ニッケイ新聞 2008年5月14日付け 帝政時代に皇女イザベウによって施行された奴隷解放令から百二十年。この黄金法施行記念の五月十三日、ルーラ政権では人種平等政策局設立五周年の記念切手を発行など、十二、十三日の伯字紙には黒人社会に関連した記事が出ている。 例えば、十三日の伯字紙では、黒人やパルド(黒人と白人の混血者)の分布が ...
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日系作家4氏の版画展=「日本からの四つの風」=16日から
ニッケイ新聞 2008年5月14日付け 移民百周年を記念して、今月十六日から来月十五日まで、サンパウロ市モルンビー区のカーザ・ファゼンダ内のアプセン文化センター(Av.Morumbi,5594)で、「Os Quatoro Ventos do Japao・日本からの四つの風」と題して版画の展示会が開かれる。入場無料。 豊田豊、 ...
続きを読む »第三次石油危機が=ブラジルには追い風となる
ニッケイ新聞 2008年5月14日付け 世界経済が七〇年代程ではないにしても第三次石油ショックを迎えて揺れている中、ブラジルはエタノールのお陰で息をついた。ゴールドマン・サックス投資銀行の予測では、六カ月後から二十四カ月以内に二百ドルに達するという。 第一次石油ショックは一九七三年、アラブ諸国の親イスラエル国への石油供給拒否 ...
続きを読む »パンタナール語る=立教大・丸山教授=人文研例会で19日
ニッケイ新聞 2008年5月14日付け 今年三月の総会で役員を改選、事業の活性化を打ち出したサンパウロ人文科学研究所(本山省三所長)は、新規事業として研究例会を実施、その第一弾として立教大学の丸山浩明教授による「オンサが生きる湿原の危機―ブラジルパンタナール」を十九日午後六時半から、文協ビル十四会議室(一階)で開く。入場無料。 ...
続きを読む »規制は5月30日実施=13日に新条例官報公示
ニッケイ新聞 2008年5月14日付け トラックのサンパウロ市乗り入れ規制は、五月三十日から実施となった。カサビサンパウロ市長は十五日間に、三条例を発令。第一はトラックの規制範囲を百平方メートルへ広げた。第二と三は、小型トラックと乗り入れ規制日の設定であった。 しかし、CEASAやパリ、ブラスなどを規制から外した。生コンやプ ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2008年5月14日付け 沖縄ソバをカンポグランデで初めて販売したと言われる勝連ひろしさん。四十年ほど前にフェイラで提供したころは「メリケン粉の麺で、スープは豚からつくって、かまぼこのようなものをから揚げにして乗せていた」という。今やブラジル人の嗜好にあわせて進化し、同市の大衆食になった。その想いを尋ねてみると「 ...
続きを読む »ノートPCから判明=ベネズエラFARC=コ政府転覆を画策か
ニッケイ新聞 2008年5月14日付け 米政府は死亡したコロンビアのFARC(コロンビア解放前線)メンバーのラップトップから、ベネズエラのチャベス大統領とFARCが、コロンビア政府の転覆を計画していると発表した。 これまでベネズエラとFARCの関係は不明であったが、ラップトップの記録によればFARCへの武器提供は明瞭という。 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2008年5月14日付け 在日外国人をめぐる状況が変わりつつある―そんな印象を受けるニュースが最近目につく。 今月初めには外務省が、外国人在留資格を三年から五年に伸ばす法務省の検討事項に触れ、審査に日本語重視の方針を取り入れる考えを発表。また日本経済新聞によれば、自民党は外国人の定住を見すえ、「移民庁」設置を含 ...
続きを読む »「未来の国」実現はブラジル人の手で
ニッケイ新聞 2008年5月14日付け ブラジルを「未来の国」と命名したのは、ユダヤ人ステファン・ズウエイグ氏。続いてクビチェック元大統領とガイゼル元大統領が、未来の国を目指して工業活性化構想を打ち上げた。笛吹けど国民踊らず、米国が実現してくれると国民は期待し、永遠の未来の国になったとルーラ大統領が、新工業活性化構想で訴えた。
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年5月14日付け テレビでCO2排出権取引の解説をみたあと、総合雑誌で「地球温暖化は、CO2のせいではない。いま世界中でさまざまいわれている温暖化騒ぎは、そうすることによって利益が得られる人たちが起こしている」といった記述を読む。議論は真反対、どちらを信じたらいいか、わからないが、できるだけ両方を知ってお ...
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