5月22日(土) 〇三年十一月。旧日本語普及センターは臨時総会を開き、名称をブラジル日本語センターに変更した。 全伯各地に存在する日本語教育団体と差別化。事業内容について、一般にもイメージを沸きやすくさせるのが大きな目的だった。 ブラジル、延いては南米の中心的な機関に成長する―。改称には、そんな意思も込められた。 関係者た ...
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コラム オーリャ!
コラム ALIGN=”MIDDLE” BORDER=”0″> ロンドリーナでさきごろ二年半の勤務を終えた青山鑛一クリチーバ総領事の送別会。別れにのぞみ持論の「日系人の勤勉実直はブラジル社会の〃公認〃である。今後は、ブラジル人のように、したたかに生きよ」という趣旨のメッ ...
続きを読む »教科書 時代を移して変遷(27)=教師を育成、支援=日本語センターの役割
5月21日(金) 給与が安いと教師のプロ意識が低下、自己トレーニングをしない。その結果、授業が面白くないといって、生徒が学校を辞める。学校は生徒数を確保しようと、月謝を高く設定しない。 コロニアの日本語教育は、そんな状況にあるとよく言われる。教師養成を支援することで悪循環を断ち切ろうというのが、関係者の一致した認識だ。 ...
続きを読む »海外の声 代表して=パラグアイの高倉道男氏=自民党公認候補に決定
5月21日(金) 【東京支社】海外在住邦人として初の国政選挙立候補を目指すパラグアイ在住の高倉道男氏(六三)について自民党は、二十日に開いた選挙対策小委海外員会で高倉氏を公認候補とすることを決定した。同日午後、自民党本部で公認申請手続きをした高倉氏に対し、近く公認証書が授与される。在外選挙制度改革やデカセギ子弟の教育問題など九 ...
続きを読む »教科書 時代を映して変遷(26)=「アンブレラ方式」支援=JICA、効率増進を検討
5月20日(木) 「アンブレラ方式」 聞き慣れない言葉だが、国際協力機構(JICA)が現在、検討している支援の在り方だ。 訪日研修や日本語教育団体への支援などを同じ傘(アンブレラ)の中に収め、事業間に密接なつながりを持たせていこうというのが、趣旨。調査団が六月初めに来伯、関係機関と調整する予定だ。 個人的な見解として、小 ...
続きを読む »CIATEに新専務理事=ブラジル通の田尻氏
5月20日(木) 国外就労者情報援護センター(CIATE)の田尻慶一専務理事がこのほど、着任し、十八日の記者懇談会で就任あいさつを行った。同氏は六一年~六四年にウジミナス製鉄所建設のためにイパチンガに勤務。その後、新日本製鐵の南米事務設立・運営のため七二年~七七年にリオデジャネイロに駐在した。ブラジルでの勤務は今度で三回目にな ...
続きを読む »人生あきらめなかった=阪神大震災で半身不随=3世・前田さんに聞く=「障害者仲間を励ましたい」=車椅子でテニス、演劇も
5月20日(木) 阪神大震災で半身不随になった障害を乗り越えて、演劇に挑戦する日系人がいる―。前田シジネイ晃男さん(二八、三世)は、震災で崩落した建物に押し潰されて脊髄損傷となり、日本で手術・リハビリをした後、一九九七年に帰伯した。現在、車椅子ながらコンピュータープログラマーとして活躍しつつ、テニスや演劇に励んでいる。ファベー ...
続きを読む »テーマは「家族」=往復書簡形式で=新一筆啓上賞
5月20日(木) 日本一短い手紙のコンクールとして知られ、ブラジルからの応募者も多かった一筆啓上賞(福井県丸岡町主催)がリニューアルした「新一筆啓上賞」の募集が始まっている。第二回目となる今回のテーマは「家族」。遠く祖国を離れ、日本に親兄弟を残してきた人や、近年のデカセギ現象で子供が日本に向かった人も多いだけに、コロニアにもう ...
続きを読む »教科書 時代を映して変遷(25)=文協日語校が現地校に=インダイアトゥーバ=生徒増、地域貢献ねらう
5月19日(水) 文協日本語学校を現地校に移行──。 サンパウロから北西に約百キロのインダイアトゥーバ市。中心街から自動車で十分ほどの距離に、同市日伯文化体育協会(安部誠会長)がスポーツセンターを所有している。 三・九ヘクタールの敷地内には野球場、プール、テニスコートなどがそろう。その一角に、今、学校が建設中で、竣工後に同 ...
続きを読む »教科書 時代を映して変遷(24)=レベル異なるから複式で=日本語学校の“宿命”
5月18日(火) 五十音字の暗記、国語教科書の暗唱、文型の練習…。三月初旬の午後、日伯のびる学園(サンパウロ市パライーゾ区)を訪れると、十~十五歳くらいの児童・生徒十数人がそれぞれの習熟度に合わせて、日本語を学習していた。 教師、助手合わせて四人が机を回って、個別に指導する。ある生徒にポルトガル語で語彙の説明をしていると、別 ...
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