12月11日(木) 日本へ出稼ぎに行った日系人留守家族を狙った金銭目的の詐欺事件が相次ぐ中、十一月下旬、サンパウロ州ジャカレイ市で同様の手口で合計四万六千レアルを騙し取られる事件が発生した。九日、サンパウロ総領事館が明らかにした。今年三月頃から被害が発生しているが、これほどの大金は初めて。 事件の被害者は六十歳代の日系二世女 ...
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愛知県警から感謝状=デカセギが強盗逮捕に協力
12月11日(木) 愛知県刈谷市在住の日系ブラジル人、リカルド・ヒトシ・キムラさん(一八)に先月二十七日、強盗逮捕に貢献したとして、刈谷市中央署から感謝状が手渡された。リカルドさんは二年三ヵ月前にデカセギとして来日。ある夜中、隣人の部屋に押し入った日本人強盗を自転車ポンプで一撃、警察に連絡して逮捕にこぎつけた。六日付、インター ...
続きを読む »「グローボ・レポーター」国外在住ブラジル人特集=世界の〝デカセギ〟事情(4)=奴隷のように働く毎日=珈琲輸出額上回る送金
12月10日(水) 眩いばかりの風景が広がり、千年以上の歴史文化と最先端技術を持ち合わせる国、それが日本――。十二年にわたる不景気が叫ばれつつも、日本は世界第二の経済大国であり、数十万のブラジル人が、生活の糧を得ようと、この国へ行くことを選択している。 一日十四時間 「より充実した人生を送る夢をみて、私たちは日本にやって来 ...
続きを読む »「グローボ・レポーター」国外在住ブラジル人特集=世界の〝デカセギ〟事情(3)=領事自ら密入国斡旋=続く不法移民の悲劇
12月9日(火) 不法就労していた夫が留置場に収容され、悲嘆に暮れていたブラジル人女性、マリア・ド・カルモ・アモリン。最初の取材から一ヵ月後となる十月、グローボ・レポーター取材班は再び彼女に会った。四人目の子ども、ブレンダが生まれ、父親はブラジルに強制送還されていた。父親はインターネット画面を通して、初めて娘の顔を見た。父親は ...
続きを読む »デカセギ向け新サービス=携帯電話の着信メロディ
12月9日(火) 日本で三十万人と言われる日系ブラジル人を中心としたラテンアメリカ人コミュニティ。彼らを対象にした新聞、雑誌、ケーブルテレビはすでに知られる所だが、新たに着信メロディサービスも開始された。着信メロディとは、携帯電話の呼び出し音。現在では、携帯電話内のインターネット機能を利用して、音楽や声などの呼び出し音を受け取 ...
続きを読む »東方に生きる~ウルグアイ日系社会事情(5)=最終=日本人会初の女性会長=前堂さん「日本語存続させたい」
12月9日(火) 約五百人規模とみられるウルグアイの日系社会。唯一の日系団体である日本人会を中心に結束し、親睦はもちろん、会員らが助け合う場として機能してきた。ただ、近年ではブラジル同様、出稼ぎによる空洞化や、三世以降の会員減少などの悩みを持つ。そんな日本人会の切り札が、今年八月に就任した日本人会初の女性会長、前堂喜久子ネリー ...
続きを読む »「日本語のガイドなら私たちに任せて」=史料館でボランティア=知る会〝実力〟見せる=島内中南米局長の質問に=よどみなく説明
12月6日(土) [既報関連]リベルダーデ区サンジョアキン街の文協ビル七~九階の日本移民史料館(大井セーリア館長)。一九〇八年から現在まで、一世紀近くにおよぶ日本移民の歴史が一覧できる。同館でボランティア・ガイドを務める「ブラジルを知る会」(清水裕美代表)は日本企業の駐在員夫人らで構成される女性だけの団体。メンバーらの活躍ぶり ...
続きを読む »お知らせ
12月6日(土) 紙面の都合により連載「世界の〃デカセギ〃事情」は休みます。
続きを読む »「グローボ・レポーター」国外在住ブラジル人特集=世界の〝デカセギ〟事情(2)=ドルが支える町 G・ヴァラダーレス市=6人に1人が外国就労
12月5日(金) 公式発表では、六十万人ともいわれる在米ブラジル人。ミナス・ジェライス州西部に位置するゴヴェルナドール・ヴァラダーレス市は、米国就労先進地として有名だ。一九六〇年代から移住事業を展開、ブラジル労働者を送り込んだ。同市役所によると現在、少なくとも市民六人に一人が外国滞在、国外就労している。 引き裂かれた家族 ...
続きを読む »デカセギ=残した子供に送金せず?!=中川さんが親の怠慢批判
12月5日(金) デカセギ子弟の問題などを研究している心理学博士、中川キョウコさんの講演が先月、静岡県浜松市で開かれた。デカセギ四十四家族の子どもでサンパウロの公立学校に入学した七十人の実態調査をもとに、デカセギの親の三割は在伯の子どもたちに送金をしていないなどと発表。また、在日ブラジル人弁護士が法的手段を講じるなど、デカセギ ...
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