ニッケイ
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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲
『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(3)=内山主幹「通説が問題だな」
「アンシエッタ島の刑務所へ送られたではないか。それが、有罪判決が出た証拠」と反論する人も居るであろう。が、これは、その刑務所を臨時に拘置所代わりに使用したものであり、収監・服役ではない。(襲撃実行者
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俳句
ニッケイ俳壇 (845)=富重久子 選
サンパウロ 間部よし乃 冬帽子買って話が又弾み【どこか友達と旅をした時の事であろうか。賑やかにあれこれ帽子を選んでは被ってみて、皆それぞれの好みの帽子を買い満足して店を後にすると
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日系社会ニュース
JICA日系社会次世代育成研修=初めて大学生9人が訪日=安倍首相の肝いりで開始
JICAが海外日系人協会に業務委託して実施する『大学生招へいプログラム』に参加するブラジルの大学生9人が6月29日、24日間の研修のために日本へ旅立った。同制度は昨年の安倍首相が訪日時に表明した『日
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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲
『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(1)=多く方々からの助力に感謝
前書き まったく歳月の過ぎ去るのは早いもので、2006年の暮れ、拙著『百年の水流』を出版して以来、すでに10年近くになる。この本は、その数年前にサンパウロ新聞に連載した記事を推敲、新材料を多数盛
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俳句
ニッケイ俳壇(844)=星野瞳 選
アリアンサ 新津 稚鴎 秋深し味噌つけて焼くにぎり飯サボテンの実を紅くして露寒し地ひびきのして秋の雷鳴り渡る立ちのぼる焚火煙りに散る木の葉朝寒しねじり鉢巻して無職【最近の『俳誌・
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短歌
ニッケイ歌壇 (491)=上妻博彦 選
サンパウロ 梅崎 嘉明 高千穂に八紘一宇の塔たつと聞きし日ありきいまはまぼろし軍籍は持てど戦爭を知らぬ父日本は敗けぬと言いつつ逝けり大本営のラジオを聴きし友人は馳せきて日本の大勝
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俳句
ニッケイ俳壇(843)=富重久子 選
プ・プルデンテ 小松 八景 移民の日語り伝へて次世代へ【六月十八日はいみじくも「移民の日」である。戦後移民の私共には、その苦労の真相は新聞や書籍、或いはその方々から聞かされる実話に
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日系社会ニュース
人文研勉強会=長村裕佳子さんが研究発表=政治と邦字紙の関係語る
サンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)の勉強会が11日午後6時から、文協ビル内の同研究所会議室で行われた。発表者に本紙クリチーバ通信員の長村裕佳子さんを迎え、「ブラジル邦字紙における日系政治家の
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俳句
ニッケイ俳壇(842)=星野瞳 選
アリアンサ 新津 稚鴎 大王椰子銀河を浴びて身じろかず俳恩をかしこみ虚子を祀るなり移住地は山鳩鳴いて虚子祀る柵を出て仔を産む豚や竹の春麻州野の牛追ふ馬も皆肥えて 北海道・旭
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短歌
ニッケイ歌壇 (490)=上妻博彦 選
グワルーリョス 長井エミ子 父と子の世代隔てた葛藤の部屋にひそりと一輪のバラもう先の見えているネと言う君の髭剃らぬ顔いと愛(かな)しけれもう三日君の不機嫌続きたるへのへのもへので踊
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