この文章は20年も前に書かれたものだが、読めば読むほど、ラヴァ・ジャット作戦で大揺れに揺れる今のブラジルでも十分に通用する抱腹絶倒モノのピアーダ集だ。著者の許可のもと、ここに転載する。(編集部) 米国人にとっては、ユーモアのセンスの良し悪しが大事な個人の魅力の一要素であり、大統領が厳しい質問をジョークでかわせることが、能力の ...
続きを読む »ラヴァ・ジャット 関連記事
実際は暗い国ブラジル?=不安障害や鬱病の多さは世界有数
ブラジルではこの週末、世界的にも有名なリオデジャネイロ市でのパレードなど、全国各地でカーニバルのイベントが佳境に入る。「陽気な国ブラジル」のイメージを国際的に植えつけるカーニバルだが、実はブラジルがそれほど明るい国ではないことを裏付けるデータが入ってきた。 国連の世界保健機構(WHO)が、全世界を対象に行った、不安障害と鬱病 ...
続きを読む »《ブラジル》最高裁判事=上院がモラエス氏を正式に承認=法相から異例の抜擢に反発も=サバチーナも長時間化=LJ支持などを積極アピール
20日、ブラジル上院憲政委員会(CCJ)で連邦最高裁判事の口頭試問(サバチーナ)が行われ、テメル政権の法相から配置換え的な指名を受けたアレッシャンドレ・デ・モラエス氏が、約12時間にも迫る長い試問後に同委員会(CCJ)の承認を得た。同氏は21日の上院本会議も通過し、最高裁判事として正式に認められた。21日付現地紙が報じている。 ...
続きを読む »《ブラジル》ラヴァ・ジャット裁判=サルネイ氏の疑惑は最高裁の管轄に=既に政治活動は引退するも
ブラジル連邦最高裁は21日、ジョゼ・サルネイ元大統領(民主運動党・PMDB)について言及しているラヴァ・ジャット作戦での報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)を、パラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事の管轄にはしないという判断を下した。22日付フォーリャ紙が報じている。 サルネイ氏はロメロ・ジュカー、レナン・カリェイロス両上議( ...
続きを読む »東西南北
22日のブラジル上院本会議で最高裁判事就任が正式に決まったアレッシャンドレ・デ・モラエス氏は、もともと賛否両論のある中で選出されただけに、現地紙は多くの疑惑についても報じていた。中でも、22日付エスタード紙が使っていた写真は象徴的だった。一面では、モラエス氏がラヴァ・ジャットで強い疑惑を持たれているエジソン・ロボン上院憲政委員 ...
続きを読む »《ブラジル》連邦警察=「ルーラ元大統領とジウマ前大統領が捜査妨害」=逮捕逃れの官房長官就任劇で=アロイージオ・メルカダンテ元官房長官も共に告訴=高等裁判事推薦でも疑惑
ブラジル連邦警察がルーラ元大統領、ジウマ前大統領、アロイージオ・メルカダンテ元官房長官(全て労働者党・PT)の3人が、16年にラヴァ・ジャット作戦(LJ)の妨害行為を行おうとしたとの見解を記した報告書を17日に最高裁宛てに提出していたことが明らかになった。21日付現地紙が報じている。 連警はこの報告書を、最高裁のエジソン・フ ...
続きを読む »《ブラジル》上院の政府リーダーが疑惑の憲法改正案で弁明=不逮捕特権撤回は全員にとも
ロメロ・ジュカー上院政府リーダー(民主運動党・PMDB)が20日、先週提出したが即日撤回した、上・下両院議長は大統領不在時の継承者であり、在任中は任期前の不祥事の責任を問われないとする憲法改正案(PEC)に関する弁明を行ったと21日付フォーリャ紙が報じた。 下院議長や上院議長といった大統領不在時の代行者が事件に関与し、裁判の ...
続きを読む »《ブラジル》ファキン判事が不逮捕特権に異議=「憲法の意図通りなのか」=LJ疑惑政治家の抜け道に=最高裁での審理の可能性も
連邦最高裁でラヴァ・ジャット作戦(LJ)を管轄するエジソン・ファキン判事が、かねてから問題視されていた不逮捕特権(フォロ・プリヴィレジアード)に関して「再考する必要がある」との見解を示していることが明らかとなった。18日付エスタード紙が報じている。 フォロ・プリヴィレジアード(FP)は、連邦政府の閣僚や連邦議員、知事や市長と ...
続きを読む »ブラジル南部=パラナ州都クリチーバ市=観光業者が汚職捜査の舞台を巡るツアーを開始=裁判所、検察、刑務所までも=1人1万3500円也
ブラジル政財界にはびこる汚職捜査ラヴァ・ジャット(LJ)作戦にちなんだ観光ツアーが、同作戦を担当するパラナ州地裁のあるクリチーバで始まった。 観光客は、クリチーバ市内の連邦検察庁同州支部、連邦裁判所、連邦警察署から、エドゥアルド・クーニャ元下院議長やジョゼ・ジウセウ元官房長官など、大物被告が拘束されている医療刑務所などを巡る ...
続きを読む »《ブラジル》汚職防止法案=最高裁命令で下院に逆戻り=議員のご都合優先の改悪法案=マイア議長らは強い不満
ブラジル下院が審議、承認後に上院に送った汚職防止法案が、16日に下院に差し戻され、ロドリゴ・マイア下院議長(民主党・DEM)が不満を隠しきれずにいる。17日付現地紙が報じている。 汚職防止法は昨年11月に下院で承認され、上院も12月中旬までは承認の方向で動いていた。 だが、同法案には議員の都合で提出された修正案が目白押しで ...
続きを読む »