ニッケイ新聞 2008年1月24日付け 「日本に来て十年も十五年も経つとすっかり日本食に慣れちゃうから、ブラジル人への売上げは減るばっかりだよ」。これは二十一日付けエスタード紙の日本移民百周年特集号で、群馬県大泉町にあるブラジル食材店の老舗「キタンジーニャ」の社長、新垣修さん(二世)が語っている言葉だ▼彼自身が在日二十一年の古 ...
続きを読む »ニッケイ 関連記事
移民100年記念して=「友情の灯」ブラジルへ=「笠戸丸」出港の日、神戸港発つ=サントス港から記念式典会場へ
ニッケイ新聞 2008年1月24日付け 【神戸新聞】日本最初のブラジル移民船「笠戸丸」が神戸港を出航してから丸百年となる四月二十八日、神戸で太陽光から採火した「友情の灯」が神戸港からブラジル・サントス港に向けて出港する。日本、ブラジル両国が「日伯交流年」と位置づける今年、双方でさまざまな記念行事が催されるが、希望と不安を胸に新 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2008年1月24日付け 去る十九日に文協の大講堂で行われた百周年記念式典の内容発表会。本来は昨年の年末に行われる予定になっていたが、主催者側の都合とその時にはまだ最終決定がされていない、という理由で先送りにされていた。 具体的な内容や細かい時間、式典の順番などを発表する、とのことだったので期待は高かった。その ...
続きを読む »移民100周年がテーマ=日系人、日本人も参加=リオのカーニバル=「ポルト・ダ・ペドラ」へ
ニッケイ新聞 2008年1月24日付け 【共同二十三日】来月一日に正式に開幕する南米最大の祭典、リオデジャネイロのカーニバルで、有力チーム「ポルト・ダ・ペドラ」が日本人の移住開始百周年をテーマにパレードする。上位十二チームが美しさを競うパレードで日本がメーンテーマになるのは初めて。呼び掛けに応じた日系人や日本人も参加、盛り上げ ...
続きを読む »人間関係円満のルール=運を呼び機会を創る=仕事は楽しく金持ちで優雅に
ニッケイ新聞 2008年1月23日付け 人間社会は益々複雑になり、人間関係も難しくなる。「田んぼの稗抜き」の著者J・セリンガー教授は「人生はゲームである。しかし、ルールに従うこと」という。ルールは運を呼び、チャンスを創る。ルールは、所有資産の価値を引き上げる生産ラインだ。現在ほど自己啓発書が、書店に溢れたことはなかった。仕事が ...
続きを読む »百周年・交流年=国際サッカー大会日程決る=羽黒と伯ユース5チームで
ニッケイ新聞 2008年1月23日付け 【既報関連】ニッポン・カントリークラブで二十五、六両日に行われる「日本移民百周年記念サッカー大会」の日程が決った。山形県の羽黒高校サッカー部も出場、サンパウロ市・近郊のユース五チームと総当たり戦を行なう。 同大会はブラジル日本移民百周年記念協会が主催、ニッポン・カントリークラブサッカー ...
続きを読む »自活へ舵採る中国=ブラジルも自給経済で武装=生産経済と金融経済は別物
ニッケイ新聞 2008年1月23日付け 世界の金融アナリストは、米国発の金融パニックについて危機脱出法を検討している。先進国の金融市場を錯乱している金融パニックに、ブラジルなど途上国がどこまで耐えられるかとミング経済研究所が次の論説を発表した。 九〇年代の金融パニックには、二つの見方があった。一は米国がクシャミをしたら、世界 ...
続きを読む »堀記者が研修に来伯=北海道新聞から1カ月間
ニッケイ新聞 2008年1月23日付け 北海道新聞社の本社編集局編集本部の記者、堀雅晴さん(新潟県長岡出身、40)が、自分が選んだテーマに関して一カ月間見聞してまわる自社研修で「移民百周年」を選んだことから、取材や視察などのために二十一日に来伯した。 アマゾンのトメアスー植民地から南大河州ポルト・アレグレまで、各地の北海道出 ...
続きを読む »大油田は掘り出し物=試掘リスクの縮小で契約変更=純国営の第2PBを創設か
ニッケイ新聞 2008年1月23日付け ブラジル資本市場の警察官ともいうべき国家証券委員会(CVM)が、ペトロブラス(PB)のガブリエリ総裁にサントス大陸棚の岩塩の下にあるのは本当に大油田かと確かめた。総裁は近月中、驚くべき報告書を提出すると応えた。 エスタード・デ・サンパウロ紙の取材に先週、同総裁は原油の常識が最近変わった ...
続きを読む »菊地育三氏
ニッケイ新聞 2008年1月23日付け 菊地育三(きくち・いくぞう)氏=十六日、喉頭がんのため東京都内の病院で死去。享年七十一歳。 一九七四年から七七年まで朝日新聞社リオデジャネイロ支局長としてブラジルに駐在。帰国後、ロンドン特派員などもつとめた。 葬儀は二十三日、東京都内で執り行われる。
続きを読む »