ニッケイ新聞 2006年8月17日付け 『火焔樹』八月号が発行された。扉の一句「珈琲や萬蕾つつむ香をほどく」(要一郎)、火焔樹一行評(要一郎)「天の川塔の祈りの吸われゆく 武子」(評・大陸のキリスト教会と天の川仰ぐ感動)、雑詠(要一郎選、その一句「ブラジルに七十回の雑煮かな」パラカツ 阿部和子)、ほか。
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伯銀の純益、過去最高に=今年上半期=業界トップに踊り出る
ニッケイ新聞 2006年8月16日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十五日】ブラジル銀行の今年上半期の純益が前年同期比でほぼ二倍の三八億八八〇〇万レアルに達し、過去最高を記録した。また、民間銀行最大手のブラデスコ銀行の三一億三二〇〇万レアルを抜き、業界トップに踊り出た。 今年上半期に少額融資を主要業務とする同行の大衆銀行は ...
続きを読む »「日本の記録映画の展望」
ニッケイ新聞 2006年8月16日付け 国際交流基金とブラジル・シネマテークの共催で十六日から始まる日本の記録映画上映のうち、シネマテークでの上映プログラムが一部変更された。 変更されたのは、二十四、二十五、二十七日の三日間。 二十四日は、「生きてはみたけれど」「ある映画監督の生涯」上映が予定されていたが、この日は上映なし ...
続きを読む »ポルトガル人学生刺殺さる=強盗に逆らいナイフで一突き=リオ
ニッケイ新聞 2006年8月16日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】リオデジャネイロ市最大の観光スポットとなっているコパカバーナ海岸で十四日、観光旅行中の十九歳のポルトガル人男子学生が強盗にナイフで刺殺される事件が発生した。犯人は逃走中に出くわした警官に取り押さえられた。罪を認めているという。 被害者は両親と共に来 ...
続きを読む »たずね人=コチア青年=中須賀さんの家族
ニッケイ新聞 2006年8月16日付け 広島県出身のコチア青年で一九七九年に亡くなった中須賀雄司さんの親族を、雄司さんの弟の徴(もとむ)さんが探している。 中須賀雄司さんは広島県安芸郡倉橋町出身。一次七回のコチア青年として、五七年一月に「ぶらじる丸」で渡伯した。七七年ごろにパラナ州マリンガ近郊のマンダグアリに居住していたこと ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2006年8月16日付け 犯罪組織州都第一コマンド(PCC)の組織には多数の班がある。各班にトーレというボスがいる。その下にピロットというマネジャーがいる。次がジスシプリーナという監督官。次はレコーリェという班の会計係。次はビッショ・パッポンという上納金の集金係。次がソルダードという命令を実行する組員。最後にアル ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2006年8月16日付け 「第十七回伊藤園お~いお茶俳句大賞」の応募作品は百六十六万句を超え、平成元年スタート時のものからの累計応募作品数は一千二百万句を突破したという。一人六句応募できるとはいえすごい数だ。今回ブラジルからの投句者は百六十人。そのうち三十八人は入賞、入選を果たした。これはかなりの高率といえそうだ ...
続きを読む »天然資源多くして政治腐る=惰眠貪り投資せず=発展は教育と技術開発から=行政管理コストの削減を
ニッケイ新聞 2006年8月16日付け 【ヴェージャ誌一九六七号】マサチューセッツ工科大学で教鞭を執るエリアナ・カルドーゾ教授(経済学)は、天然資源が豊かな国は汚職がまん延し、政治が不安定であると定義した。豊かな資源で得た財源を教育や技術開発に利用せず、国家の隆盛につながるような研究機関を設立しようなどと考えないのが特徴だとい ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2006年8月16日付け 週末にこれだけ人が集まる場所が他にあるかな。リベルダーデの人出を見るたびにそう思う。 この町がまだ「日本人街」だったころ。今も日本食の店が並ぶトマス・ゴンザガ街入口には「すすらん通り」と書かれた看板があったそうだ。以前話した一世の男性が懐かしそうに話していた。 時は移り、看板は消えた ...
続きを読む »中国に水をあけられた伯=ネックは政治改革と経済戦略
ニッケイ新聞 2006年8月16日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙三十日】中国の台頭により、ブラジルが退歩しているものが二つある。第一は経営環境を整備するための政治改革。中国は三十年間、二桁の経済成長を続けている。何故かブラジルにはそれが出来ない。第二はチャンスをつかむ経済戦略である。 政治改革は、昔から掛け声だけでいっ ...
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