ニッケイ新聞 2009年7月1日付け 日本の出入国行政について有識者の意見を聞く「出入国管理政策懇談会」という法務大臣の私的懇談会がある。そこでの議論は国の基本計画策定にも影響を与える。 六月二十二日の同懇談会で、日系人受け入れが議題に上った。あくまで出席者の意見とはいえ、デカセギ現象の根幹に関わる意見が出ている。 例えば ...
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県連代表者会議=園田副会長が訪日報告=日本祭は財政厳しく
ニッケイ新聞 2009年6月27日付け ブラジル日本都道府県人会連合会(県連、与儀昭雄会長)の六月代表者会議が二十五日午後、文協ビル十四会議室で行われた。 与儀会長の挨拶に続き、社会福祉法人救済会会長の吉岡黎明さんが、八月十六日に開催する第三十五回バザーの案内をし、同会の運営への協力を呼びかけた。 事務局報告、前会議事録質 ...
続きを読む »日伯論談=第8回=日本発=今が試練の時=日系リーダー誕生に期待=高橋幸春
2009年6月27日付け ブラジルで暮らしたのはわずかに三年だけだったが、その間に日系三世と結婚した。 妻の祖父が戦前、一度だけ日本に帰国していたが、祖父以外に移住後、日本の土を踏んだ者は家族にも親戚にもいない。それが、入管法が改正され妻の弟、甥、いとこたちが大挙して日本にやってきた。 目標の金を貯めて帰国した者もいれば、 ...
続きを読む »ADESC婦人、ボリビアへ=連載(3)=日本国外唯一の〃オキナワ〃=今年で入植55周年
訪問旅行の一行が乗るバスは、二十二席しかない小型バス。二十三人のうち、いつも誰かが座れない。しかし、それでもボリビアでは一番いいバスを借りたのだとか。 オキナワ第一移住地で、ADESCは三グループに分かれて滞在した。四人がオキナワ日本ボリビア協会会館、六人が同地友好病院、残り十三人は同地の小さなホテルへ。 オキナワ第一移住 ...
続きを読む »デカセギ子弟支援のISECに=パソコン・書籍など寄付=お茶の水ロータリーから
ニッケイ新聞 2009年6月24日付け デカセギ帰伯子弟の教育問題に取り組むNPO団体ISEC(教育文化連帯学会、吉岡黎明会長)の「かえるプロジェクト」は、この度、東京お茶の水ロータリークラブからリベルダーデ・ロータリークラブを通じて、総額六十一万円相当の寄付を受け取った。 デカセギ帰伯子弟のブラジルへの再適応を支援する同プ ...
続きを読む »サントアンドレーで「移民の日」=市議会が日系人2人を表彰
ニッケイ新聞 2009年6月24日付け サントアンドレー市議会はサントアンドレー日系連合会八団体と共催し、十六日午後七時から「移民の日」式典を同市議会講堂で開催した。 名誉席にはオーランド・モランド州議会議員、ジョルジ・ルイス・グウゾウ同市運営局長、サルジェント・ジュリアーノ市会議員、丸橋次郎在聖首席領事、牧半治サントアンド ...
続きを読む »日伯論談=第7回=ブラジル発=デカセギ現象の回顧と展望(下)=渡部和夫=在日ブラジル人は日伯つなぐ絆
2009年6月20日付け 日本社会はブラジルと異なり、民族や生活様式に関して高い同質性を持っている。アングロ・サクソン系の国のように、求心力が強く、少数民族を拒むような体質がある。 このような社会の特質は不変なものなのか? 在日ブラジル人との関係に変更があることを期待できるのか? それは在日ブラジル人の側の態度にもよるだろ ...
続きを読む »「日本政府の支援に感謝」=ブラジリア=伯日議連のデカセギ・セミナーで=今後の課題は帰伯再適応へ
ニッケイ新聞 2009年6月20日付け 【既報関連】首都ブラジリアで十六日に開催された新幹線セミナーに引き続き、同日午後四時から下院講堂で伯日連邦議員連盟(飯星ワルテル会長)が主催したデカセギ・セミナーが行われ、七人の専門家が現状と課題を発表した。連邦議会・政府関係者からは、日本政府が実施する在日日系人支援策に対する感謝の言葉 ...
続きを読む »日本移民101周年の「移民の日」=今年もサンパウロ市でミサ、法要=新時代へ決意あらたに
ニッケイ新聞 2009年6月19日付け ブラジル日系社会は六月十八日、日本移民百一周年となる「移民の日」を迎えた。今年もサンパウロ市内各所で恒例の慰霊行事が営まれ、出席者らは先人へ感謝の思いを捧げた。百周年を祝った一年が過ぎ、新たな世紀へと入ったコロニアの歴史。節目の一日の表情を伝える。 ■130人集い先駆者慰霊ミサ=過去と未 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2009年6月19日付け 十六日に首都で行われた伯日議連主催のデカセギ・セミナーの中で、最も強く印象に残ったのが、グルッポ・ニッケイの島袋レダ代表の発表だった。世界同時不況の大波をもろに受けて、激増する帰伯者の支援活動をしており、ボランティアでやっている割に、大変な労力がかかっていることは容易に想像できる▼同団体 ...
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