ニッケイ新聞 2008年5月1日付け 国家法務審議会(CNJ)は二十九日、養子縁組の登録を一本化する計画を発表した。養子候補にある児童と縁組を希望する保護者が、同一データで面会する企画である。 全国各州の法務局は、六カ月以内に幼児や少年に関するデータをCNJへ提出する。大統領府人権局はデータの照合を行い、養子縁組が遅延する問 ...
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ニッケイ新聞 2008年5月1日付け サンパウロ市議会で四月二十八日にあった日系メディア表彰では、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌など十五媒体が選ばれた。日系ポルトガル語記者の草分けである山城ジョゼ氏のほか、多くの元記者らもその貢献を称えられた。名前は上がらなかったものの、戦前・戦後に渡り、コロニアのためにペンに生きた無名の記者たち ...
続きを読む »非正規雇用の終焉=労働法改正で雇用が変わる
ニッケイ新聞 2008年5月1日付け マンガベイラ・ウンジェル戦略政策相は二十九日、非正規雇用削減のため労働法を改定する意向を明らかにした。同件が多くの批判を浴びることは明白だが、ブラジルにとって基本的課題だという。 現行法を放置すれば中国の轍を踏み、労働者を薄給で雇用し蛸部屋システムを奨励することになると同相は見ている。同 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2008年5月1日付け 在伯和歌山県人会連合会で行われた研修生の帰国報告会。毎年この時期に行われていて、本来は歓送会を兼ねて行われていた。しかし、今年から研修の受入れが行われなかったために、報告会のみになった。 木原会長はあいさつの中で「母県との関係を続けるために、研修制度の復活」と訴えた。現在、どこの県人会も ...
続きを読む »ブラジルにゲノム銀行=将来の異常気象に備える
ニッケイ新聞 2008年5月1日付け Embrapa(国立農事試験場)は、将来起こり得る異常気象に備えて遺伝子(DNA)を四万種保存する方針を決めた。異常気象は、干ばつや害虫の異常発生、カビ浸蝕、植物の病原菌侵入を引き起こすとされる。 世界各地で起きる現象に対処できる新種を開発し、ブラジルが対応する。そのためゲノム・プラズマ ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年5月1日付け 誰かが嘘をついている――そう思わざるを得ない。鋳造を終えていた百周年記念硬貨のデザインが急きょ変更になった件だ。日本政府にとって前代未聞の出来事と言っていい▼関係者は「制作者から四百万ドルを要求されて交渉がまとまらなかった」といい、肝腎の彫刻家は「お金なんて要求していない」と真っ向から言い ...
続きを読む »アラグアイアの生き証人現れる
ニッケイ新聞 2008年5月1日付け トカンチンス州アラグアイア地方で農業を営むジョゼ・R・シウヴァ(七〇)さんは一九七四年、シャンビオアー陸軍基地内の塹壕でゲリラ十二人の死体を見たことで五月七日、証言のために召喚された。同人はゲリラの一人オズワウドと生前、面識があった。
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年5月1日付け 昨年十月に実施された路上生活者の実態調査によると、八二%が男性で五三%は二五~四四歳。七〇・九%の人は週二〇~八〇レアルの収入があり、七四%は読み書きができる。家族と別居が二九・一%で、酒や麻薬が原因で路上生活を始めた人が三五・五%。四三%は市内に親戚がいるが、そのうちの三八・九%は親戚と ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年5月1日付け 昨年十月に実施された路上生活者の実態調査によると、八二%が男性で五三%は二五~四四歳。七〇・九%の人は週二〇~八〇レアルの収入があり、七四%は読み書きができる。家族と別居が二九・一%で、酒や麻薬が原因で路上生活を始めた人が三五・五%。四三%は市内に親戚がいるが、そのうちの三八・九%は親戚と ...
続きを読む »浅草エスコーラ・デ・サンバ協会が主催=「ブラジル100フェステイバル」開く=ブラジル関連の音楽、ダンス溢れて=熱気、日比谷公園音楽堂
ニッケイ新聞 2008年5月1日付け 【東京支社=藤崎康夫支社長】新緑に彩られた東京・日比谷公園の小音楽堂に、去る四月二十七日正午頃、つぎつぎと人びとが集まりはじめた。日本人、日系人、ブラジル人……、会場は、ブラジルファンで埋めつくされた。ブラジル移民百周年を記念して、浅草エスコーラ・デ・サンバ協会(AESA)が開く「ブラジル ...
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