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バルガス 関連記事

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2010年3月12日付け  「この種の運動としてはコロニア初かもしれないな」。「政治に倫理を」運動の記者会見(詳細は7面)を終えた時、そうつぶやく人がいたのが耳に残った。確かに今まで日系団体は政治活動を臆病すぎるぐらい避けてきた。バルガス政権時代に虐められた日本移民の記憶や、勝ち負け紛争時にブラジル人から虐められた ...

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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2010年2月26日付け  カーニバル直前の今月10日はPT(労働者党)結党30周年の記念日だった。10月の大統領選挙をロウゼフ候補で勝ち抜くことでそれを祝いたいという。同党のカリスマ、ルーラ大統領に代表される北東ブラジル人と日本移民は歴史的に深い関係がある▼1934年に公布された二分制限法により、日本移民の入国は ...

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グランデ島の今=エメラルドの海と鳥居の歴史=連載(上)=鰯工場がポウザーダに

ニッケイ新聞 2010年1月23日付け  日本移民とのつながりが深い島――土砂崩れ災害から2週間後の現場に降りたって、まずそう感じた。リオ州イーリャ・グランデのバナナウ海岸の船着き場には鳥居が建ち、日系のポウザーダが6軒も集中しており、現在最も多く日系人が住んでいる場所だ。かつて海から離れた植民地に住む日本移民が常食していた鰯( ...

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人文研=コロニア今昔物語=安良田済さん=「コロニア文学界における鈴木南樹、古野菊生、武本由夫の存在」=連載《中》=〃愛の狩人〃といわれた古野

ニッケイ新聞 2009年11月19日付け  31年、南樹は所用で山形に里帰りをする。帰る以上、おたっつぁんに会って告白しないと死にきれないと思い、もう一人の幼馴染、千代子に手紙を書き、会えるよう取り計らってもらった。  そしていよいよ再会のその日を迎えた。当時は男女が手と手を取り合うことはなく、頭を下げるくらいで応対した。南樹は ...

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移民ジャーナリズム展開始=ブラジル史の貴重な一部=「文化継承に重責果たす」=州移民記念館で14日から

ニッケイ新聞 2009年11月19日付け  「移民の新聞は今も40紙あり、計50万部以上が発行されており、サンパウロ州の歴史の一部として非常に貴重な存在だ」。14日にサンパウロ州移民記念館で始まった「サンパウロ州における移民ジャーナリズム(A Imprensa Imigrante em Sao Paulo)」の開会式で、キュレー ...

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日伯論談=テーマ「日伯経済交流」=第26回=飯星ワルテル=新政権の日本=日伯プロジェクトを継続

2009年11月14日付け  麻生太郎政権が交代したのは9月半ば。私が会長を務める伯日議員連盟が真っ先に懸念したのは、麻生前総理のもとで社会経済、文化の面で良好に維持され、強化されてきた日伯関係である。  麻生氏は日伯議員連盟の会長であり、また若い頃からこの国にとても友好的な人物として知られている。この退任で、私たちの心配は、「 ...

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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2009年11月6日付け  「俺はこの名シーンの時にその場にいたんだ!」。サンパウロ市の新観光名所、サッカー博物館(Museu do Futebol)をのぞくとペレ、ガリンシャ、ソクラテスら名選手の伝説的なプレーが繰り返し見られるようになっていて、父親が子供相手にそんなことを口角泡飛ばして解説している姿が微笑ましか ...

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アマゾンを拓く=移住80年今昔=【ベレン・トメアスー編】=《27》=北伯日系人は5万人=都市部で活躍多様化へ

ニッケイ新聞 2009年10月2日付け  「サンパウロから入ってアマゾン通って、カリブ海、ゴールはメキシコに決めてたんですがね」。真面目な顔をしてユニークなことを言うのは、汎アマゾニア日伯協会の事務局長、堤剛太さん(61、宮崎県出身)の専売特許だ。  飛行機移住3回目の1974年にJICA海外移住研修生として渡伯した。「日本人が ...

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環境問題で日伯は協力できる=SBPN交流シンポ=竹中平蔵元大臣が講演=「意見交換を活発に」

ニッケイ新聞 2009年9月30日付け  「米国発経済危機などと騒がれているが、その認識はふさわしくない」。竹中平蔵・慶応大学教授(元総務大臣)は、ブラジル日本研究者協会(SBPN、仁山進会長)が26日から28日まで開催した、日伯間の経済と環境をテーマにした「日伯交流シンポジウム2009」で、そう基調講演を切り出した。サンパウロ ...

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Abimaq=設備投資が動き出す=復興に先立ち機器更新から

ニッケイ新聞 2009年9月15日付け  金融危機の発生以来一年後、ようやく産業界で最新式工作機械購入のため設備更新の動きが見え始めたと十四日付けエスタード紙が報じた。  七月まで意気消沈としていた産業界だが、機械設置工業会(Abimaq)が、ここ二カ月の同会サイトへの機械購入のための融資打診は三万五千件あったと発表。昨年の同種 ...

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