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ニッケイ俳壇(848)=星野瞳 選

ブラジル日本人街があるリベルダーデ区の七夕まつりの様子。ブラジルでは、各地で日系団体が七夕祭りを開催している。

   セーラドスクリスタイス   桶口玄海児 アリアンサにて稚鴎老達者耳目達者よ朝涼し雷のあばれておりし大地かな新しき蟻塚濡れて奥地かな声涼し農園の子日本語    ジョインヴィーレ      筒井あつし 雲の峰冬にも立つやパラナ河冬晴れて鏡の如き水面あり冬ぬくし広場で始まる釣談議マンジョーカ引き抜く力失せて老う    サンパウロ ...

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オペラ歌手の鶴澤さん=日ブラジル国歌で両国をつなぐ=公演依頼を受付中

「どこでも喜んで歌いに行きます」と鶴澤さん

 全国の護國神社を巡拝し日本国歌を奉唱しているオペラ歌手の鶴澤美枝子さん(64、香川)が5月末から当地に滞在、各地で公演を行い日伯両国歌を披露している。  オペラ歌手暦48年になる彼女は、4年前から「君が代」を歌い始め、日本各地の神社で奉唱を行ってきた。現在はブラジル国歌にも取り組んでいる。「心を込めて国歌を歌うことで、各国の友 ...

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第18回日本祭り=テーマは「日伯120年の絆」=人気歌手や忍者が来伯

祭りのメイン企画の数々

 ついに開催まで1週間を切った『第18回日本祭り』。24日から3日間サンパウロ市の「サンパウロ・エキスポセンター(Rodovia dos Imigrantes, km 1,5, Cursino)」(旧イミグランテス展示場)で18万人を超える来場者を見込む。今年のテーマは「日伯120年の絆」。1800人収容のメインステージでは日本 ...

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ニッケイ俳壇(847)=富重久子 選

ブラジルでは『フェイラ』という朝市が曜日ごとに決まった場所で開かれ、朝早くから大勢の人で賑わう。新鮮な果物や野菜、肉、卵、日本人や日系人が多く暮らす地区では鮮魚も販売されている。

      サンパウロ      広田 ユキ 相似たる身の上話移住祭【我々日系人は六月十八日、サントス港に着いた日を記念して移住祭を催し、其の日は公式に「移民の日」とされている。 この句にあるように戦前戦後を問わず、共に移住後の暮らしは肉体的、精神的にも共にさまざまな苦労があったもので、「相似たる身の上話」と静かに聞き止めている ...

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ニッケイ歌壇 (492)=上妻博彦 選

『ガリンペイロ』とは、ポルトガル語で金などの鉱採掘人、発掘人のこと。 (藤巻修允著『ダイヤの夢』より)

      サンパウロ      武地 志津 強風に煽られ落ちて傷みたる小鉢の仙人掌生気が失せる色褪せし蟹仙人掌を朝に夕に透かし眺めつ一縷の望みちんまりと蟹仙人掌の枝(え)の先に今朝みつけたり四つの蕾ほんのりと色滲ませつ膨らみし蕾は開くオレンジ色に垂れ下る枝(え)の先に花もたげ咲く蟹仙人掌の花びらやさし   「評」あの激しい土俵 ...

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ニッケイ俳壇(846)=星野瞳 選

焚火祭はフェスタ・ジュニーナ(6月祭)のことで、田舎風に装った若い人たちが集まり、大きな焚き火を囲み、大鍋でピンガに香料や砂糖を入れて煮るケントンを呑み、歌い踊ったりする。

   アリアンサ         新津 稚鴎 迷い入れし冥土の如く寒夕焼枯れるもの枯れ麻州野は夕焼けて風止みしこの静けさも夜の秋珈琲園耳の短い兎住む鋤焼きの最後は餅を入れて食ふ【一九一五年十月三日生れで、この十月で百才になられる。一字も正しく書いて下さる。字がまともに書けなくなりましたがとは云われるが。大麻州の寒夕焼が目に浮ぶ様 ...

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倫理の会=普及開発部の伏木部長来伯=15周年記念講演会を12日

 ブラジル倫理の会(須郷清孝会長)は日本本部となる倫理研究所より西日本普及開発部の伏木久登部長を招き、各地で講演会を行なう。 11日はサンパウロ市リベルダーデ区ニッケイパラセホテル(Rua Galvao Bueno, 425)で午後5時より、「錯覚人生」をテーマにする。12日はアメリカーノ市のホテル・プレミアム(Rua Ital ...

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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(4)=抗争の印象は軌道修正へ

 また奥原氏は、臣道連盟や勝ち組の人々が受けた迫害を、州の真相究明委員会に持ち込んだ。その結果、州議会で公聴会が開催され、委員会が、被害者と日系社会に謝罪するという成果があがった。 さらに、6月6日、旧DOPSの本部を改装したメモリアル・レジステンシアで行われた『闇の一日』の上映会では、感嘆すべき出来事があった。脇山大佐の親族で ...

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「日本人なくして北パラナの開拓なし」=州入植百周を盛大に祝う=前線基地だったカンバラ

百周年を記念してBR―369沿いに建設された大鳥居

 パラナ日伯文化連合会(折笠リカルド力己知会長)が主催してパラナ州日本人入植百周年記念式典が13日にカンバラ市に約150人の日系団体代表が集まり、続いて翌週20日には慰霊祭がローランジャ市日本移民センターで盛大に挙行された。カンバラは北パラナの玄関口として、また〃足場〃として重要な役割を果たし、上野米蔵と息子アントニオ、松原武雄 ...

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ごあいさつ

呉屋会長

移民の日にあたって=ブラジル日本文化福祉協会会長 呉屋 春美  1908年に日本移民がブラジルに移りきて、今年で107周年を迎えます。今日の日系社会が存在するのは私共の先輩方のご苦労の賜物であります。開拓先亡者の御霊に対して心より哀悼と感謝の意を表する次第であります。 日系社会の先輩方は長いブラジル移民史の厳しい道のりを、唯ひた ...

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