ニッケイ新聞 2008年8月26日付け 「日本人」という言葉には血統重視のニュアンスがあると前節で説明したが、その日本社会自体が変わってきた。 先日の厚生労働省の統計調査で、日本で生まれた赤ちゃんの三十人に一人が混血であると発表された。国際結婚は東京都区部や大阪、名古屋両市では、十組に一組にもなる。ブラジルの日系社会同様、純 ...
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邦楽中南米公演=尺八、箏の音色に包まれ=伝統と斬新さで観客魅了
ニッケイ新聞 2008年8月26日付け 国際交流基金の文化芸術交流事業「邦楽中南米公演」のサンパウロ公演が、十五日にサンパウロ市文化センターで行なわれ、約二百人が日本の音色に聞き入った。 来伯した尺八奏者の三橋貴風さん、箏奏者の吉村七重さん、三弦奏者の檀野未佳さんの三人と、日本で十年以上修業した経験のあるブラジル人尺八奏者の ...
続きを読む »アチバイア花と苺祭り=百周年イベントで盛大に=来月5日から
ニッケイ新聞 2008年8月26日付け サンパウロ州アチバイア市、オルランジア協会(平中信行会長)主催の人気イベント、「花と苺祭り」が九月五、六、七、十二、十三、十四、十九、二十、二十一日の計九日間にわたり、同市のエドムンド・ザノニ市立公園(Av.Horacio Neto,1030)で開催される。今年で二十八回目。 今年のテ ...
続きを読む »憩の園慈善バザー=1万5千人で賑わう
ニッケイ新聞 2008年8月26日付け 救済会(吉岡黎明会長)主催の「第三十四回憩の園慈善バザー」が十七日午前九時から、グアルーリョス市の同園内で行われた。 今年は快晴にも恵まれ、午前九時の開園時間には長蛇の列ができていた。在聖総領事館の西林万寿夫総領事夫妻をはじめ、約一万五千人が訪れ、大盛況を収めた。 雑貨など四十八の屋 ...
続きを読む »日本語能力試験=締め切り迫る
ニッケイ新聞 2008年8月26日付け 【既報関連】ブラジル日本語センター(谷広海理事長)は、十二月七日に行われる日本語能力試験の受験を呼びかけている。申し込み締め切りは九月六日。受験料は一、二級は五十レアル、三、四級は四十レアル。 次の機関で受け付けている。日本語センター(11・5579・6513)、汎アマゾニア日伯協会( ...
続きを読む »刊行物「同素体」
ニッケイ新聞 2008年8月26日付け 『同素体』九月号(通巻五四二号)が発行された。同人作品から「轟音」(橋爪句大地、その一句「世界地図日本みつめる日向ぼこ」)、「小春日」(畔柳道子、その一句「冬麗のミサ荘厳に慰霊祭」)、「百年祭」(鈴木竜尾、その一句「皇太子御訪問の日や百年祭」)、ほか。
続きを読む »沖縄県人移民百周年=先人の教えを次世代に=ジアデマ=世界のウチナーンチュ4千人=次の百年へ誓いあらたに
ニッケイ新聞 2008年8月26日付け 先人の教えを次世代に――。沖縄県人ブラジル移民百周年記念式典が二十四日午前十時半から、ジアデマ市の沖縄文化センターで開かれた。笠戸丸契約移民七百八十一人のうち三百二十五人を占めた沖縄県人。式典には国内外から約四千人のウチナーンチュが一堂に集い、今日の県系社会発展の礎となった先人への感謝と ...
続きを読む »沖縄100周年=ブラジルへ届いた「島人ぬ宝」=BEGINが祝賀メッセージ
ニッケイ新聞 2008年8月26日付け あの「BEGIN」も百周年祝う――。 母県沖縄、世界各国のウチナーンチュも駆けつけ、沖縄文化センター(ジアデマ市)で約四千人が盛大に祝った「沖縄県人移民百周年祭典」。午後にあった芸能祭の開始直前、とっておきのプレゼントが用意されていた。 コロニアでも世代を超え愛唱されている名曲「島人 ...
続きを読む »Unctad報告=07年対伯投資が途上国一=BRICsの雄、ブラジル=来る40年は牽引車になる=眠り竜が目を覚ますか
ニッケイ新聞 2008年8月26日付け 国連貿易開発会議(Unctad)は二十四日、ブラジルへは二〇〇六年から二〇〇七年にかけ、発展途上国では最大の直接投資が行われたことを発表と二十五日付けエスタード紙が報じた。投資額は前年の百八十八億ドルから一挙に三百七十四億ドルと飛躍し、中国やインドを上回った。二〇〇八年は世界的に投資が三 ...
続きを読む »寄席ブラジル公演 超満員=文協=3百人を笑いの渦に包む
ニッケイ新聞 2008年8月26日付け 「寄席ブラジル公演」のために日本から来伯している三笑亭茶楽さん(落語)、林家今丸さん(紙切り)、やなぎ南玉さん(曲独楽)の三人は、二十四日午後二時から文協ビルの小講堂で同公演を開催した。 開始時刻になると会場内には、超満員の約三百人が訪れた。通路にも立ち見の客が溢れ、公演は大成功を収め ...
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