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ラヴァ・ジャット 関連記事

《ブラジル》ラヴァ・ジャット作戦開始から3年が経過=ブラジル史上最大の汚職摘発劇=全容解明は一体いつまで?

16年4月12日に行われたLJ継続とモロ判事擁護を訴えるリオ市でのデモ(Tomaz Silva/Agência Brasil)

 連邦警察が2014年3月17日に7州で行った汚職摘発劇、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)から丸3年が経過した。  14日には、オデブレヒト社関係者の報奨付供述に基づき、最高裁で扱うべき人物に関する捜査開始要請だけで83件というまとまった数の要請書も提出された。  パラナ州クリチバのLJ特捜班は連邦検察官約30人からなり、次々に展開 ...

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《ブラジル》23カ月振りに雇用が回復=採用が失業を3.5万件超上回る

 ブラジル労働省が作成した全就労・失業者台帳(Caged)によると、2月に新しく正規雇用に就いた人の数は正規雇用の職を失った人の数を23カ月ぶりに上回ったと17日付現地紙各紙が報じた。新規正規雇用者の数から失職者の数を引いた数は3万5612だった。  政府はこれを高く評価し、史上初めて、大統領自らが大統領府で発表を行った。政界汚 ...

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《ブラジル》ラヴァ・ジャット=ジャノーのリストでさらに22人の政治家の名=上下両院の連邦議員を中心に=知事や市長の名前も=再度カブラルやクーニャも

最高裁のLJ報告官、エジソン・ファキン判事(Lula Marques/AGPT)

 【既報関連】ロドリゴ・ジャノー検察庁長官が14日に最高裁に対して行った、オデブレヒト社の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)に基づく捜査開始要請書に含まれている政治家たちの名前が、さらに明らかになっている。16日付現地紙が報じている。  15日付伯字紙が報じた疑惑の政治家は、現テメル政権の閣僚5人に上下両院議長、ルーラ氏、ジウ ...

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東西南北

 15日、ブラジルでは社会保障制度改革に反対するデモが全国に拡大、その一方でオデブレヒトのデラソンに基づいた検察庁によるラヴァ・ジャットの捜査開始要請が起こっている。連邦政府としては国の経済立て直しのために何とか財源を確保したいところだろうが、現在の閣僚もそれなりの数関わっているラヴァ・ジャットの捜査開始要請が重なっては、「社会 ...

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《ブラジル》ラヴァ・ジャット作戦=オデブレヒトの報奨付供述で政治史揺るがす大物が標的に=ジャノー長官が遂に捜査要請=現政権閣僚に両院議長ら=ルーラ、ジウマの元・前大統領も

連邦検察庁のジャノー長官(José Cruz/Agência Brasil)

 ブラジル連邦検察庁のロドリゴ・ジャノー長官は14日、オデブレヒト社関係者が12月に行った、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)に関する報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)に基づいた捜査開始など全320件の要請書を、連邦最高裁のエジソン・ファキン判事に提出した。捜査対象の中にはそうそうたる大物政治家の名前が並び、政界に衝撃が走った。15 ...

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《ブラジル》18年大統領選挙=アウキミン陣営が候補の早期決定求める=党首のアエシオ氏にプレッシャー

 民主社会党(PSDB)内のジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事支持者たちが、18年大統領選の候補選出のための党内予備選を今年8月に早めるように働きかけていると15日付エスタード紙が報じている。  PSDB党内の予備選は来年1月の予定だが、アウキミン陣営はこれを8月にと希望している。  アウキミン氏の側近の一人、シウヴィオ・ ...

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東西南北

 かねてから予想されていたとは言え、本面でも伝えている、オデブレヒト社のデラソンを基にしたラヴァ・ジャットの捜査願いであげられた政治家の顔ぶれはすさまじいものがある。現役の閣僚に両院議長、元・前大統領に、その大統領と決選投票を戦った大物政治家たち。挙げられる名前を聞いていると、まるでサッカーのセレソンの選出でも聞いているような気 ...

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《ブラジル》ラヴァ・ジャットで試される常識と良識

 ブラジル連邦検察庁のジャノー長官が、オデブレヒト社の報奨付供述を基にラヴァ・ジャット作戦(LJ)で嫌疑がかかる政治家や企業家への捜査開始要請を最高裁に提出した▼検察庁がLJ絡みでまとまった数の政治家の捜査要請を行うのは2度目だ。最初は2年前にペトロブラスの理事達の報奨付供述を基に行われ、47人を対象とする要請を出した。今回は最 ...

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《ブラジル》ラヴァ・ジャット作戦=オデブレヒト社2代目社長が「献金は絶対的ビジネスモデル」と証言=初代社長時代から隠し口座へ選挙資金=パロッシは仕切っていた一人

 ブラジル最大手ゼネコン「オデブレヒト社」の元社長マルセロ・オデブレヒト被告の父エミリオ氏が13日、パラナ州連邦地裁によるラヴァ・ジャット作戦の裁判で、被告側証人として「カイシャ2(隠し口座)は、この国では古くから使われてきた」と発言、同社創業時から収賄が常にあったことを明らかにし、波紋を広げている。14日付現地紙が報じている。 ...

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「大臣の半分を軍人に」=軍政礼賛の大統領候補ボルソナロ氏

ボウソナロ氏(Wilson Dias/Agência Brasil)

 1960年代から80年代にかけて21年間も軍事政権下にあったこと、2003年から13年間、左翼の労働者党(PT)政権にあったことから、ブラジルでは長いこと、右翼傾向が見られない国だと思われていた。  だが、2014年に発覚しはじめたラヴァ・ジャット作戦を筆頭とした一大政治スキャンダルに加え、ジウマ政権が引き起こした3年の長きに ...

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