ニッケイ新聞 2007年12月4日付け ダッタフォーリャ調査会社は一日、ルーラ大統領の第三期連続政権を国民の六五%が拒否していることを明かにした。調査は全国三百九十都市で十一月二十六日、ルーラ大統領が二〇一〇年も政権を継続するため選挙法を改正することに同意するか、一万千七百四十人の有権者に質問した。 同意したのは、三一%。次 ...
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ニッケイ新聞 2007年12月4日付け 会館売却案を審議するため今月二日に臨時総会を開いた鹿児島県人会。園田昭憲会長はこの総会にあたり、いつでも責任を取れるようにと登記所の認証を取った辞表届けをこっそりと持参していた。会議の席上でも「酒を飲んでいるときでも県人会のことが頭から離れない。今回の件でもいつでも腹を切る覚悟でいる。ぜ ...
続きを読む »不動産ブームに引っ張られ=明らかになる土壌汚染の実態
ニッケイ新聞 2007年12月4日付け 三日付エスタード紙に、いくつかの関連性のある記事を見つけた。 主な二つは、不動産ブームで様々な分野がこれまでにない成長を遂げており、来年もこの好調を維持しそうだというものと、この不動産ブームに乗って提出される企画書の審査段階で、建設予定地の土壌汚染の実態等が明らかにされてきているという ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2007年12月4日付け 文協大講堂で行われた「ブラジル紅白歌合戦」を初めて取材したが、開会式直後にもかかわらず、満席近い人たちで埋め尽くされているのに驚いた。 二階席にはこどものその、希望の家、憩の園の福祉三団体の入居者たちを無料で招き、食事からお土産まで用意して歓迎している。 この活動は第一回の開催から今 ...
続きを読む »CNI、メキシコに食指=三段階で全面ゼロ関税化へ
ニッケイ新聞 2007年12月4日付け 全国工業連盟(CNI)代表は二日、アモリン外相をイタマラチー宮に訪ね、ラテン・アメリカのライバルであったメキシコと二〇〇八年に市場開放を基本とする通商条約を締結するよう要請した。 外相は早速、カウデロン墨大統領をブラジルへ招き、二〇〇八年下半期の訪問が決まった。上半期は現在の通商関係を ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2007年12月4日付け 祖母と孫娘2人の殺人といい九州の暴力団抗争など―一般の庶民には「どうしてあんなことを」が実感ではなかろうか。香川県坂出市の自宅で刺殺された三浦啓子さん(58)は、部屋に大量の血痕を残したまま孫の茜ちゃん(5)と彩菜ちゃん(3)らと行方不明になった。警察も署員を動員し「殺人」の可能性を含め ...
続きを読む »PT党首へ7人候補=大統領選出馬を視野に
ニッケイ新聞 2007年12月4日付け PT(労働者党)は、ダッタフォーリャの調査結果を受けて二〇一〇年の大統領選挙を視野に入れた党首人事に慎重を期することになったと三日付けフォーリャ紙が報じた。党首選挙は九日、行われる。 同調査によれば、PTの大物と思われたスプリシ観光相とロウセフ官房長官、ワグネル知事、アナニアス社会開発 ...
続きを読む »バイア州TCE長官を釈放
ニッケイ新聞 2007年12月4日付け バイア州の不正入札を捜査する連邦警察の「白い上着」作戦は、同州会計検査局のオノラット長官を二十二日拘束し二十六日、釈放した。同長官は五日間首都で留置され、ホっとした表情でサルバドール市へ帰宅とエスタード紙が報じた。特別留置所とはいえ、自分の家が一番よい。 「連警が五カ月前から会計検査院 ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2007年12月4日付け 閉ざされた空間でのパニックは本当に怖い。三十日のお昼時、サンパウロ市リベルダーデの銀行を襲った少なくとも七人の強盗のうち二人が地下鉄内に逃げ込み、線路を走ってセー駅へ。逃げてきた強盗はそこで警官たちと撃ち合いになった。プラットホームにいた人は一一〇〇人とも言われるが、二人が流れ弾にあたり ...
続きを読む »ルーラ大統領=CPMF反対は脱税者だ=小切手税はPTの要=政権維持にかかる貴重財源=来年度予算、PACにも影響
ニッケイ新聞 2007年12月1日付け 金融暫定税(小切手税)の期限延期で業を煮やしたルーラ大統領は二十九日、同案に反対するのは脱税の常習者だと糾弾したことを三十日付けエスタード・デ・サンパウロ紙が報じた。「口では税が多過ぎると嘆きながら、実は脱税を見破られるのが怖いのだ」とあばき、違法行為だと食い下がるDEM(民主党)へ宣戦 ...
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