ニッケイ新聞 2008年6月25日付け 失われた十年といわれるブラジルの八〇年代、日本の九〇年代が現在、米国へ渡った。米国のマスコミにリセッションや失業、金融パニック、消費者ローン落ち込みの語句のない日がない。 米国人は、経済危機がもたらす結果や対処の仕方が分からない。いつも他国の経済を助けた米国が、まるでゴミ箱の中に放り込 ...
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文協で「6月祭り」=26日午後6時から
ニッケイ新聞 2008年6月25日付け ブラジル日本文化福祉協会拡充委員会(田中エミリア委員長)は二十六日午後六時から文協展示室(Rua Sao Jaoquim 381)で「フェスタ・ジュニーナ」を開く。 毎週木曜日午後五時から文協で開催されているダンスレッスンの一環として行われるもので、今回が初めての開催。 本田ジュリア ...
続きを読む »狼少年ソロスが警告=米発恐慌がこれから十年
ニッケイ新聞 2008年6月25日付け 偽アラームを再々鳴らしたので狼少年の異名をもらった投機家ジョージ・ソロス氏が、今回は本物で目の前にいるという。同氏は、これまでに数々の経済理論を発表。 最近では「新パラジグマ」を発表。過去二十五年間に形成されたスーパーバブルは、いま崩壊前夜にあるという。これは、資本主義の崩壊であると見 ...
続きを読む »キリストの幕屋=28日に上映会
ニッケイ新聞 2008年6月25日付け サンパウロキリストの幕屋(木村喜代人代表)は、二十八日午後二時から宮城県人会(Rua Fagundes,152)で、「明日につなぐ日本の心」上映会を催す。入場無料。 今回は「日系人の名誉」「味わえ見よ」「青葉茂れる桜井よ」の三本が上映される。 飛松実副会長、飛松真会員が本紙を訪れ「日 ...
続きを読む »中銀総裁後任にトンビーニ氏有力
ニッケイ新聞 2008年6月25日付け メイレーレス中銀総裁が二〇〇九年十月、PSDB(民主社会党)の党籍期限が切れる。二〇一〇年に下議で立候補するためには、党籍確保か放棄かを決める。確保の場合、中銀総裁を辞任するので、後任に同中銀のアレシャンドレ・トンビーニ氏が有力視されている。同氏は、米イリノイ大学で博士号を取得。
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2008年6月25日付け フォーリャ・デ・ロンドリーナ紙二十四日付けによれば、皇太子さまは二十三日午前、パラナ州のマリンガ空港で、再び「quebrou o protoco lo」(儀礼を破った)という。同州の警備担当官はもちろん、先導した白バイ隊にまであいさつをされたという。同紙の取材に答えた佐藤宗一在クリチーバ ...
続きを読む »サメが近海で絶滅
ニッケイ新聞 2008年6月25日付け ブラジル近海からサメ(トゥバロン)が、激減している。サメにも色々の種類があるが、縞模様のカッソン・リスタードは、絶滅種となった。 特にアジア地域からのひれの注文が多く、世界的に乱獲されている。ブラジルではサンタカタリーナ州のイタジャイ港が、サメの漁獲で有名。ひれは三社が、中国向けに買い ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2008年6月25日付け 百周年のクライマックスとも言える、三都での記念式典が終了した。 サンパウロ市では心配された入場の混乱はなく、パラナでは予想を大幅に上回る七万人以上が来場。大統領から州知事、市長まで、最大級の賛辞で日本移民、日系社会のブラジル国への貢献を称えた。 日本では、皇太子さまが臨席された式典、 ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年6月25日付け 二十三日にリオの青少年殺害に関与した兵士たちが謝罪文を出したが、責任者は少尉一人との記述も。自分たちにも責任があるはずなのに、人に責任をかぶせる器量の小ささにはあきれるが、社会が悪い、あいつが悪いという言い草は世界中から聞こえてくる。 ◎ サンパウロ州ピエダーデで二十一日午後 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年6月25日付け フォーリャ・デ・サンパウロ紙が去る十八日の「移民の日」に特集号を発行し、日系社会がブラジルに根付いたという基調のページづくりをした。そのなかで日系人が本来の民族性を維持できている理由は、「結婚」と「日本語」にある、としている。説得力がある結論づけといえよう▼異民族とより混じらない結婚、家 ...
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