ニッケイ新聞 2013年8月1日 リオ・グランデ・ド・スル州サンタマリア市で1月27日未明に起きたナイトクラブ「KISS」の大火災から半年が過ぎたところで、グローボTV局では、現地の遺族や生存者、支援者などが各々の立場で語った現状を報道している。 7月28日から始まった連載記事は、8月1日までの6回(28日は2回)で、136 ...
続きを読む »ニッケイ 関連記事
コラム 樹海
ニッケイ新聞 2013年8月1日 ブラジルで学んだことを挙げれば、「諦め」だろうか。ゴネ得が横行する現在の日本とは逆の価値観で社会が動いているこの国では、主張することが「暖簾に腕押し」に感じることが多い(昨今のデモの例外はあるが)。時間と労力の消耗を天秤の片方に乗せ「なかったこと」にするのも処世術の一つ。しかしその裏をかいてく ...
続きを読む »*8/2〜8のサンパウロ市でのコンサート
ニッケイ新聞 2013年8月3日 ・ネイ・マットグロッソ(8/2〜3(金〜土)、場所:HSBCホール) 70〜80年代に一世を風靡したブラジル音楽史上屈指の個性派シンガー。70代に突入しても中性的魅力は健在。 ・フェルナンド・エ・ソロカバ(8/7〜8(水、木)、場所:エスパッソス・ダス・アメリカス) セルタネージャ界の人気男 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2013年8月3日 もう50年近くも昔の話になるが、駆け出しの頃—文化協会の会長室でキャンパスのバックを灰色で塗りコーヒーの収穫風景を描いた絵画を観て「いいな」と思い、事務局長だった故藤井卓治氏に話すと「あれは半田知雄だよ」と教えてもらった。この画家はブラジルの農村やファゼンダを温かい心で見つめ絵筆を取った作品が ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2013年8月6日 2日付エスタード紙掲載の社会的信頼度調査の結果中、〃大統領〃に対する信頼度が63%から33%に半減したとあるのを見て、さもありなんと思った。政権初年の11年は、汚職摘発の連発で疑惑の的の閣僚を次々と更迭、箒と塵取りを持つ大統領の似顔絵や掃除を意味する〃Faxina〃の言葉があちこちで見られた。 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2013年8月7日 5日朝のグローボTVで恐ろしいニュースが流れた。マラニョン州の刑務所ではこの3カ月間だけで計62人もの囚人が逃げ出し、捕まったのは10人という。同州の刑務所は2200人分の収容能力を持つが、2倍以上の5400人が入っている。「所内の待遇が悪いから」とはいえ逃亡は正当化されない▼刑務所から麻薬密 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2013年8月8日 現在33歳で子どもを持つ予定のないコラム子に、片島さんは「卵子凍結しておいた方がいいよ」と強く勧めた。〃不妊治療天国〃ブラジルでは、希望者は誰でも卵子を保存できるからだ。 でも、実際卵子凍結に手が届くのは、「いつか子どもがほしくなった時のため」に、何万レアルを投資できる裕福な女性だけ。きっと ...
続きを読む »本紙読者が選んだ昭和の57曲を=「日本人心の歌」18日に
ニッケイ新聞 2013年8月9日 コロニア歌謡の祭典『日本人心の歌』(高木ラウル実行委員長)が18日午前10時から、サンパウロ市の文協ビル大講堂(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)で開かれる。本紙主催。 今回のテーマは「南の空の下で偲ぶ昭和の名曲」。本紙読者アンケートによって選出された「荒城の月 ...
続きを読む »連載小説=移り住みし者たち=麻野 涼=第135回
ニッケイ新聞 2013年8月10日 二人の案内員の手前、そう言うしかないのだろうと察して、仁貞は家に案内するように言った。しかし、寿吉は「ここからは遠いし、同志たちが用意してくれたこの場所で話は十分にできる」と下手な役者が台詞を棒読みするような口調で言った。 「何を言っているんだい。夫婦が十七年ぶりに会ったというのに、自分の家 ...
続きを読む »池袋サンシャインシティ=『フェスタ・ド・ブラジル』開催!=独立記念日から5週間=担当者「5年越しの念願叶う」
ニッケイ新聞 2013年8月13日 東京・池袋にある複合商業施設「サンシャインシティ」は創設35周年を記念したイベントの一環として、施設全体を使用した『フェスタ・ド・ブラジル』を開催する。ブラジルの独立記念日である9月7日を皮切りに、5週間に渡ってブラジル文化を紹介する展示、音楽ショー、セミナー、映画上映などが企画されている。 ...
続きを読む »