ニッケイ新聞 2013年6月20日 追い求める自分にいつか出会えることを祈っています。ブラジルにまできてこのことで言い争うつもりはありませんが、きっとそれは私が思っている朴美子とはまったく違った姿のあなたなのだろうと思います。 羽田から飛び立つ五日前のことでした。あの晩、白い錠剤を二階から投げつけてきたあなたに、いつもとは違 ...
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姉妹都市提携40周年=加古川市長らマリンガ訪問=式典に出席、各地を訪問
ニッケイ新聞 2013年6月21日 兵庫県加古川市とパラナ州マリンガ市の姉妹都市提携40周年を祝い、加古川市から40周年記念訪問団が来伯、先月11日に行われた記念式典に出席したほか、クリチーバ、リオ、イグアスなどを訪問した。 樽本庄一市長、坂田重隆市議会議長、加古川商工会議所会頭の長谷川吉弘ハリマ化成グループ社長のほか、市議 ...
続きを読む »連載小説=移り住みし者たち=麻野 涼=第101回
ニッケイ新聞 2013年6月22日 朴仁貞は以前暮らしていた恩田町の知人を時折訪ねていた。そこの朝鮮人部落から帰還した在日も少なくはなかった。 大学から戻ると部屋の灯りもつけずに、朴仁貞がダイニングキッチンのテーブルに腰かけたまま物思いに沈んでいた。いつもなら「お帰り」と声をかけてくるがそれもなかった。 「どうしたの? オモ ...
続きを読む »コンフェデ杯=惜敗日本に大声援送る=響き渡るジャポンコール=会場を包む親日ムード
ニッケイ新聞 2013年6月25日 【ベロオリゾンテ発=酒井大二郎記者】22日のコンフェデレーションズ杯・メキシコ戦に破れ、予選グループ3連敗に終わったサッカー日本代表。それでも、試合開始とともに「ジャポン」コールが沸き起こり、その数は前半だけで11回に上るなど、会場となったミネイロン・スタジアムは親日的な雰囲気に包まれた。 ...
続きを読む »楽書倶楽部、第18号
ニッケイ新聞 2013年6月26日 日毎叢書企画出版の『楽書倶楽部』第18号が発行された。 「わたしのハルとナツ」(広川和子)、「リッカダムとシンゴーダム」(荒木昭次郎)など全39作品。 問い合わせは同出版社(11・3209・5228)まで。
続きを読む »デモが自動車、小売に影響=「市場の失速避けられず」=客足落ち、イベントも中止
ニッケイ新聞 2013年6月28日 全国的に発生しているデモの影響で消費者の経済への不安感が増大していることがFGV(ジェトゥリオ・ヴァルガス財団)の指数で明らかになっているが、実際の経済にも影響が出始めている。27日付エスタード、フォーリャ両紙が報じた。 エスタード紙によれば、今月の自動車販売台数は先月比で約4%増えたが、 ...
続きを読む »デモ制圧に超音波砲出動=フォルタレーザ、84人拘束
ニッケイ新聞 2013年6月29日 コンフェデ杯イタリア対スペイン戦が行われた26日、会場のフォルタレーザ市「アレーナ・カステロン」の外で激しいデモが起きた。セアラ州保安局によれば、未成年者27人を含む84人が拘束され7人が負傷。国家警備隊は、催涙ガス弾だけでなく、超音波砲まで持ち出した。27日付エスタード、フォーリャ両紙など ...
続きを読む »入管一転 在留資格認定=〃3年問題〃の日系人女性に
ニッケイ新聞 2013年6月1日 【既報関連=静岡新聞5月30日付】日本政府の帰国支援事業を利用した日系ブラジル人女性が、再入国を拒否されたのは不当として国を提訴した問題で、名古屋入国管理局は29日、女性の入国を認めないとする決定を取り消し、在留資格の認定証明書を発行した。 訴訟によって女性の妻という身分を再検討した結果とみ ...
続きを読む »森和弘の秘められた過去=勝ち負け抗争と二世心理=(4)=黄禍論の中の少年時代=「日本人を即刻追放せよ」
ニッケイ新聞 2013年6月4日 事件多発を受けて、7月19日にはサンパウロ州執政官(現在の知事)マセド・ソアレスが勝ち組代表約1千人を州政庁カンポス・エリゼオスに呼んで、直接に説得工作を試みるも無駄に終わった。月末にはパウリスタ延長線のオズワルド・クルス市では市民を巻き込んだ大騒乱に発展し軍隊が鎮圧する騒ぎにまで発展した。ま ...
続きを読む »人文研古本市=3千点を低価格で、9日
ニッケイ新聞 2013年6月5日 サンパウロ人文科学研究所が9日午前9時〜午後1時まで、文協ビル(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)1階14号室で古本市を開催する。1、3、5、9レアルという安価で、3千点近くの書籍を取り揃える。 推理小説、歴史小説、純文学、文学全集各種、漫画、辞書、専門書(健康 ...
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