ニッケイ新聞 2013年10月2日 6月に起きた〃抗議の波〃の後、3・20レアルだったバス料金を3レアルに引き下げるという異例の措置をとったハダジサンパウロ市市長が、選挙年に当たる14年はバス料金を据え置く方針を打ち出したと1日付エスタード紙が報じた。 例年なら1月に行われていたサンパウロ市のバス料金値上げは連邦政府の要請で ...
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東西南北
ニッケイ新聞 2013年10月2日 現在サンパウロ市南部でモノレールによる地下鉄17号線の建設が急ピッチで進められているが、これに関し近隣住民から苦情が出はじめている。同線は高さ約20メートルの巨大なコンクリートの柱に支えられ、その上を車両が走ることになるが、その柱がロベルト・マリーニョ大通りを中心に急増し、街の景観が明らかに ...
続きを読む »日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦前編◇ (58)=地図の上の一本の線=「鉄道通って便利になる」
ニッケイ新聞 2013年10月2日 レジストロが満植になるとリベイラ河にそって18キロほど上流に、1920(大正20)年からセッチ・バーラス植民地が開設された。レジストロから河蒸気で4時間もかかって遡行した。 パラナ州ロンドリーナの草分け、沼田信一(しんいち、1918—2012、北海道)=09年12月取材=は1933年7月に ...
続きを読む »第2次大戦と日本移民=勝ち負け騒動の真相探る=外山 脩=(90)
ニッケイ新聞 2013年10月2日 加藤拓治と川崎三造は、数年前にツルんで動き始めていた。 川崎が、各地の戦勝派の前に姿を現し、自身を「日本の特務機関員」と称し、 「近く日本軍が、移民を迎えに来る。それに先立ち、天皇の特使として、密かに、高貴な方がブラジルに来ておられる。朝香宮らしい」 と、秘密めかした話法で、人を惹き付け ...
続きを読む »連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(15)=第二章 浄土
ニッケイ新聞 2013年10月2日 事務所に戻ったジョージは、早速、電話で聖心寺の宿利晃天和尚と明日の午後の約束を取った。 気の強いカヨ子さんが珍しく弱った顔で、ジョージの前に来て、 「(あの〜、会議室のおボーさん大丈夫かしら、まだ眠っているわよ)」 「(そのまま寝かせておいた方が・・・。だいぶ疲れているようだし)」 「(で ...
続きを読む »次世代の種蒔くイベント=ベレン日本週間に5千人=食、音楽、踊りで市民魅了=生田会長「来年は大規模に」
ニッケイ新聞 2013年10月2日 「84年前に種が蒔かれたパラー日系社会は収穫を終え、希望の種を蒔く時代に」—。汎アマゾニア日伯協会の生田勇治会長は先月20日夜、シモン・ジャテネ州知事も出席した式典で、そう同地コロニアの〃成熟〃を表現した。在ベレン総領事館も共催し、16日に幕を開けた日本週間は、展示や舞台で様々な日本文化を紹 ...
続きを読む »商議所シンポ=(下)=価格低下深刻さ増す家電=好調自動車にも不透明さ
ニッケイ新聞 2013年10月2日 三浦修部会長の「ブルーレイ・プレーヤーやDVDプレーヤーなどは価格の低下が激しく、泣きたくなるような値段で売っているのが実情」といった悲痛な言葉とともに、電気電子部会では落ち込みが報告された。上半期の販売実績は、多くの商品が昨年を下回った。特に深刻だったのは、デジタル・スティールカメラで12 ...
続きを読む »ヴェージャ誌が45周年特集号=歴史的事件のスクープ多数
ニッケイ新聞 2013年10月1日 9月最終週、国内外のニュースを幅広く扱い、ブラジルで最も購買者の多い週刊誌の一つであるヴェージャ誌が45周年を迎え、現在その特集号が発売されている。 ヴェージャ誌は、1968年9月、ブラジル最大手の出版社、アブリル出版から発売された。ときは軍事政権の真っ只中で、発売初年の12月18日付同誌 ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2013年10月1日 聖南西文化体育連盟の定例会議は、傘下の団体同士での情報交換、運営上の問題への相互アドバイスの場を作ることを目的に開かれている。2009年までは年2回の開催だったが、山村会長が就任した同年から「積極的な意見の出し合いによって、それぞれの団体が問題解決への糸口を掴めるようにすることこそ連盟を作る ...
続きを読む »GAPがブラジルに進出=実務は地元業者に委託=4月までに4店舗オープン
ニッケイ新聞 2013年10月1日 スペインのザラ(ZARA)に遅れを取ること15年。満を持してか、米国の衣料小売業最大手「GAP」が9月26日、ブラジルに第一号店をオープンした。 同社は設立が1969年で、現在世界42カ国で3万4千店舗を展開する。マイアミやニューヨークのアウトレットを訪れるブラジル人の間では人気だが、ラテ ...
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