者に紹介すると、手数料の相場はいくら? 新規の希望者が右肩下がりの傾向をみせている上、経験者によって直接、雇用主と交渉するため、斡旋業者の競争が激しいと言われる。プロモトールと呼ばれる、紹介者がたくさん人材を連れてくれば、収入が上がるわけだ。ある意味で貴重な存在になる。斡旋業者が ...
続きを読む »大耳小耳
2006年5月13日(土) 興味深い数字がInfo Money誌オンライン版に出ていた。現在、日本にいる三十万人近いデカセギのうち、パラナ州出身者は七万人、マリンガ市は二万人だという。日本から送金される二十億ドルのうち、五億六千万ドルがパラナ州あてだとか。どうやって算出したのか知らないが、なるほどという感じの数字か。 ...
続きを読む »コラム 樹海
ロサンゼルスに旅行した日系三世の青年が、英語力を高めようと、街に出て英語を使おうとしたそうだ。ところが、相手はスペイン語で応じてきた。意思交換はできたが、複雑な気持だったという▼最近、ロサンゼルスで六十数万人の「不法移民」の示威行進があった。「自分たちがいなければ、労働力が不足し、町の機能がマヒしてしまうゾ。差別を廃して米国市 ...
続きを読む »大耳小耳
2006年5月11日(木) デカセギ斡旋業者によれば、地方のプロモトーラに支払う、紹介料の相場が一人千ドル~千二百ドルになったそうだ。ついこの前までは八百ドルだった。日本での就労希望者が減少気味である上、業者の数が多いためだとみられる。デカセギ経験者は、業者を通さないで直接、雇用主と交渉することも。斡旋業者の実態をつかむのは困 ...
続きを読む »