ニッケイ新聞 2007年9月11日付け 一九六七年、トメアスー移住地で夫に先立たれて途方に暮れた若妻は、国援法適用を受けての帰国途中、幼児三人を残して、あるぜんちな丸から海に身を投げた――。悲惨な移民の生活を彷彿とさせる悲話だが、このほど、孤児となった三兄姉妹が今も日本に健在であることがわかった。あるぜんちな丸第十二次航(六二 ...
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パ国の作文コンクールで=日本の子育ての伝統を見る
ニッケイ新聞 2007年9月11日付け 【イグアスー発】パラグアイ日本人会連合会主催で行われた〇七年度の全パ作文コンクールの結果が発表され、中学総合の部の優秀作品四点の対象者全員がイグアスー日本語学校の生徒たちであった。 今年の応募総数は二百三十七点で入賞が四十五点、その中でイグアスー日語校生徒の作品十四点が入賞した。中学総 ...
続きを読む »ダニエラさん=柔道ブラジル代表は日系デカセギ子女
ニッケイ新聞 2007年9月11日付け デカセギ日系子弟がブラジル柔道代表に――。近くリオで開幕する世界柔道選手権大会に、日本で青春時代を過ごした日系人女子選手が挑戦する。六十三キロ以下級のダニエラ百合中沢バルボーザさん(三世、レジストロ出身)、二十三歳。「だれと試合しても怖がらないで一生懸命やるだけ」。〃母国ブラジル〃の代表 ...
続きを読む »「ピッコロ」コンサート=6日、多彩に「飽きさせません」
ニッケイ新聞 2007年9月11日付け ピッコロ女声合唱団(足立弘子会長)の第三十三回コンサートが、十六日午後三時から、文協小講堂で開催される。二部構成で日本の曲を中心に、ソプラノ、メゾ、アルトのハーモニーで歌い上げる。 コンサートでは、一部で三つのクラッシックメドレー、合唱組曲「五つの若い愛の歌」、二部で三枝成章の編曲によ ...
続きを読む »16日、第54回全伯川柳大会
ニッケイ新聞 2007年9月11日付け 【既報】ぶらじる川柳社(柿嶋さだ子主幹)は、十六日午前九時から、エスペランサ婦人会サロン(文協ビル内)で、第五十四回全伯川柳大会を催す。各支部吟社が後援している。
続きを読む »愛媛県人の100年を記録=『愛媛新聞』が取材に=県人会の記念誌編集も手伝う=棚に飾る歴史書でなく読まれるものを
ニッケイ新聞 2007年9月7日付け 愛媛県人の百年を記録に残す――。愛媛新聞報道局社会部の高橋士朗副部長(42)が四日、県人移民を取材し、同新聞紙上で連載を行うため、約一ヵ月間の滞在で来伯した。愛媛県人会(藤原利貞会長)では笠戸丸で来伯した県人もいることから、来年の日本移民百周年に合わせて「県人百周年記念誌」を編集する準備を ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2007年9月6日付け ブラジル人向けの将棋の駒を作っている人がいる。ミナス州イパチンガ在住の新小田耕一さんである。八月十七日付当欄で「ブラジルの将棋、普及不振」を書いたが、その反響であった。さきごろ、私の作った駒を使えば、初心者のブラジル人の興味をそそる、とその作品を封筒で送ってくれた▼これが、なかなかの出来栄 ...
続きを読む »第4回海外日系文芸祭=作品選考終わる=(下)=尾山さんの短歌、主催者会長賞=小塩卓哉選考委員長「来年さらなる充実」
ニッケイ新聞 2007年9月7日付け 【短歌部門 一般の部】 ◇海外日系新聞放送協会会長賞 乳母車からアンヨがふたつとび出して小春日和を蹴とばしてゆく 尾山峯雄 ◇日本歌人クラブ賞 コーヒー園に鍬の手休め仰ぐ空いよいよ澄みて昼の星見す 柴尾勝 ◇文芸祭賞 半世紀共に歩んだ鍋に釜 でこぼこの傷子育て移民史 ...
続きを読む »ブラジル人初心者向け=ミナスの新小田さん=将棋の駒を作る
ニッケイ新聞 2007年9月7日付け ブラジル人向け普及用の手づくりの将棋の駒が、このほど、ミナス州イパチンガ在住の新小田耕一(シンコダコウイチ)さんから送られてきた。新小田さん自身が製作している。去る八月十七日付「樹海」欄のコラム、日本でもブラジルでも、外国人向け将棋普及はさまざま障害があって進んでいない――に応えたもの。 ...
続きを読む »首都の小野山氏=表彰される
ニッケイ新聞 2007年9月7日付け 【ブラジリア】ブラジリアの陸軍クラブで去る八月三十一日、知事代理のパウロ・オタビオ氏より商業活動に多大な貢献があったとして、当市タグアチンガ在住の小野山義明氏(67)が表彰を受けた。 義明氏の父親である、故小野山三郎氏は、熱帯農業の権威としての名声が高く、珍しい農産物を作りブラジリアの人 ...
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