ニッケイ
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俳句
ニッケイ俳壇 (853)=富重久子 選
勝ち負けの戦の炎敗戦忌
【八月十五日はわが国の敗戦の忌日であった。既にブラジルに移民していた人も、日本で敗戦を味わった人々もそれぞれに其の日のことは忘れることが出来ない。
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短歌
ニッケイ歌壇 (495)=上妻博彦 選
サンパウロ 水野 昌之 昼寝時に限って電話で起こされる「間違い、ご免」という人からだ誰からか電話きそうな気配する休日つづくひとりの真昼裾分けのケーキのお礼の電話受く声の高さで喜び
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俳句
ニッケイ俳壇 (852)=星野瞳 選
アリアンサ 新津 稚鴎 冬日負い軍平胸像顔暗し首ふって歩く他なき時雨牛犬の嗅ぐ物より翔ちし冬の蝶どびろくや転耕とどむ術もなく土深く想思樹の実を植えにけり セーラドスクリスタ
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俳句
ニッケイ俳壇 (851)=富重久子選
サンパウロ 田中美智子 果てしなきゴヤスの大地冬景色【旅吟について、「ブラジリアの建築群を見てゴヤス高原の中の幾つもある滝を巡る旅で、地下には豊かな水源があり、澄んだ水が流れてい
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日系社会ニュース
日本語学習に強力な味方=OJAD、南米で初講習=文章から音声を自動生成
サンパウロ大学(USP)や関係学会により、10~13日まで開催されている日本語教育に関する国際シンポジウム『EJHIB2015』の事前行事として日本語教師向けワークショップが9日、ニッケイパレスホテ
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読者寄稿
日伯外交120年の絆・日本祭り=サンパウロ 平間浩二
26日は前日の豪雨と打って変わって雲一つない晴天に恵まれた。最終日の今日は、それにふさわしい最高の日本祭り日和となった。 ジャバクァラ・メトロ駅からサンパウロ・エキスポセンター行きの無料送迎バスがピ
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短歌
ニッケイ歌壇 (494)=上妻博彦 選
サンパウロ 相部 聖花 過去は今過去になりたり未来世は未だ来たらず今を生きるのみ夫の沸かすコーヒーの香の二階まで立ちのぼり来て今日が始まるやわらかき冬日を浴びてくれないのつつじ咲
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俳句
ニッケイ俳壇(850)=星野瞳 選
アリアンサ 新津 稚鴎 気まぐれな雨が降っては冴へ返る屈託もなき髙笑い夜なべ子等サンジョンの焚火にちらと見しは彼ダムの水深く映りて凍てし星確実に老化は進み秋も逝く【一九十五年生れ
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今週末の催し
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イベント情報
「激動の昭和の名曲を」=日本人の心の歌、16日
コロニアの歌の祭典『第15回日本人の心の歌チャリティーショー』(重田エルゾ実行委員長)が、16日午前10時から文協大講堂(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)で開催される
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