ニッケイ新聞 2008年4月9日付け 「次世代ニッパク」始まる――。日本の若者にブラジルでの研修機会を提供するなど、派遣事業を行ってきた日本ブラジル交流協会。〇六年に二十五周年を祝いつつも、惜しまれながら一旦活動を停止していたが、いよいよ再スタートを切った。昨年から軸足をブラジルに移し、「ブラジル日本交流協会」(本部=サンパウ ...
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池坊南米支部=慈善バザー
ニッケイ新聞 2008年4月9日付け 池坊南米支部(島野蝶子支部長)〇八年度慈善バザーが、二十日午前九時から午後五時まで、北海道交流センター(ジョアキン・ターボラ街605)で開かれる。移民百周年を記念、同門の先輩、新人の親睦の意味もあるという。 島野さんらの案内によれば、焼きそば、寿司はじめ会員手作りのおしるこ、赤飯、春巻き ...
続きを読む »全伯短歌大会=応募料を改定
ニッケイ新聞 2008年4月9日付け 第六十回全伯短歌大会は来る九月十四日開催されるが、その作品が募集されている。既報で応募料が「十五レアル」とあったが、これは、昨年までの料金で、今回から「二十レアル」と改訂された。ほかの要項については従来どおり。
続きを読む »刊行物「朝蔭」
ニッケイ新聞 2008年4月9日付け 『朝蔭』三月号(第三百四十一号)が発行された。「句帳(十句)」(牛童子、その一句「珈琲熟る豊年母子で合奏し」)、雑詠(牛童子選)、句評(牛童子)、「背戸の渋柿」(佃千鶴子)、「日々草の花」(秋村蒼一郎)、「緑滴る葡萄の里へ」(田中保子)、ほか。
続きを読む »CPR前金がミソ=生産者と仲買人、大豆で係争
ニッケイ新聞 2008年4月8日付け 大豆の高値が、生産者と高騰する前に買い付けた仲買人の間で係争の原因になっている。多くの生産者は、一袋七・五〇ドルであった昨年に前売りした。それが二十八ドルへ暴騰したのだ。場所にもよるが、ほぼ二〇〇%の差だ。 大豆は一年前、シカゴ穀物取引所でブッシェル(二七・二キロ)当り七・六一ドルであっ ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2008年4月8日付け 近く寿司店を開き、みずから握るという日本人一世が、人からさまざま意見を聞いていた。美味しくてブラジル人をも客に取り込める店にしたい、というのが目標だ。 繁昌している店もいくつか食べ歩いてみた。一部、シャリづくりのレシピも入手できた。参考にはしているが、けっして納得はしていない。とにかく、 ...
続きを読む »バンデイの家改修=サンロッケ市の観光名所に
ニッケイ新聞 2008年4月8日付け 歴史遺産保存院(Iphan)はサン・ロッケ市のシッチオ・サントアントニオにある礼拝堂の改修を始めた。同礼拝堂と母屋は一六八一年、バンデイランテスのフェルナン・P・バーロスが奴隷をつかって建築させた歴史遺産である。 改修は原形を留め、壁や瓦、屋根材などを新しい物に替える。建物の中には観光客 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年4月8日付け 晩夏から初秋のナス(茄子)はうまい。茄子を金網で焙ったやつを、「熱(ア)ッッ…」なぞといいながら冷水に漬けては、皮を剥いている曾祖母。その傍らで、焼茄子へかける鰹節(オカカ)を削っている曾孫の私。これは、梅按や鬼の平蔵を世に送った池波正太郎の「昔の味」にある文だが、浅葱色の肌にショウガの擂 ...
続きを読む »BB年金基金ホテルが泣き面に蜂
ニッケイ新聞 2008年4月8日付け ブラジル銀行職員の年金基金PREVIが経営していたリゾート・ホテル「コスタ・ド・サウイペー」は経営不振から九億レアルの赤字を出した。 PREVIはホテル・ネットの経営に乗り出しファンドの欠損を穴埋めしようとしたが、益々泥沼にはまり込んだ。
続きを読む »PB機密盗難はコソ泥四人の普通犯罪
ニッケイ新聞 2008年4月8日付け 連邦警察は三日、リオ港湾内のコンテナーからペトロブラスのツピー油田に関する機密が記録されたラップトップの盗難事件は、地方裁判所とリオ州検察局によって普通犯罪として処分されたと発表した。 一時ルーラ大統領やロウセフ官房長官、ジェンロ法相によって国家機密とまで騒がれた同事件は、やぶ蛇となって ...
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