ニッケイ新聞 2011年5月4日付け 精神科医の中川勇デシオ氏が3日午前0時ごろサンタクルース病院で死去した。60歳。肺ガンのため2週間ほど前から同病院に入院していた。 サンパウロ州ツッパン生まれ。60年にサンパウロ市へ移転し、78年にサンパウロ大学医学部を卒業。精神科医として活動するとともに、日伯高齢者研究グループ会長、文 ...
続きを読む »デカセギ 関連記事
日系社会、企業の助けになる人材=大阪商大から古沢教授=日伯で日系人の意識調査
ニッケイ新聞 2011年5月3日付け 日本企業の国際人的管理における「日系ブラジル人の活用」について研究を行っている古沢昌之・大阪商業大学総合経営学部教授がブラジルでの調査のため3月に来伯した。 文部科学省の09年度科学研究費補助金を受けて3年計画で行われる同研究で古沢教授は、日系ブラジル人を経営資源として捉え、日系社会、ブ ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2011年4月27日付け スザノ福博村で起こった、帰伯者を狙う新手の強盗事件。10日も過ぎてから襲われたことは、帰国者の存在、住所まで相手が完全に把握していることを示している。 どこから洩れるのか、はっきりしたことは分からない。ただ言えるのは、その状況にあればいつ狙われてもおかしくない、その可能性が高いというこ ...
続きを読む »デカセギねらう新たな手口か=スザノ=福博村で偽装強盗=連警装い家に侵入
ニッケイ新聞 2011年4月26日付け 日本から一時帰国した日系人を狙った強盗事件が17日早朝、スザノ市の福博植民地(福博村)で起こった。空港から自宅に着いた時を狙うのはたびたび聞く手口だが、今回の事件は帰国から10日後に発生している点が異なる。しかも強盗グループは連邦警察の制服、装備を身につけていたという。訪日就労者の帰伯が ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2011年4月26日付け 帰国から時間が経って警戒を緩めたところを襲ったスザノでの強盗事件。他の事例は今のところないが、デカセギ帰伯者を狙う新たな手口が生まれているのかもしれない。仮に金を持っていなくても、強盗は金を持っていると思って狙ってくる。被害に遭ったA氏は、2年前にやられた経験から、強盗侵入前にドルを出し ...
続きを読む »12年のデカセギ支援に終止符=Gニッケイが終了宣言=「役割果たし終えた」=帰伯者4千人以上に応対
ニッケイ新聞 2011年4月21日付け 「十分に役割は果たしたと思うのでこれで活動を終了します。今まで協力してくれた家族、ボランティア、求職情報を寄せてくれた企業のみなさんに感謝したい」。12年前から帰伯デカセギに職業紹介するボランティア活動を続けてきたグルッポ・ニッケイ(Grupo Nikkei de Promocao Hu ...
続きを読む »第2回=モコカ=幻の養蚕村アスパーゼ=桑が育たず植民地瓦解
ニッケイ新聞 2011年4月19日付け 県連故郷巡り一行は1日目、3月26日午後4時に〃幻の養蚕村〃アスパーゼ植民地(ASPASE、パウリスタ養蚕協会=Associacao Paulista de Cericultura)のあるモコカ市(人口約9万人)を訪ねた。ミナスとの州境まで車でわずか5分、モコカ市セントロからアスパーゼま ...
続きを読む »第1回=サンカルロス=百周年機に再生果たす=生まれ変わる日系団体
ニッケイ新聞 2011年4月16日付け ブラジル日本都道府県人会連合会主催のモジアナ線周辺を訪ねる第35回「移民の故郷巡り」(吉村幸之団長=佐賀県人会長)が3月26日から4日間行なわれ、約125人がバス3台に分かれて計6ヵ所を見て回った。移民百周年を機に復活したサンカルロス文協、州立農大教授が中心になったジャポチカバル文協、モ ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2011年4月8日付け ここ一週間ほどで立て続けに、百周年を機に復活した日系団体に遭遇し、深い感銘を受けた。サンカルロス日伯協会とウバツーバ日伯文化協会だ。今は、長い黄昏を経た「生まれ変わりの時」なのだと感じる。双方とも一世中心の活動を90年代に停止させ、百周年の前年から二世層を中心に再出発した▼おもえば90年代 ...
続きを読む »激動する在日コミュニティ=帰伯者 日本に〝恥〟の置き土産も=イシさんゴミ・借金問題批判
ニッケイ新聞 2011年3月30日付け 日本のポ語新聞が二つとも無くなった——。1990年からのデカセギブームの隆盛と共に生まれたインターナショナル・プレス紙(2010年末まで)とトゥド・ベン紙(2009年初めまで)の2大紙が金融危機後、相次いで紙印刷版を辞め、ウェブ版(インターネット)だけになった。2月25日に来社したエスニ ...
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