ニッケイ新聞 2008年6月11日付け 食糧危機が懸念される中、コモディティを生産する地方都市は食糧景気で沸いていると八日付けエスタード紙が報じた。大豆や小麦、米はこれまで、こんな高値が付いたことがなかった。 二〇〇三年から二〇〇七年を比較すると地方内陸部における農業生産者の可処分所得は、倍増した。その額は、一兆一千七百億レ ...
続きを読む »ニッケイ 関連記事
若林和男さん個展=サンパウロ市、ロンドリーナで
ニッケイ新聞 2008年6月11日付け 画家の若林和男さんの個展が十一日からパラナ州ロンドリーナ、十七日からサンパウロで開かれる。 ロンドリーナの会場はロンドリーナ美術館(Museu de Arte de Londrina、Rua Sergipe,640)で、同市役所、美術館が主催。新作十三点、版画などあわせて三十点以上の作 ...
続きを読む »ドーハ詰めの機会=欧米は中古車を高く売る
ニッケイ新聞 2008年6月11日付け アモリン外相は五日、米大統領選がバラク民主党候補に決まったことで、座礁していたドーハ・ラウンド(多国間交渉)の農産物補助金を七月までに米国と詰めるチャンスだとパリーのOECD(経済協力開発機構)会議で語った。 外相の見方では、欧米が中古車を高値で売る魂胆だという。欧米はドーハ・ラウンド ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2008年6月11日付け おととい朝、百周年記念協会を訪ね、経費の一助に、とお金を寄付しようとしたら、それを断られた一世の高齢者が来社した。「事務所には机を並べて事務をとっていた人たちがいたのですが、(寄付を)受けられない、というのです」。一世と二世の差ですかね、とも言った。十日付本紙記事では、協会の最高幹部たち ...
続きを読む »交付金は与党市へ=次期選挙へ向け点数稼ぎ
ニッケイ新聞 2008年6月11日付け ルーラ大統領はPT(労働者党)と連立党に属する市長の都市には、公共事業交付金で大きな格差をつけたことが判明した。与党の市長が統治する都市は、人口一人当たりの交付金が八十レアルに上るのに対し、野党の市は四十二レアルに過ぎないことが分かった。 次回選挙で点数稼ぎとなる公共工事や社会福祉事業 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2008年6月11日付け サンパウロ市で開かれたバンデイランテス植民地出身者の集いを訪ねた。 戦中の一九四四年に入植した同地。日本人が集まる事も禁じられていたはずだが、「田舎はそうでもなかったんですよ」と出席者の一人。暗い時代を想像していた記者には、新鮮に響いた。 それでも戦後は日本の戦勝や「南洋行きの船が来 ...
続きを読む »アミアントの原料使用を禁止
ニッケイ新聞 2008年6月11日付け 最高裁は四日、発ガン物質といわれる白色アミアント(アスベスト)の原料としての使用を違法と定めた。一九九五年に使用許可を定めた連邦令九〇五五号も近く取り下げになる見込み。使用は、最終仕上げの段階にのみ許可という。
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年6月11日付け 毎日食べているコメが先月、倍近く値上がりした。アルゼンチンが輸出を制限したのが主たる理由だといわれる。東洋系が好んで食べる炊飯できるコメは、国産も増えているし、あまり関係がないのでは、と思われるのだが、例外ではなかった。元値が高いだけに、値上げ分の数値も高い▼もう一つの理由に生産資材の値 ...
続きを読む »SESC「ブルースとショーロの夜」
ニッケイ新聞 2008年6月10日付け SESC・アヴェニーダ・パウリスタ(パウリスタ通り119)で、七月二日まで、毎週水曜日と木曜日、午後七時から「ブルースとショーロの夜」(音楽会)が行なわれている。入場無料。問い合わせ電話3179・3700。
続きを読む »ロベルト・ノリオ学園「六月祭り」
ニッケイ新聞 2008年6月10日付け エスコーラ・ロベルト・ノリオ学園(山内和子学園長)は、十五日午前十一時から午後四時まで、恒例の「フェスタ・ジュニ―ナ」をサンパウロ市文協ビル体育館(ガルボン・ブエノ街540)で開く。入場無料。 祭りでは、一歳半の幼児から小学三年生の生徒、保護者らがグループ別にダンスを披露。案内に来社し ...
続きを読む »