バストス文協の真木勝英会長によれば「デカセギ帰りの人とは全然つながりがない。会員になってほしいけどイベントにすら来ない」。若い世代のコロニア離れは同市も例外ではない。本場の日本文化に触れ、最新の日本事情を知るデカセギ帰りを、いかにコロニアに吸収するか。今が各地の文協の工夫のしどころ、踏ん張り所のようだ。 ◎ バストス文 ...
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USP=日系合格者が過去最低=頂点の90年は18%も=以後減少し今年9・5%に=純血者は今も高学歴志向か
サンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)の顧問・宮尾進さんの調査によれば、今年度のサンパウロ州立総合大学(USP)の日系人合格者の割合が、過去最低の9・5%となったことが判明した。1978年の同調査開始時は11%で、以後は徐々に上昇し、1990年の18%をピークに減少していた。 宮尾さんはこの減少傾向に関し、当初は「改正入管 ...
続きを読む »「僕は何もしていない」=Bブロックとして逮捕の原野さん=(下)=信念から社会運動に参加=漫画など日本好きな一面も
ブラック・ブロックとは、覆面をした黒ずくめの集団で、デモ隊に混じって破壊行動を行うことで悪名が高い。インターネットの動画投稿サイトにある「ヒデキ・ハラノが逮捕された瞬間」と題された動画では、警察に所持品検査をされている場面が映っているが、緑色のジャケットに濃い青色のポロシャツとごく普通の格好だ。 原野さんはまず取調べを受け、官 ...
続きを読む »■訃報■本紙さいたま支局長 蓑輪 政一
ニッケイ新聞のさいたま支局長だった箕輪政一さんが、前立腺ガンにより5月7日午後7時ごろ、埼玉県浦和市の社会保険病院で亡くなった。享年83。 新潟県上越市出身。リオのイシブラスに出向していた経験があり、その縁で、元日毎紙記者の野呂義道さんから日毎紙東京支局を引きついた。1989年に有限会社「日伯毎日新聞社」(東京都港区三田)を設 ...
続きを読む »県連日本祭りいよいよ開幕!=前日に関係者が準備で奔走=注目の郷土食ブース続々設営
ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)主催の『第17回フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)』が4日正午、サンパウロ市のイミグランテス展示場(Rod . dos Imigrantes, km 1,5)で開幕する。開幕前日の3日、注目の郷土食会場で意気込みを聞いた。 お馴染みの大鳥居をくぐって右手に抜けると、各県人会 ...
続きを読む »在日ブラジル人=本格的な互助支援開始へ=ブラジル文化福祉センター設立=ブラジリアンプラザを買収=文協や援協に協力求める
社団法人「日本海外協会」(今村忠雄会長)とNPO法人「交流ネット」(舩津丸謙一代表)が、在日ブラジル人の障害者や高齢者のデイサービスなどを目的とする「ブラジル文化福祉センター」を設立し、7日に群馬県邑楽郡大泉町で事務所の開所式を行った。出稼ぎ派遣業務などを行なってきた株式会社「アバンセコーポレーション」の林隆春代表取締役が筆頭 ...
続きを読む »在日ブラジル人子弟の教育向上に=両側で教員養成講座に協力=(中)=金融恐慌と同時に募集?!=ユニークなポ語「日本学」
溝口シゲヨさん(67、三世)さんは、佐賀県出身の移民家族の孫としてサンパウロ州ビラッキ市に生まれ、18歳まで日系社会のなかで育った。「実は、学生時代ポルトガル語が苦手で、学校では通訳してくれていた同級生に頼っていた」という。 18歳で出聖、進学し、サンパウロ大学で生物学を専攻した。卒業後、サンパウロ市の初等・中等学校で物理、生 ...
続きを読む »在日ブラジル人子弟の教育向上に=両側で教員養成講座に協力=(上)=ブラジルと銀行が400万ドル負担=205人が教員免許を取得
日本のブラジル学校は日伯いずれの政府からも公的な支援が受けられず、経済面でも教育の質の面でも課題を抱えていた。しかし09年7月より、ブラジル政府とブラジル銀行が400万ドルの費用負担をし、日伯政府が協力し4年半にわたって「遠隔教育による在日ブラジル人教育者向け教員養成講座」を開講し、昨年末、205人が教員免許を取得して卒業した ...
続きを読む »日系少女を主人公に映画制作=「Sapatos de Haruka(ハルカの靴)」
FMU大学で映画制作を学ぶ学生らが卒業課題に「移民」をテーマに選び、15歳の日系少女ハルカを主人公にした短編映画「Sapatos de Haruka(ハルカの靴)」を製作した。 タウバテのキリリンに生まれ育ったハルカの両親は農業を営んでいたが、経済的に苦境にたたされていた。そんななか母親が病に倒れ、父親が日本へ〃デカセギ〃へ行 ...
続きを読む »エクアドル=首都で増加する日系レストラン=日本食なのかペルー食か?!=リマ生まれ 三重県育ち キネイ料理長=味の原点はオバアの沖縄風
【エクアドル発=秋山郁美通信員】これは日本食か、はたまたペルー食なのか――。日本料理は世界中で流行しており、エクアドルでも例外ではない。在留邦人が少なく日本食材がなかなか手に入らない首都キト市内でも、ショッピングモールには必ずと言っていいほど、チェーン店NOEなどたくさんのスシ・バーがある。中でも最近特に目立つのが「japon ...
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