2006年5月10日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】ルーラ大統領の南米外交は、モラレス・ボリビア大統領の国有化政策により砂上の楼閣のように崩壊したと、リオデジャネイロ国立大政治学科のウエフォート客員教授が分析する。ルーラ政権の失政で済むことではなく、政権がインフラ整備に取組まなかったことが問題だとした。ボリビア・ガ ...
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コラム 樹海
ペルーの南部に広がる大きな盆地ナスカに点在する地上絵は誰しもが知っている。長さが50mもあるハチドリや285mのペリカンかサギを描いたと思われる絵画。だが、これをどんな理由で描いたのかとなると、目下のところはっきりとはわからない。ある人は宇宙との交信に使ったと説き、雨乞いのためや宗教的な動機を挙げる学者も多い▼そもそも、この地 ...
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2006年4月26日(水) 十月に沖縄で予定されている第四回世界ウチナーンチュ大会に向け、現地では準備に余念がない。琉球新報によれば、世界のウチナーンチュのきずなの深さを描いたミュージカル「海から豚がやってきた」の公演や、日本と南米をつないで生放送する「NHKのど自慢」などのイベント案が実行委員会で承認されたという。稲嶺恵一知 ...
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2006年4月21日(金) 生徒が順調に増えているスザノ日伯学園。日本語学校の運営に苦しむ地方文協にとって、新しい選択肢を示したといえそう。そこへ行けば、一日子どもを安心して預けられ、コンピューターから英語、日本語も学べる。いくつもの塾を掛け持ちしている子どもを、あっちこっちに車で連れて行く必要がなくなるだけで、親の負担は相当 ...
続きを読む »「定住」ビザ申請にも犯歴証明=聖総領事館=〃素行善良〃が審査基準=旅行業者を対象に説明会=施行は今月29日から
2006年4月14日(金) 【既報関連】在留資格「定住者」に関する法務省告示の改正を受け、在サンパウロ総領事館は十二日午後二時から、査証代行申請登録旅行業者五十社を対象に説明会を開いた。日本側の告示改正により、査証申請の際にも、日系三世など「定住者」を対象にブラジル国内、日本での犯罪歴の有無が問われることになったことから、申請 ...
続きを読む »南米に2大市場誕生?=個別に自由貿易協定結ぶ米国
2006年4月5日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三月五日】二年間にわたる交渉の挙句座礁した米州自由貿易圏(FTAA)構想は、米政権の意向にことごとく逆らうベネズエラのチャベス政権をブラジルが積極的に迎え入れたことで、思惑外の方向へ進み出したようだ。米政府は米州諸国と個別外交を始めた。 米政府は反抗的な国々に課徴金制度 ...
続きを読む »「サンパウロに親近感」=久山ウルグアイ大使を歓迎
2006年4月5日(水) 久山慎一在ウルグアイ日本国全権特命大使と房子夫人が来伯したことを受け、「久山ウルグアイ大使ご夫妻を囲む会」(ニッケイ新聞社主催)が先月三十一日、「レストラン新鳥」で開かれた。 西林万寿夫総領事、植木茂彬元鉱山動力大臣、上原幸啓文協会長ら約三十人が出席した。 ニッケイ新聞社の高木ラウル社長はあいさつ ...
続きを読む »増える非日系日本語学習者・教師に対処=センターで合同セミナー=報告とおし理解深める=おカネと別なものを追求=給料400レの男性教師も
2006年4月1日(土) 【既報関連】非日系人・日系日本語教師合同セミナー(ブラジル日本語センター主催)が去る三月二十五、二十六日、サンパウロ市ヴィラ・マリアーナ区の同センターであった。非日系人学習者・教師の増加を踏まえ、日系日本語学校でも非日系人学習者に対応していかなければならないと、今回初めて企画されたもの。国際交流基金が ...
続きを読む »世界企業環境ランク45位=中南米諸国は軒並み下がる
2006年3月29日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】世界の企業環境ランキングで二〇〇一年から二〇〇五年までの期間に、ブラジルはそれまでの四十二位から四十五位へとランキングを下げた。ランキングの位置付けは九十項目からなり政治や経済成長などが主要項目となっている。 トップはデンマークで二〇〇六年から二〇一〇年の期 ...
続きを読む »日系人の定住審査強化へ=法務省=広島女児殺害事件受け=犯歴証明提出を義務づけ=在日コミュニティにも影響か
2006年3月29日(水) 日本に暮らす日系人に対する在留資格審査が来月から強化される。日系三世などに出される「定住者」資格の更新の際に、本国での犯罪歴がないことを証明する書類を義務付けるもので、日本国内での犯罪歴も審査の対象となる。「犯歴」があるとされた場合、原則として更新は認められなくなる。日本の報道によれば、道路交通法違 ...
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