ニッケイ新聞 2008年1月8日付け 食べものが傷みやすい季節である。 アクリマソンのフェイラに、卵を買うならここにしよう、と決めている店がある。日系二世夫婦が、非日系人のアジュダンテ一人とやっている。主人は「正月早々、仕入れがうまくできなかった」(だから、きょうのは、いつもより鮮度が落ちている)と、はっきり告げてくれる。こ ...
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神楽=ブラジルで伝えたい=島根県益田市から指導に=17日から2週間=衣装100点余り寄付へ=6月には大掛かりな神楽団来伯
ニッケイ新聞 2008年1月8日付け 本場の神楽をブラジルに――。若手の日系子弟や非日系人などで組織されるブラジル神楽保存会(道管武保会長)に技術指導などを行うため、島根県益田市石見神楽神和会(三原董充会長)のメンバーら四人が、今月十七日から三十一日まで、サンパウロ市に滞在する。あわせて神楽衣装の不足などに悩んでいた同保存会に ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年1月8日付け 首相の「お伊勢参り」は今や年頭行事になっており、ここでの発言は政治的にはかなり重い。戦前の総理大臣は新年もだし、就任直後にも参拝していたけれども、戦後になると東久邇稔彦首相を最期にGHQ指令で途絶え吉田茂や幣原喜重郎、片山哲、芦田均の4首相は「空白の10年」とされる。昭和30年(1955年 ...
続きを読む »浜松=故国思い、CDデビュー=デカセギ日系人バンド
ニッケイ新聞 2008年1月8日付け 【静岡新聞】昼間は工場で働き、夜はサンバのリズムで観客を魅了―。“デカセギ”として来日した浜松市内などの日系ブラジル人がバンド「ノーヴォ・エスケーマ」を結成、CDデビューを果たした。ブラジル人向けインターネットラジオで人気が沸騰し、高い演奏能力と切ないメロディーで祖国ブラジルからも多くのリ ...
続きを読む »上野英信さんブラジル移民へ手紙=異国の元炭鉱員気遣う 死の直前まで「もう1度姿を…」
ニッケイ新聞 2008年1月8日付け 【西日本新聞】ブラジル移民が始まって今年で百年。閉山で働き口を失い、ブラジルなどに渡った炭鉱労働者と家族を追い掛けたルポルタージュ「出ニッポン記」(一九七七年刊)を残した記録作家上野英信さん(一九二三~八七年)からの手紙を、福岡市出身でサンパウロ在住の画家・イラストレーターの田中慎二さん( ...
続きを読む »援協、6月に無料検診=70歳以上の日系高齢者対象
ニッケイ新聞 2008年1月8日付け サンパウロ日伯援護協会(森口イナシオ会長)は、来る六月に一カ月間、援協独自の移民百周年事業として「高齢者無料検診キャンペーン2008」を実施する。十二月二十一日の定例理事会の場で概要が発表された。 七十歳以上の日系高齢者が対象で、日伯友好病院や援協総合診療所、巡回診療などで受け付ける。診 ...
続きを読む »浜松に領事館検討=ブラジル総領事が知事に意向
ニッケイ新聞 2008年1月8日付け 【静岡新聞】在名古屋ブラジル総領事館のジェラウド・アフォンソ・ムーズィ総領事が去る十二月二十六日日、静岡県庁に石川嘉延知事を訪ね、日本人のブラジル移住百周年を記念して県内で計画している日本ブラジル交流行事への協力を要請した。席上、同総領事は浜松市内に領事館設置を検討していることを明らかにし ...
続きを読む »天野料理教室=2月7日開講
ニッケイ新聞 2008年1月8日付け 天野日本料理教室(天野武さん主宰)は、二月から〇八年度前期の講習会を始める。二月七日が初日。教授種目は寿司、刺し身、揚げ物、煮物、酢の物など日本料理全般。教室はサンパウロ市タマンダレー街734番ロージャ19。初級と上級(応用編)があり、初級は毎週「木曜日午後二時~午後四時半」と毎週「土曜日 ...
続きを読む »今も続く教育勅語、東方遥拝=イタペセリカ伝統の新年会=役員ら「将来に残したい」
ニッケイ新聞 2008年1月8日付け 「朕惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ――」。イタペセリカ・ダ・セーラ文化体育協会(浜田ウンベルト会長、51)は、新年祝賀会を元旦に行ない、会員ら約五十人が出席した。同文協の新年会では、一九四八年に国会で失効が決議された教育勅語が現在も奉読されることで有名。生後三カ月で移住、同地日系コロニアの生き字引 ...
続きを読む »藤間流踊り初め=今年も踊った、踊った、踊った!=フィナーレは百人で百周年音頭
ニッケイ新聞 2008年1月8日付け 今年も踊った、踊った、踊った――。毎年恒例の藤間流日本舞踊学校(藤間芳之丞、藤間芳嘉会主)の「第四十七回踊り初めの会」が、六日午後一時から文協大講堂で行われ、約六時間に及ぶ日本舞踊の披露が行われた。 開演に先立ち、昨年一年間欠席なく練習に参加した門下生十七人に対して皆勤賞が渡された。続い ...
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