ニッケイ新聞 2013年11月6日 パディーリャ保健相とブラジル食品工業協会(Abia)は5日、加工食品の塩分の含有量を減らすことを定めた4つめの合意書に署名した。同日付アジェンシア・ブラジルが報じた。 ブラジルでは一般的に国民の塩分摂取量が多く、それを抑えることが目的。塩分を多く含む食品を摂取し続けることは、高血圧や心臓疾 ...
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日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦前編◇ (69)=軋轢生む外務省と内務省=東京都並面積を7カ月で購入?!
ニッケイ新聞 2013年11月6日 移民送り出しは元々、外務省が主管する事業だったが、徐々に内務省が力を持つ流れとなり軋轢が生まれていった。 イグアッペ植民地の〃造反組〃が中心となった1924年の信濃海外協会による第1アリアンサ創設は成功し、瞬く間に鳥取が第2、富山が第3、熊本が隣接地のビラ・ノーバという具合に拡大した。これ ...
続きを読む »カリブ海の〃楽園〃を往く〜第40回県連ふるさと巡り〜(2)=募集要項に消された事実=現地に一人残る田畑初さん
ニッケイ新聞 2013年11月6日 新しい国に入ったさいの記者の習いは現地ビールを飲むこと。入国審査で感じることの多い悪印象と先入観をまずは洗い流し、今後の期待感を高揚させるのが目的だ。 70ドミニカ・ペソ、4レアルほどだろうか。空港でこれだと一般価格は…早くも入国即ビールの効果あり。ラベルには「プレジデンテ」とある。今回の ...
続きを読む »日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦前編◇ (68)=海興から手を引く青柳、水野=パラナに羨望のまなざし
ニッケイ新聞 2013年11月5日 青柳育太郎は海興重役に留まったが、最終的に《二十四年に至って青柳は帰国したが、その後意見の相違から辞任、東京シンジケート以来からの植民事業の鬼もこれから絶縁する事になった〜》(『60年』14頁)とある。ブラジル側では「青柳は負債問題解決のために帰国し、移植民が納得するような解決策をとれなかっ ...
続きを読む »カリブ海の〃楽園〃を往く〜第40回県連ふるさと巡り〜(1)=76人、いざドミニカへ=移民は国境の〃防塁〃
ニッケイ新聞 2013年11月5日 1956〜58年、1道7県の249家族1319人がドミニカ共和国に農業移住した。八つの移住地に配耕されたが、〃カリブ海の楽園〃と謳われた募集要項とはあまりにかけ離れた現地の状況に嘆願書が提出され、62年には多くが帰国、もしくはブラジルをはじめとする南米各地に再移住する「戦後移住史上最悪のケー ...
続きを読む »日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦前編◇ (67)=アリアンサへの熱い誘い=60年史から消された人々
ニッケイ新聞 2013年11月2日 レジストロ第1回植民団の松村栄治を父に持つ昌和(91、二世)は、「私は会ったことないが、父は輪湖俊午郎さん、北原地価造さん、永田稠さんとも知り合いだった」と振りかえる。栄治は1923年に一時帰国した折り、実は当時の長野県知事・本間利雄に頼まれ、ブラジル帰りを見込まれて、アリアンサ移住地資金集 ...
続きを読む »ポ語発音練習ソフト『パパガイオ』=内容の充実に期待
ニッケイ新聞 2013年11月2日 音声技術を利用したサービスを展開する「株式会社アニモ」(本社・横浜)は先月30日から、ポルトガル語発音練習ソフト『papagaio』の無料配信を始めた。 インターネット上のサイトからパソコンや携帯電話にソフトをダウンロードして使用する。日常生活でよく使うフレーズのお手本の音声が聞けるととも ...
続きを読む »11カ国に観光事務所設置=「ブラジルの魅力を世界へ」=来年に向け観光客誘致に力
ニッケイ新聞 2013年11月1日 連邦政府は、先進国や近隣諸国など11カ国に、ブラジルの観光案内等を行う事務所を13カ所設置する。30日付G1サイトが報じた。 運営業務は民間のクーニャ・ヴァス・エ・アソシアードス(ポルトガル)、プロモ・インテリジェンシア・トゥリスチカ(ブラジル)の2社に委託し、契約金は年間750万レアル、 ...
続きを読む »伝記問題=「あくまでプライバシーの問題」=検閲でないと音楽家ら主張
ニッケイ新聞 2013年11月1日 ブラジルを代表する音楽家たちと出版社との間で起きた「伝記問題」をめぐり、ロベルト・カルロス、ジルベルト・ジル、エラズモ・カルロスの3人が10月29日、それぞれの主張を語ったビデオを公開して話題となっている。10月30日付伯字紙が報じている。 この問題はカエターノ・ヴェローゾのマネージャー、 ...
続きを読む »日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦前編◇ (66)=新〃信濃村〃を作ろう!=国士的情熱で長野県人団結
ニッケイ新聞 2013年11月1日 移民会社が主体となった海興は国士的な想いよりも、利益のでる事業が重視され、植民地経営は、いわば継子扱いされた状態であった。〃日本人村〃創設に半生を掛けてきた青柳の全人格が反映された組織はもろくも変質し始めていた。 こうした海興への反発からアリアンサという新〃信濃村〃は発想された。このため、 ...
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