ニッケイ新聞 2007年12月14日付け ブラジル人の常食フェイジョン・カリオッカが十二月だけで二一・七八%高騰し、年間累計で七六・二九%の値上がりである。政府は、値段が安く栄養分が豊富な大豆を代用とするように奨励している。 他にも低価格のエルビーリャ(グリンピース)やレンチーリャ(レンズ豆)もあるが、当局は目下、大豆の料理 ...
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コラム 樹海
ニッケイ新聞 2007年12月14日付け さきごろブラジル銀行名古屋支店を訪ねたとき、日本語の達者な日系行員と会った。それも複数である。日本の銀行の行員とかわらないほど、しゃべることも、書くこともできた。同行が「その必要に迫られている」のだと合点した▼店で在日ブラジル人客とだけ接するのだったら、日本語はそんなには必要ないだろう ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2007年12月14日付け 新生児死亡率低下に貢献したと言われる家族健康プログラム。サンパウロ市の担当者の話では、残念ながら、七月~九月で五六人の医師が辞めたという。プログラムでは、医師と看護婦各一人と准看護婦二人、五人から六人の連絡員が一組となってそれぞれの保健所等に配属されることになっているが、現実には全スタ ...
続きを読む »友好病院奉仕団招き=謝恩忘年会=女性たち平均年齢75歳余=縫製の仕事を明るく
ニッケイ新聞 2007年12月14日付け 日伯友好病院ボランティア・グループ(山下光子代表、メンバー二十五人)の活動に感謝して、援協関係者による謝恩忘年会が十一日午前、サンパウロ市パルケ・ノーヴォ・ムンド地区の同病院で開かれた。 同ボランティア・グループは、友好病院が開院(八八年)する一年前から活動を始めた。現在、週に一回リ ...
続きを読む »コチアは生きていた=30年ぶりのセラード「赤木報告」(2)=100年前の農地再生され、今は穀倉地帯、なお余裕
ニッケイ新聞 2007年12月14日付け コチア産組は蘇った いま、全国に新しい穀倉地帯を出現させているブラジルのセラード開発は、常にブラジル全体の農業の将来を考えていたコチアの小笠原一二三(ひふみ)という人物の着想によって始まった。戦前から農業生産地帯として栄えてきた北パラナは、年々進む大農化とともに、耕地面積が狭く感じら ...
続きを読む »人気のベストセラー作家=チバさん新著出版記念会
ニッケイ新聞 2007年12月14日付け 高名な日系精神科医で知られるチバ・イサミさん(66、二世)のベストセラー『Quem Ama, Educa!』(愛するなら教育しなさい、Editora Gente)の新版が五年ぶりに出版された。出版記念会が十一日夜、サンパウロ市内の書店で開かれ、テレビ局の取材班をはじめ多くのファンが駆け ...
続きを読む »新潟県人会の餅つき=早めの注文を呼びかけ
ニッケイ新聞 2007年12月13日付け 新潟県人会は好例の餅つきを年末二十八、二十九日に行うにあたり、早めの注文を呼びかけている。柿嶋昭三会長は「今年もレジストロの美味しい餅米二百キロを搗きます」という。 白餅はキロ十二レアル、あん餅は一袋五レアル、よもぎ餅は同六レアル。お飾りは通常は二段重ねで二百五十グラムから五百グラム ...
続きを読む »上院議長候補=アウヴェス上議にクレーム=単一候補に伏兵が=州知事時代に検察局のメス=政治は篭にのる人、かつぐ人
ニッケイ新聞 2007年12月13日付け 野党DEM(民主党)やPSDB(民主社会党)の支持を得て上院議長の後任候補へ名乗り出たガリバウジ・アウヴェス上議(PMDB=ブラジル民主運動党)に対し国庫庁検察官が十一日、二〇〇二年の選挙費に公金流用を指摘と十二日付けフォーリャ紙が報じた。告発によれば、同上議が北リオ・グランデ州の州知 ...
続きを読む »曹洞宗佛心寺=18日に忘年会
ニッケイ新聞 2007年12月13日付け 曹洞宗南米別院佛心寺(采川道昭総監)は十八日午後一時から同寺(サンジョアキン街285)で檀家など関係者を対象とした忘年会を開く。一品持ち寄り。詳細は同寺(11・3208・4515)まで。
続きを読む »都市整備にスラム抗議=予告なき強制執行で住民逆上=産婦や幼児にもゴム弾の雨
ニッケイ新聞 2007年12月13日付け マルジナル・ピニェイロスのスラム街レアル・パークの都市整備で十一日、百五十四キロメートルに及ぶ過去最大の交通渋滞がおこり、サンパウロ市が停止するパニックが起きた。当局はスラム街に予告もせずに強制立ち退きを執行しバラック百四十棟を取り壊したので、住民は怒ってマルジナル幹線道路を遮断した。 ...
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