ニッケイ新聞 2008年3月12日付け 財務相会議出席中のブラジル中央銀行のメイレーレス総裁は十日、米国発金融危機の影響を途上国経済がどこまで耐えられるかは、中国の対応が鍵だと言明したことを十一日付けエスタード紙が報じた。そのような情勢の中、ブラジル経済が泰然としているのは不思議であり、金融危機の影響を避ける模範的手法を示して ...
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県連選挙=臨時総会は難しい情勢=署名集めて20日間が必要
ニッケイ新聞 2008年3月12日付け 【既報関連】二十七日の定期総会で行われる執行部選挙を目前に、ブラジル日本都道府県人会連合会の定款改正問題が改めて取りざたされている。改正には臨時総会が必要であり、それを招集するには十人の県人会長の署名があれば可能。改正されれば結果的に、会長候補に名乗りをあげている宮城県人会の中沢宏一会長 ...
続きを読む »遊覧船沈没と鉄砲水=週末の水の事故2件=7人死亡、不明者9人=鉄砲水の被害者の遺体を引き上げる消防士たち
ニッケイ新聞 2008年3月12日付け 楽しいはずの週末に水の事故が相次ぎ、十日、十一日の伯字紙やテレビのニュースが伝えている。 日曜日の未明に起きたのはパンタナウの遊覧船沈没。マット・グロッソ州のクイアバ川で起きたものだが、釣り客一二人、乗員一〇人を乗せた船がパンタナウのホテルを出航したのは三時。ポルト・セルカードへ向かう ...
続きを読む »冴木杏奈タンゴコンサート=サンパウロ市=情熱の調べに満場の喝采=「ダイナミックで官能的」
ニッケイ新聞 2008年3月12日付け デビュー二十周年を記念して世界各地で公演しているタンゴ歌手の冴木杏奈(さえき・あんな)さんが九日午後六時から、日本ブラジル交流年実行委員会の公認事業の一つとして、コンサート「ブラジルであなたと出会う」をサンパウロ市のSESCヴィラ・マリアーナでおこなった。 約六百席の観客席は一杯、八割 ...
続きを読む »隣国の越境に備え=国境に最新鋭機の基地建設
ニッケイ新聞 2008年3月12日付け ジェンロ法相は十日、コロンビアとエクアドルの間でFarc(コロンビア解放前線)を巡って緊張が高まっているため、コロンビア国境付近に新たな基地建設を決めた。これまで国境偵察巡回路とされた地域に、情報収集の目的も含めて建設される。 国境は、連邦警察と陸軍が巡回する。連警は早くから麻薬密売業 ...
続きを読む »農の基本は土づくりから=「がんこ村」横森さん講演
ニッケイ新聞 2008年3月12日付け 長野県の農業家、横森正樹さん(68)がこのほど、JATAK(全国拓植農業共同組合連合会)が実施している専門家派遣事業で来伯した。二十四日まで滞在し各地で講演する。 横森さんは長年高原野菜作りに携わり、「㈱がんこ村」を主宰、取締役をつとめる。現在は国際農業者交流協会による環境保全型野菜生 ...
続きを読む »農地に群がる外資=大資本がブラジル人名で土地買収
ニッケイ新聞 2008年3月12日付け 農地改革院(Incra)のハックバート農地改革相は、外国人による農地買収が個人または法人の形式で激増していると述べた。コモディテイ市場が強気のため、サトウキビ栽培や土地転がしが目的のものなど色々ある。 外国の遺族年金ファウンドでは、ブラジルの農地を将来有望な物件として目をつけている。い ...
続きを読む »福岡県=フロンティアプログラム=青少年5人が来伯交流
ニッケイ新聞 2008年3月12日付け 福岡県内の青少年を福岡県人が移住した地域に送り、交流することを目的とした「二〇〇七年度青少年フロンティアプログラム」が六日からブラジル内で行われている。 同プログラムは福岡県国際交流センターが企画し、ブラジル福岡県人会が受け入れ。昨年のシアトルに続き、今年は初めてブラジルに派遣された。 ...
続きを読む »観光都市、産業都市へ変身=カラグアタツーバにガス精製所
ニッケイ新聞 2008年3月12日付け 人口九万人の観光都市カラグアタツーバにペトロブラスが十四億レアルを投じてガス精製所を建設する。場所は、地元民が貝の養殖をしていた場所だ。 いっぽうで、同市は大資本が動くとの噂で、大型店舗の進出や大学のキャンパス出前で沸いている。サントス大陸棚から運ばれるガスのローヤリティが地元に落ちる ...
続きを読む »14日から秋の蘭展=無料の栽培講習会も
ニッケイ新聞 2008年3月12日付け サンパウロ蘭協会(森本ルシアみどり会長)は、十四日から十六日までの三日間、文協ビル(Rua Sao Joaquim,381)で「第七十八回秋の蘭展」を開催する。入場無料。 今回の目玉は、ブラジル原種の「カトレア・ラビアッタ」。花が大きく、白、白赤、青、紫など鮮やかな色をつける。 貴賓 ...
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