ニッケイ新聞 2008年3月21日付け スペイン外務省は十九日、ブラジル人旅行者に対する入国拒否が誤りであったことを公式に認めた。両国政府は復活祭の直後、誤解を解くため会合を設定した。スペイン外務省は、来年一月発足するEU政府へ合流する機構改革で忙しいらしい。マスコミからの抗議で事情を知ったというが、真意は闇の中だ。 ルーラ ...
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大耳小耳
ニッケイ新聞 2008年3月21日付け 「日系人とバイリンガル」連載に関係して、日本的習慣を継承する日系人の例をあげると、ブラジル社会のエリート階級にまで出世した二世で、日本語会話はそれほど堪能ではないが、なぜか通常のブラジル人はまず食べない「生卵」が大好きで、特にそれをかけたカレーライスに目がない、という人物がいる。ブラジル ...
続きを読む »ポ警察がブラジル領事館を侵犯
ニッケイ新聞 2008年3月21日付け ポルトガル警察が十八日、在リスボン・ブラジル総領事館の中へ犯罪人を追って乱入、外交特権の租界侵害を犯した。ポルトガル政府のペレイラ内相は十九日、イタマラティへ謝罪。外務省は二十日、警察官は玄関に留まり館内に入らなかったので、同件を領土侵犯扱いにしない方針を明らかにした。
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2008年3月21日付け 老人クラブ連合会は百周年祭典への参加を辞退した。高齢に加え、〃期待との大きな相違〃がその理由だという。 機関紙「老壮の友」では、会場であるサンボードロモの形状や入場規定の曖昧さを指摘、「両陛下の一部始終を見ることができた前回とは違い―」と七十年祭を振り返り、慨嘆している。 十九日付け本 ...
続きを読む »マイホームの夢破れてコンテナーで半年
ニッケイ新聞 2008年3月21日付け 住宅提供の公約はよいが、グラヴァタイ市のスタジンスキー市長(PT=労働者党)は建設地に居住していた住民を追い立て、住宅完成までの辛抱と何もないコンテナーに放り込んで半年、計画は建設許可が出ないため立ち消えた。 コンテナーで生活する家族は、鉄板の上で寝起きをしている。暑い日はオーブンのよ ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年3月21日付け 在日デカセギたちの在留資格(身分、地位、立場)に関わる話である。日本の法務、総務両省は、現行の外国人登録制度を見直し、日本人の(住民登録によって作成される)住民基本台帳と同様の「在留者管理」を導入する方針を固めている。ほぼ一年かけて検討を重ね、来年の通常国会に、法案を提出する見通しだ▼つ ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年3月21日付け サンパウロ市で通常のビレッテ・ウニコを利用する人は、二十三日の日曜日からは、日曜、休日に限り、八時間以内に四回までバスや地下鉄を利用できることになる。学生や労働者用のものは対象外。残高が少なくなったビレッテは最低九・二レアルを払って残高を追加しておいたほうがお得。 ◎ サンパ ...
続きを読む »サンパウロ市市議会で出版記念会=マンガ、ポ語で「移民史」と「日本史」=サウーデ文協が出版=評判上々「勉強に最適」=佐藤さんプロデュース=イラストは島本さん=監修した二宮さん
ニッケイ新聞 2008年3月21日付け サウーデ文化体育協会(桂川富夫会長)が独自の百周年記念事業として進めていたマンガによる日本移民史(ポ語)『Banzai-Historia da Imigracao Japonesa』とマンガ日本史(ポ語)『Historia do Japao em Manga』第三版の刊行セレモニーが十九 ...
続きを読む »「百年の知恵」=日系人とバイリンガル=多言語と人格形成の関係を探る=□第1部□日系社会の場合(3)=言語習得の2段階とは=「日本人らしさ」の原因
ニッケイ新聞 2008年3月21日付け 一月中旬、首都ブラジリアでルーラ大統領出席のもとに行われた連邦政府の百周年開始セレモニーの取材の折り、我々と一緒にいたある二世ジャーナリストがイタマラチー(外務省)の受付の非日系男性にポ語で話しかけると、受付のブラジル人男性は「Yes」と答え、その二世ジャーナリストは恥ずかしそうな表情を ...
続きを読む »徳力さん就任=会長、一世 にもどる=今年、65周年の三重県人会
ニッケイ新聞 2008年3月21日付け ブラジル三重県人会は十六日午前、サンパウロ市内の県人会会館で定期総会を開き、任期満了に伴う役員改選で、徳力啓三さん(66・サンパウロ市在住)の会長就任を満場一致で決めた。母親が同県出身の野村アウレリオ・サンパウロ市議の家族をはじめ、会員ら約七十人が参加した。 徳力さんは同県松坂市出身で ...
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