ニッケイ新聞 2013年5月11日 「リンゴの里」で知られるサンジョアキン農協。ワインでも気を吐いているが、ディズニーのデザインをつけたリンゴジュースも売れ行き上々だとか。関係者に聞くと、蜜が入ったリンゴは日本では「当たり」だが、ブラジルでは三級品なのだという。蜜の部分が腐りやすく、遠距離輸送に耐えないというのがその理由。現在 ...
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コラム 樹海
ニッケイ新聞 2013年5月11日 政界というところは、何とも奇妙なことが起こる。多数決は民主主義の根本的な原則であり、これは小学生の一年生でもちゃんと知っているし、腕白小僧の独断専行をも許さない。だが—である。数が多ければ、全てが正しいとは限らない。先の参院本会議が賛成多数で決めた「川口環境委員長解任」は、そんな悪しき見本の ...
続きを読む »ジウマ大統領=港湾法案の通過に奔走=議会では不本意な連敗続き=来週の投票まで徹底抗戦=議員との関係作り課題に
ニッケイ新聞 2013年5月11日 議会との関係に苦心するジウマ大統領が、港湾法案の改定案を通そうと懸命だ。また、同大統領と議会や連邦議員との関係強化は14年大統領選挙に向けた課題でもある。10日付伯字紙が報じている。 ジウマ大統領の意図する方向性が議会によって否定される事態が続いている。森林法や石油のロイヤルティの法改正も ...
続きを読む »アマゾン開発=百害あって一利なし?=雨量の減少や生産性低下=法の甘さと温暖化も影響
ニッケイ新聞 2013年5月11日 ブラジルと米国の研究者達が、牧畜業や大豆生産の拡大のためにアマゾンを開発する事は、少雨や農業の生産性低下を招き、農業生産者の首を絞める事につながるとの研究成果を発表した。 法定アマゾンの森林伐採はここ数年の不法伐採の取り締まり強化などで減少傾向にあるが、一度開発された熱帯雨林は回復が難しく ...
続きを読む »カンポ・デ・マルテ=ヘリ以外の運用停止か?=北部の開発望むハダジ市長
ニッケイ新聞 2013年5月11日 ハダジサンパウロ市長が、都市開発を理由にサンパウロ市北部のカンポ・デ・マルテ空港でのヘリコプター以外の飛行機の運行差し止めを空軍に願い出た。9日付伯字紙が報じている。 カンポ・デ・マルテ空港は1920年に建設されたサンパウロ市初の空港だが、コンゴーニャス空港やグアルーリョス空港などに押され ...
続きを読む »サンパウロ市訪問のお土産品に=地下鉄のシンボル商品化
ニッケイ新聞 2013年5月11日 サンパウロ市では近日中に、地下鉄の路線図や駅名その他のシンボルをプリントした商品がお目見えすると8日付エスタード紙が報じた。 ロンドンやニューヨークの例に倣い、サンパウロ市民の足である地下鉄のシンボルをあしらった商品は、SP Loves Youという企業が製作、販売する。具体的な商品はiP ...
続きを読む »カフェの最低価格を17・3%調整
ニッケイ新聞 2013年5月11日 農務省が7日、アラビカ種のカフェの最低価格を1俵当たり261・69レアルから307レアルに17・3%値上げすると発表したと8日付エスタード紙が報じた。生産者は30%高の340レアルを希望したが、インフレを懸念したジウマ大統領が調整幅を抑えるよう指示したという。
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ニッケイ新聞 2013年5月11日 大統領選対策に閣僚人事に法案通過対策にと大忙しの9日のジウマ大統領だが、この日は同時にベネズエラからマドゥーロ大統領を迎える日でもあった。両大統領は貿易やエネルギー問題などについて語りあった後、寄贈されたチャベス大統領の額をはさんで、写真撮影を行った。またマドゥーロ氏は自身が選出された大統領 ...
続きを読む »連載小説=移り住みし者たち=麻野 涼=第72回
ニッケイ新聞 2013年5月11日 日系人が多く加盟している農業組合はコチア産業組合で、コチアには日系人に限らず一般のブラジル人も会員になり、ブラジル最大の農業組合に成長した。もう一つは南伯農業組合で、この組合はサンパウロ州、パラナ州の日系人会員が多かった。 南伯農業組合は児玉が住むトレメ・トレメの目と鼻の先にある。トレメ・ ...
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ニッケイ新聞 2013年5月10日 強姦容疑で逮捕されたリオの牧師、マルコス・ペレイラ容疑者に対し、下院人権委員会のマルコ・フェリシアーノ委員長がツイッターで「マスコミはちゃんと調べたのか?」と擁護する発言を行った。同氏は以前から同容疑者と面識があり、「優れた人物」だとして評価している。ペレイラ容疑者の強姦に関しての余罪は20 ...
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