ホーム | ペトロブラス 関連記事 (ページ 63)

ペトロブラス 関連記事

ブラジル式の〃正義の味方〃

 2日のペトロブラス両院議会調査委員会で証言するパウロ・ロベルト・コスタ(PRC)容疑者は、さながら〃正義の味方〃に見えた。減刑付き告白に踏み切って、洗いざらい連警にぶちまけた彼と、いまだに容疑を全面否定し続けるネストル・セルヴェロ容疑者―対極の存在が向かい合わせに座り、同じ件のはずなのに互いにまったく平行線、逆の証言をし続けた ...

続きを読む »

元理事同士が対面証言=両院合同の調査委員会で=PB同様の汚職は全国で?

 【既報関連】ペトロブラス(PB)を巡る疑惑について調査する上下両院の合同議会調査委員会(CPMI)で2日、PB元理事のパウロ・コスタ氏とネストル・セルヴェロー氏の対面証言が実現した。両者の発言には食い違いがあったが、インフラなどを巡る汚職は全国的なものとの爆発宣言もあったと3日付伯字紙が報じた。 PB元供給部長のコスタ氏は3月 ...

続きを読む »

ペトロブラス贈収賄=PP組織化説が急浮上=ジャネネ氏がFHC政権時に=PMDBとPTは後乗りか=元党首にも新たな疑惑が

 ラヴァ・ジャット作戦の主犯アルベルト・ユセフ容疑者が行った供述によると、ペトロブラス(PB)内での贈収賄疑惑は進歩党(PP)によって組織化されたもので、同党が大きく関与しているとの見方が強まっている。1日付エスタード紙が報じている。 ユセフ容疑者は罪の軽減と引き換えに、PBを巡る贈収賄疑惑(ペトロロン)の真相についての供述を連 ...

続きを読む »

日系キャメロン・ディアスが発明したパンティの新しい使い方

 「ブラジルではパンティの新しい使い方が発明された」とピアーダのネタにされている行為をした日系女性がいる。伯字紙報道によれば、ネウマ・コダマ容疑者(47)は3月15日にイタリアのミラン行き飛行機に搭乗する際、20万ユーロもの現金をパンティなどの衣服に隠していた▼彼女は今話題のペトロブラス疑惑で、資金洗浄の中心を担ったと言われるア ...

続きを読む »

ラヴァ・ジャット=アダリコ氏が連警出頭=第7次捜査最後の容疑者=ユセフの下で賄賂運搬か=弟は疑惑のPPの元都市相

 24日、14日に行なわれた連邦警察の第7次ラヴァ・ジャット作戦で逮捕令状が出た25人の容疑者のうち、唯一逃亡中だったアダリコ・ネグロモンテ・フィーリョ容疑者がパラナ州連邦警察に出頭した。同氏はジウマ政権で都市相をつとめたマリオ・モンテネグロ氏(進歩党・PP)の実兄だった。25日付伯字紙が報じている。 アダリコ容疑者は24日午前 ...

続きを読む »

樹海

 連警のラヴァ・ジャット作戦は次々に新しい情報が飛び出し、ペトロブラス(PB)を巡る大型汚職はとてつもない広がりを見せている▼そんな中、最近気になるのは、2009年に国庫庁が違法性を指摘した事で連邦議会がPBの4事業の停止を決めたが、翌年1月に当時のルーラ大統領が拒否権を発動して事業を継続させたという報道だ。議会側はその3日後に ...

続きを読む »

第6回 ブラジルで儲けるとはどういうことか?

 ブラジルに住んでいる方や、駐在をされた方は良くお分かりだが、ブラジルは銀行にひも付けされた徴税システムと、古い労働者全面保護の労働法に基づいて運営されている国である。 わかりやすく言うと、労働者が簡単に辞めさせられたり(無収入の状態になったり)しない、そしてより良いサラリーをもらえるような労働法で守られており、最低賃金もどんど ...

続きを読む »

バストス元法相死去=歴史的事件歴任の弁護士=ブラジル民主化のために戦う=強い政界、司法界への影響力

20日に逝去したバストス氏(Geraldo Magela/Agência SenadoのArquivo)

 ルーラ政権で法相(2003~07年)をつとめ、ブラジル裁判史の重要局面に数多く立ちあってきたブラジル司法界の大御所、マルシオ・トマス・バストス氏が20日、肺に関する疾患により、入院先のサンパウロ市シリオ・リバネス病院で死去した。79歳だった。21日付伯字紙が報じている。 同氏の死に際し、政界や司法界からは次々と弔辞が送られた。 ...

続きを読む »

PB疑惑というノヴェーラ(TVドラマ)の本当の悪役は誰?

 「メンサロンは序章。いま国民は終章(ペトロブラス疑惑=PB疑惑)を見ている」。10月14日付フォーリャ紙は、メンサロン告発者ロベルト・ジェフェルソンPTB元党首(以下RJ)の衝撃的な独占インタビューを掲載した▼刑務所の終日禁固を終え、昼間だけ弁護士事務所で働き始めた初日に取材を受けた。ルーラ政権の連邦議会汚職工作事件「メンサロ ...

続きを読む »

ラヴァ・ジャット=企業は犯罪者か被害者か=重要容疑者の逮捕期間延長=バイアーノ容疑者は出頭=贈賄の影に恐喝の存在も

 【既報関連】14日に発動した第7回ラヴァ・ジャット作戦で逮捕された容疑者23人中、一時逮捕の拘束期間が切れた11人が18日に釈放されたが、カマルゴ・コレアの役員はじめ、大企業の重要人物の拘束期間が延長された。また、民主運動党(PMDB)のロビイストで逃亡中だったフェルナンド・ソアーレス(通称フェルナンド・バイアーノ)容疑者が1 ...

続きを読む »