ニッケイ新聞 2008年1月15日付け 在伯日本人による日本と日本人を憂える議論は、たいてい「今のままでいいのか」の悲観論になりがちだ。その逆なら、かえって珍しいくらいだ。 昨年、秋田国体に招かれ、故郷訪問した酒井政廣めぐみ学園校長(ロンドリーナ)は、アセルの新年祝賀会の祝辞で、母校で講演した際の聴衆についてふれた。演題は「 ...
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東西南北
ニッケイ新聞 2008年1月15日付け サンパウロ市では昨日から車のナンバープレートによる乗入れ規制再開。ここ六カ月ほどは、ナンバープレートによる乗り入れ規制違反については、適切な案内がされていないという理由で、州交通審議会が自動的に無効としていたらしい。サンパウロ市の交通技術公社と州の交通審議会が話合うという一方、交通技術公 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年1月15日付け ブラジルもやっと鉄道の見直しが始まった。これほど広大な領土を持つのだから人や物の大量輸送には、自動車より鉄道の方がいい。尤も―経営を維持できるだけの乗客を確保できるのかなどの難問があって東京―大阪のように新幹線で颯爽と往来するのは簡単ではない。しかし―リオ―サンパウロに高速鉄道を敷設する ...
続きを読む »囲碁棋聖戦サンパウロで=山下棋聖が第1局先勝=前夜祭はサンバのリズムと共に=日伯交流年記念の一環=「囲碁愛好者増えれば」の願い
ニッケイ新聞 2008年1月15日付け 囲碁最高位のタイトル戦、棋聖戦の第三十二期七番勝負第一局(読売新聞社主催)が十二、十三日、サンパウロ市のグラン・メリア・モファレジ・ホテルで行われ、十三日午後五時五分、白番の山下敬吾棋聖(29)が挑戦者の趙治勲十段(51)に百四十手で中押し勝ちした。対局は、移民百周年の日伯交流記念事業の ...
続きを読む »連載(下)=日本の教育現場レポート=保見団地のデカセギ子弟=外国人新入生の方が多い=ポ語で合唱する公立校
ニッケイ新聞 2008年1月15日付け 【愛知県発】保見団地内には二校の公立小学校がある。両校ともブラジルをはじめとする外国人児童の割合が三割、四割を超える。 入管法改正の前年に開校した西保見小では、〇七年度の一年生は、日本人の数を外国人が上回った。 公立とは言え、小学校内には日ポ両語で掲示物が貼られたり、日本語教室や通訳 ...
続きを読む »元デカセギ岡部さんも参加=V・マリアのカーニバル=100周年パレード=「日系人として誇り感じる」
ニッケイ新聞 2008年1月15日付け 「こんな大きなチームにオメナジア(顕彰)してもらって、日系人として大変誇りに感じます」。来月のサンパウロ市カーニバルで日本移民百周年をテーマにパレードするサンバチーム、ヴィラ・マリアで、躍るだけでなく建築家としても活躍する岡部勝マルセロさん(36、三世)は元デカセギだ。 母はイタリア系 ...
続きを読む »日本会議の新年会=一般へ広く出席呼びかけ
ニッケイ新聞 2008年1月15日付け ブラジル日本会議(小森広理事長)は、二十日午前十一時から、サンパウロ市リベルダーデ区のニッケイ・パラセ・ホテル(ガルボン・ブエノ街425)で新年会を開く。会費は三十五レアル。希望者は誰でも参加が可能。十一日来社した同会議の小森理事長、中野恵市さん、村崎道徳さんは「ぜひ大勢の人に参加しても ...
続きを読む »老ク連第29回=定期総会
ニッケイ新聞 2008年1月15日付け 老人クラブ連合会(重岡康人会長)の第二十九回定期総会が、三十日(水)午前十時(第二次招集)から、老ク連センターサロンで開催される。定例議事に続いて理事、監査役選出、その他。出席者は、各支部クラブ代表者のみ。昼食の都合上、二十八日まで出席申込みを、と呼びかけている。
続きを読む »「日本移民にアリガトウ」=サンパウロ市=百周年公式オープニング=カサビ市長が最高の賛辞
ニッケイ新聞 2008年1月15日付け 「日本移民にアリガトウ」――。サンパウロ市によるブラジル日本移民百周年公式オープニングが十四日午前、アニェンビー・コンベンションホールで開かれ、ジルベルト・カサビ市長や市、州の関係者ら約三百人が出席した。国内主要メディアも取材に訪れ、関心の高さを見せた。カサビ市長は、「日本移民や日系コロ ...
続きを読む »百周年協会=ルアネー法で式典に336万レ=資金集めにリッファ発行へ
ニッケイ新聞 2008年1月15日付け ブラジル日本移民百周年記念協会(上原幸啓理事長)の定例理事会が十二日午前九時から、サンパウロ市の同協会会議室で行われた。日伯交流年開始後、初の定例理事会には約二十人が訪れた。六月二十一日にサンバ会場で行われるサンパウロ市式典に対してルアネー法の許可がでたことや、協力券(リッファ)を発行す ...
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