ニッケイ新聞 2007年12月29日付け 米国の動物園でシベリアトラが人を襲ったというニュースが報じられていたが、被害者は米国生まれのブラジル人二世。クリスマスに一七歳の短い生涯を閉じた青年はいつも、「お母さん、僕はブラジル人だよね」と言い、母親も、誇りを持って「そうだよ」と答えていたという。カリフォルニアの地で若い命が散った ...
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1億6千150万レ余=援協事業費予算、史上最高に=08年度=友好病院が突出=福祉部など〃赤字〃で組む=JICA助成金は激減
ニッケイ新聞 2007年12月29日付け 援協史上最高額の事業費に――。サンパウロ日伯援護協会(森口イナシオ会長)は、定例理事会を二十一日開き、〇八年度の事業費が、同会予算編成史上最高額一億六千百五十万千三百レアル(以下・レ)になる見通しと発表した。その内、援協の屋台骨とも言える日伯友好病院の支出が例年通り突出、全体の八割以上 ...
続きを読む »「コチアは生きていた」=30年ぶりのセラード「赤木報告」=(10 終)=真の農業者は寡黙=日系の農業従事「終わった」と言うまい=コチアの精鋭の勝利
ニッケイ新聞 2007年12月29日付け いま、日系社会は老齢化して、一線を退いた一世と、出稼ぎの話だけが目立って、政界、実業界、その他の分野でも、他の国の民族ほど目立った存在がなく、何か中心を失った寂寞さを感じる人は多いと思う。なぜ日系社会の誇りで有った大組織が、短期間に一斉に崩壊してしまったのか。いま、日系社会の中心となる ...
続きを読む »『東芝の森』=パラグアイで第2号始動=オイスカが住民参加で実施
ニッケイ新聞 2007年12月29日付け 【既報関連、アスンシオン発】パラグアイの首都アスンシオン近郊にあるカラガタウで去る十二日「東芝の森」の植林が行われ、住民三十名がヤトロファ(Jatropha)の苗木百本を植えた。苗木は、イグアスー日本人会の日本経団連自然保護基金の助成で建設した育苗センターで育てられたもの。 パラグアイ ...
続きを読む »この人を知りませんか?=ブラジルで日本刀見定め=(28)
ニッケイ新聞 2007年12月29日付け 移民史料館が所蔵する写真の人物を特定する「この人を知りませんか?」。今回はコロニアで開かれた「刀展」の写真です。 戦後に撮影されたものと思われますが、会場や写真の人物については分かっていません。 真剣な表情で日本刀を見定める写真の人たち。ブラジルでこれだけの日本刀があったことにも驚 ...
続きを読む »仏心寺でも除夜の鐘つき=法要、座禅も一般歓迎
ニッケイ新聞 2007年12月29日付け 曹洞宗仏心寺(サンジョアキン街285)は、三十一日午後六時から十一時まで座禅の会、同十時から年越しそばを食べ、同十一時半から除夜の鐘をつく。二十七日、越賀道秀布教師と西村勇心僧侶が、案内に来社した。 また一月六日は午前十時から新年祈祷大般若会。一月の月法要も行うので、供養を申し込みた ...
続きを読む »コロニアかるた会=第381回会合
ニッケイ新聞 2007年12月29日付け コロニアかるた会(黒田貞徳代表)は、一月六日正午から、鳥取交流センター(ドナ・セザーリア・ファグンデス街323)で、新年宴会を兼ねて第三百八十一回会合を行う。会費五レアル。一品持ち寄り。同好者の参加を歓迎している。
続きを読む »刊行物「同素体」
ニッケイ新聞 2007年12月29日付け 『同素体』一月号(通巻五百三十四号)が発行された。同人作品から「夏時間」(畔柳道子、その一句「包丁の手許明るき夏時間」)、「ふたり」(山口まさかず、その一句「ふたり居て思い濃くする夕端居」)、五百三十二号「同人作品共鳴句」から平田一耕選「釣れぬ人見ている人ののどかさや」(艶子)、ほか。
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2007年12月29日付け ナタルが過ぎ、リベルダーデの人出もまばらになったが、年末には再び買物客で混雑するのだろう。十大ニュースの選定中、「これも今年の出来事?」と思うこと多々。 ◎ 文協に先立つ援協会長選では、二世の森口イナシオさんが新会長に就任。記念事業の福祉センター建設は百周年事業へと組み込ま ...
続きを読む »皇太子殿下ご来伯決定=「今度こそ、わが町に」
ニッケイ新聞 2007年12月29日付け 百年祭のハイライトともいえる皇室のご来伯が、皇太子殿下に決まったと十月に宮内庁から発表があり、コロニアでは各地で喜びの声があがった。いよいよ本番式典の具体的なイメージが固まりはじめたことで、日系社会では準備に拍車がかかり、祝典気分が高揚してきた。ノロエステやレジストロ、リオなどあちこち ...
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