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超大型使節団が訪中=ルーラ政権の命運かけ

5月22日(土)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】ルーラ大統領は、これまでで最大級の経済使節団を引率して二十一日午前十時、空路訪中の途に着いた。大統領はブラジルの命運をこの一戦に賭けている。閣僚七人と州知事五人、企業家五百七十四人を同伴した。  今週のラジオ放送は、中国との合弁事業に賭ける政府と財界の抱負とブラジル経済 ...

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鹿児島県人移住者を取材

5月15日(土)  鹿児島県の南日本新聞社の二石茂行記者(三〇)が、在伯県人の取材のため十日、来伯した。パラー州のトメアスー、ベレーン、サンパウロ市と近郊のアチバイア、パラグアイのイグアス移住地、そしてポルト・アレグレを訪問するという。  十四日来社した二石さんは、「県出身の移住者が、ブラジルでどんな人生を過ごして来たのか知りた ...

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県人会主導で農業研修=鹿児島=青年交流に新基軸

5月12日(水)  母県にブラジル通の若者を――。鹿児島県人会(田畑稔会長)は母県から毎年二人の若者を受け入れ、一年間に渡り農業研修させる新事業に乗り出した。今後五年間に渡り、毎年二人が来伯する。渡航費や研修期間中の給与などは受け入れ先となる鹿児島県人が経営するダイドー商事(園田昭憲社長)が全額負担する。県費留学生など各県人会が ...

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綿が「白い黄金」に=大豆に続く切り札=国際価額格、2年で倍増=WTO判断追い風に

5月11日(火)  【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】サンパウロ州パラナパネーマ郡のオランブラ産業組合は八日、綿の国際価格が二年間に倍増し世界貿易機関(WTO)の勝訴が追い風となり、綿は大豆に続くブラジル特産品の切り札になると報告した。綿は「白い黄金」と呼ばれ、新たな綿生産地としてバイア州やマット・グロッソ州、南マット・グロッ ...

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春の叙勲、在伯8人に=邦人6人が受章=元公館顧問弁護士も2人

4月29日(木)  日本政府は二十九日付で二〇〇四年春の叙勲者を発表した。ブラジル在住の叙勲者は邦人六人、外国人二人の計八人で昨年春の叙勲者二人を大幅に上回った。サンパウロ総領事館(石田仁宏総領事)管内では三人が受章。ほか、ブラジル大使館、リオデジャネイロ総領事館、レシーフェ総領事館の管内からそれぞれ一人づつ選ばれた。  叙勲者 ...

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活況に沸く地方都市=飛ぶように売れる諸製品

4月28日(水)  【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】〇四年の農業者所得が、千百九十一億レアルに達した。大都市は高金利や勤労所得の低下などで青息吐息の中、そんなことはどこ吹く風といわんばかりに地方都市が沸いている。家電製品は飛ぶように売れ、商店は顧客の応対に追われて忙しい。  綿収穫期に軽トラックは、品不足で発注者が行列をな ...

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経営のカギ 共営者探し=独立独歩には限界=合併でコストダウンを=海外進出への糸口にも

4月21日(水)  【スセッソ誌】人種の坩堝(るつぼ)といわれ、顔かたちから考え方や習慣が各自違うブラジルで、適切な共営者をいかに探すかは、難題とされる。マジア・マーケティングのマジア社長は、資本主義システムの社会で共営者抜きの独自経営には限度があるという。  以下は、同社長の共営者探しに関する提言。大企業に再編の嵐があるように ...

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教育予算の75%を横流し=水増し請求、不正入札=地方選に備え裏金作り=トップはバイア州

4月13日(火)  【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】検察庁は十日、連邦教育基金(Fundef)の七五%が横領されていると発表した。同基金は〇四年、二百八十七億レアルの予算割り当てを受けたが四分の三は、破廉恥政治家や有名無実の業者らの水増し請求や不正入札による横流しが行われていると検察庁は報告した。地方選に向け選挙資金捻出の ...

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日本以外の外国に住むブラジル人の生活=インターナショナル・プレス紙から=(6)=渡米者の層が変わった=NYに30万人が集中

4月13日(火)  アメリカ合衆国ニューヨーク市は、祖国を離れて海外に暮らすブラジル人の多くが集中する。約三十万人が夢、人生の好機、仕事を求めて、この街にやって来た。三年間、アメリカへ移住したブラジル人七百人を調査、今年三月、著書「ブラジル・フォーラ・デ・シ(ブラジルの外のブラジル)」で結果を報告するサンパウロ総合大学(USP) ...

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MST 北東伯で過激化=植林地を無断伐採=農地改革相 「蛮行は容認せず」=後手に回る政府の対策

4月9日(金)  【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】農地占拠運動(MST)メンバーがバイア州のユーカリプト植林農場で無断伐採の狼藉をはたらいたことで、ミゲル・ロセット農地改革相は七日、事件の四十八時間後に初めて、MSTに鉄拳を下した。占拠した農場は生産中で、蛮行は容認しないと叱責。MSTが一斉蜂起をしても農地改革に何ら供しない ...

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