全伯103都市に合わせて、サンパウロ市パウリスタ大通りでも26日に抗議デモが行われ、低調ながらも数万人が参加した。法的特権(foro privilegiado)の廃止、ラヴァ・ジャット(LJ)作戦支持、リスタ・フェシャーダ(比例代表制)反対、汚職政治家への抗議が展開された。参加していた日系人に話を聞いた。 セルジオ・モロ判事 ...
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《ブラジル》3・26デモ「来年の選挙は、汚職一掃投票を!」
26日のパウリスタ大通りで、「今回で14回目のデモ召集だ」とVPR(VemPraRua、街に出よう)のロジェリオ・シェケル代表が、街宣車の上から叫んでいたのを聞き、年3、4回の一般市民デモという「ブラジル式民主主義」が根付いたのを痛感した。コンフェデ杯中の2013年6月以来、この国の民主主義は姿を変えた▼法的特権廃止、ラヴァ・ ...
続きを読む »《ブラジル》オデブレヒト被告「ジウマは贈賄知っていた」=選挙高裁での証言漏れる=テメルとの会議にも言及=相次ぐ守秘漏洩に懸念の声も
ラヴァ・ジャット作戦の最重要被告のひとりであるオデブレヒト社元社長のマルセロ・オデブレヒト被告が、今月1日に選挙高等裁判所で、「ジウマ前大統領(労働者党・PT)は14年の大統領選キャンペーンでのカイシャ2(秘密口座)のことをすべて知っていた」と証言していたことがわかった。24日付現地紙が報じている。 オデブレヒト被告の証言は ...
続きを読む »ブラジル連邦検察庁長官が最高裁判事に厳しく反論=「検察漏えい説は嘘」と=政治家からの疑念は強く=上院は職権濫用法へ前進か
ブラジル連邦検察庁のロドリゴ・ジャノー長官は22日、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)の情報漏えいを批判したジウマール・メンデス氏を批判する発言を行った。一方、連邦議会では、検察庁などへの締め付けが厳しくなりそうな動きが再燃している。23日付現地紙が報じている。 事の発端は、19日付フォーリャ紙が掲載した「LJではまだ秘守事項のは ...
続きを読む »《ブラジル》ラヴァ・ジャット=オデブレヒト社のデラソンに基づく初捜査=大物上議の関係者が対象に=レナンとエウニシオの名前も浮上=これからは政治家関係も続々と?
21日、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)の最新捜査が行われ、レナン・カリェイロス前上院議長(民主運動党・PMDB)をはじめとする上院議員4人の関係者や関連企業が捜査対象となった。今回の捜査は、昨年12月に行われたオデブレヒト社の報奨付証言(デラソン・プレミアーダ)に基づいた初めての捜査となる。21日付G1サイトなどが報じている。 ...
続きを読む »《ブラジル》ルーラが早くも選挙キャンペーン=サンフランシスコ川の疎水工事利用し
ルーラ元大統領が19日、ブラジル北東部のパライバ州モンテイロで、サンフランシスコ川の疎水工事の完成を祝うイベントに参加し、2018年の大統領選に出馬する意向を明らかにした。 干ばつに悩む地域に水を引くためのサンフランシスコ川の疎水工事は、ルーラ氏が大統領だった2007年に着工し、ジウマ政権でも工事を継続していた。 テメル大 ...
続きを読む »《ブラジル》中国企業の投資が勢いを増す=今年は200億ドル規模とも=電力や農業部門を中心に
2年半以上の不況に苦しみ、ようやく景気回復の兆しが見えかけてきたブラジルだが、その状況を利用し、中国が積極的にブラジルへの投資を行っていると、19日付エスタード紙が報じた。 中国・ブラジル商工会議所(CCIBC)によると、中国企業は今年、200億ドル規模に及ぶブラジル資産の購入を計画している。これは2016年に行ったブラジル ...
続きを読む »《ブラジル》最高裁判事が同僚の娘を裁く=事務所の後継者に厳しい判決
連邦最高裁のルイス・ロベルト・バローゾ判事が、同僚のエジソン・ファキン判事が創設し、現在は娘夫婦らが経営する弁護士事務所の訴えを却下し、罰金を科すという珍しいことが起こっていたと、19日付現地紙が報じている。 この訴えは、ファキン氏の娘であるメリナ氏とその夫ら、3人が代表を務める「ファキン法律事務所」が、昨年の5月24日に起 ...
続きを読む »東西南北
17日に行われた連邦警察の「カルネ・フラッカ作戦」は、その開始のインパクトに関して言えば、静かな始まり方だったラヴァ・ジャット作戦の何十倍も国民に大きなショックを与えた。それもそのはず。ブラジルの食文化と言えば、やはり肉食。大きな串に刺したピッカーニャの薄切りを食べる姿は、サッカーやカーニバルと並んで、世界の人がすぐに思い浮か ...
続きを読む »《ブラジル》四つの国内空港の経営権入札行われる=国際大手企業3社が落札=落札総額37億レアルで15億レアルが即時国庫に=「ブラジルに投資戻った」と政府
【既報関連】ブラジル国内空港の民営化のための入札が16日に行われ、フォルタレーザ、サルバドール、フロリアノポリス、ポルト・アレグレの4空港の経営権が、ドイツ、フランス、スイスの企業によって落札されたと、16、17日付現地紙・サイトが報じた。 4空港の経営権落札価格は総額で37億2千万レアル(1340億円相当)だ。また、その内 ...
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