ニッケイ新聞 2008年7月8日付け ヴァーレは、政府の強い要請により肥料生産へ大型投資を行うことを決めた。ブラジルは、まだ肥料の七〇%を輸入に頼っている。そのためペトロブラスと合弁でペルーのバジョバルの燐酸鉱山を採掘する。 投資は四億七千九百万ドル、生産は年三百九十万トン。開始は二〇一一年。ヴァーレが採掘し、ペトロブラスが ...
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尋ね人
ニッケイ新聞 2008年7月8日付け 広島県出身の中西美恵子さんの消息を、子供時代の友人の上田博正さんが探している。 中西さんは広島市出身で現在の年齢は七十歳くらい。戦後早い時期にブラジルへ移住したという。姉の名前は貞子さん。 上田さんは四三年頃、同市内の中西さん宅の隣りに住んでいた。 心当たりのある人はニッケイ新聞編集 ...
続きを読む »人質解放で伯外交問われる
ニッケイ新聞 2008年7月8日付け コロンビア政府軍の人質奪還作戦が成功したことで、ブラジルの外交政策に対する見方に変化が起きているらしい。再々仲介依頼を受けたルーラ大統領の態度は、曖昧であったという。また米国の南米介入も、公然の秘密となったようだ。
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2008年7月8日付け 「響ファミリー」の人気はすごい。さきの慈善公演で入場できず、帰宅したファンが多かったということで、追加公演が急遽企画され、それが来る十三日。きのう主催者が発表したところによれば、協力券はすでに売り切れ、つまり「札止め」。「当日、券のない人は入場できないので、ご注意を」と。 ◎ ...
続きを読む »全伯の連合会からの祝辞
ニッケイ新聞 2008年7月5日付け 日系国際人の育成をパラナ日伯文化連合会会長 西森 ルイス 弘志 ブラジル日本移民百周年パラナ州式典を無事に厳粛に挙行できましたことを祭典委員一同と共に心から喜び神仏に感謝申し上げます。 大きな夢を抱いて、農業移民として渡って来られた日本人を温かく迎え入れてくださいました寛大なブラジル国に、 ...
続きを読む »【論説】移住とはなんだったのか=百年の歴史を振り返る=ニッケイ新聞 主筆 石塚大陸
ニッケイ新聞 2008年7月5日付け 先の6月18日は「移民の日」。今から100年前のこの日、781名の移民を乗せた笠戸丸は、サントスの14号埠頭に接岸し、ブラジル移民の第一陣となって大きな花を咲かせる礎となる。4月28日に神戸を出港しシンガポールから喜望峰を回って大西洋に入りコーヒーで大儲けの夢を抱いての上陸だったが、待ち受 ...
続きを読む »コロニア新世紀を占う=どうなる、どうする=ブラジルの〃ニッポン〃=各界10人が大胆に予想
ニッケイ新聞 2008年7月5日付け コロニア新世紀を迎えた今、ブラジルは空前の日本ブーム。日本食はもちろんのこと、高まる日本語熱、そして、様々な日本文化の影響は、すでにこの国の多様性を語るには欠かせない要素となっている。百年をかけて浸透し、ブラジル化した〃日系文化〃が生まれている百周年の今だからこそ論じたい。何が残り、何を、 ...
続きを読む »私の「邦字新聞の45年」=ニッケイ新聞 編集局報道部 記者 神田大民
ニッケイ新聞 2008年7月5日付け 日本語でしか情報を得られなかった人たちのために ブラジルにおける邦字新聞は、特に日本語でしか世の中のことを知る術(すべ)がない人にとって役に立つ新聞である。このことは、一九一〇年代に最初の新聞が発行されてから現在まで、そんなに変わっていない。九十年余も必要に迫られて発行されてきた新聞だが、 ...
続きを読む »皇太子さまご来伯記念写真グラフ4(パラナ編2)
ニッケイ新聞 2008年7月5日付け マリンガ日本公園にお立ちより 移民百周年を記念して全伯最大規模の日本公園を建設するマリンガ市。6月22日夜、ローランジア市の記念式典の時間超過により、皇太子さまが予定より2時間ほど遅れてご到着。あたりはすっかりと暗くなっていたが、地元日系人やブラジル人住民など大勢が今や遅しと待っていた。写真 ...
続きを読む »編集部座談会「ざっくばらんでいこう」=各地の百周年式典を総括
ニッケイ新聞 2008年7月5日付け ◆座談会参加者の紹介深=本紙の編集長ながら、最多のブラジリア、サンパウロ、パラナ、ベロ・オリゾンテを取材。若手記者を大きく引き離す奮迅の活躍ぶりを見せた。神=邦字紙記者歴四十余年、唯一過去の周年行事を取材。サンパウロ・サンボードロモ式典会場には、朝から張り付き、全体の流れをその深い経験と高い ...
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