ニッケイ新聞 2008年6月10日付け サントス厚生ホームは、市内のバイシャーダにある。同地域は、古い建物が圧倒的に多く、みんな五、六十年くらい経ている感じ。セピア(黒茶色)とはいわないが、街がくすんで見える。具象画の絵描きの創作意欲をそそりそうだ。 実は、ホームの建物が、この風景に馴染んでいる。築十七年も経れば当たり前かも ...
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ツッピー油田=自治体に300億Rが=地元はローヤリティで大入り
ニッケイ新聞 2008年6月10日付け ペトロブラスガブリエリ総裁が、二〇一〇年までに新しく発見されたツッピー油田岩塩下の原油が採掘されると、地方自治体へ支払うローヤリティが年間三百億レアルに達する見込みと明らかにした。 これまで新油田の生産量に計上されなかった液体ガス(LGN)が、現在の百九十五万トンから二百八十一万トンへ ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年6月10日付け 長く激しい闘いであったし、ときには興奮の余りか相手候補を「謗り」―政策論を飛び越えた議論になったりと大いに賑やかな予備選に国民は沸きに沸く。こんな民主党の候補選びもやっとけりが着き黒人のオバマ氏が勝利した。ヒラリ―・クリントン上議は撤退表明したが、1800万人から集めた票はオバマ氏を上回 ...
続きを読む »新小切手税CSSが承認見込み
ニッケイ新聞 2008年6月10日付け 与党は廃止されたCPMF(小切手税)に代わる新税CSS(健康税)で、議会の承認を得るため二百七十二人の支援を取り付けた。必要票数は二百五十七票である。
続きを読む »ピット・ブルに襲われ年配者3人死亡
ニッケイ新聞 2008年6月10日付け 七日に、年配者三人が同種の犬に襲われ死亡した。 サンパウロ州アンドラジーナ市では七七歳の婦人が、孫の家の前で孫が飼っていたピット・ブルに襲われ、病院で死亡。サンパウロ州カンピーナス市では、公立校構内の畑で野菜を収穫中の八三歳の男性が、構内に住む警官が飼っていたピット・ブルに襲われ即死。 ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年6月10日付け サンパウロ市ブタンタン地区で六日朝、出産間際の婦人搬送のために先導を求められた婦人警官は、パトカーで運ぶことにしたが、妊婦が乗り込んだところで破水し、パトカー内での出産となった。婦人警官の介助で出産した母親と胎児はすぐに病院に運ばれたが、母親の経過は良好。胎児は一・二五キロの未熟児のため ...
続きを読む »サービス精神の塊のよう=「響ファミリー」〃恩返し〃ショー=超満員の聴観衆を魅了=男性客も満足「きれいだナ、女形」
ニッケイ新聞 2008年6月10日付け 会場は、割れんばかりの大きな拍手。二階席後方まで続く鈴なり立ち見客。八日、サンパウロ市文協大講堂で開かれた大衆劇団「響ファミリー」(響彬斗座長)の里帰りチャリティーショー(援協、老ク連の共催、国際交流基金協力)は、コロニア芸能史上でもあまり例をみないほどの人たちが駆けつけ、感動的に幕を閉 ...
続きを読む »JICA基礎Ⅰコース=日本で学ぶ準備終了=日本語教師ら
ニッケイ新聞 2008年6月10日付け JICA日本語教師基礎Ⅰコースで、六月から四カ月間の本邦研修を行う研修生六人は、五月六日からブラジル日本語センター(谷広海理事長)で一カ月間の事前研修を行っていた。 同研修は、今年三月から四月まで通信講座で基礎固めを行い、五月から同センターで研修を行った。 五月二十八日午後から同セン ...
続きを読む »フェスタ・ジュニーナ賑わう=厚生ホームに500人
ニッケイ新聞 2008年6月10日付け サントス厚生ホーム(援協経営、青木実経営委員長、斎藤伸一ホーム長)の恒例フェスタ・ジュニーナが、一日正午から同ホーム内特設会場で行なわれた。ボランティアを含めおよそ五百人が入場、盛り上げた。援協本部が用意した「楽しむツアー」にはバス二台八十人余が参加した。 祭りの〃目玉〃は、食べ放題の ...
続きを読む »議員が食べれぬ学校給食=予期せず出てきた社会格差=未来を見越した生活変化を
ニッケイ新聞 2008年6月7日付け 六日フォーリャ紙記載の二つの記事に、社会格差は様々な形で表出するものだと思わされる。 一つは、サンパウロ市の市議会議員による学校給食試食の話で、もう一つは、みんながエリート並みの生活をしたら、地球一つでは足りないという話。 サンパウロ市の市議会議員五五人中六人が試食したのは、実際の市立 ...
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