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ラヴァ・ジャット 関連記事

《ブラジル》ラヴァ・ジャット作戦(LJ)=11カ国の検察が協力合意=オデブレヒトの汚職捜査で

ブラ`ジルのロドリゴ・ジャノー検察庁長官(Lula Marques/AGPT)

 16年12月にオデブレヒト社が米国で行ったラヴァ・ジャット作戦(LJ)絡みの報奨付供述の内容が漏れたのを受け、独自捜査を始めた国々の検察が、合同の特捜班を創設する事で合意したと16、17日付ブラジル国内紙・サイトが報じた。  16、17日にブラジリアで開かれた会合に集まったのは、ブラジル、アルゼンチン、チリ、コロンビア、エクア ...

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東西南北

 15日、ブラジル連邦最高裁は、「昨年5月に最高裁が下院議長職停職を決めた時と同じ理由で逮捕されたのは不当」として釈放を求めていた前下院議長のエドゥアルド・クーニャ被告に対する全体審理を行った。同被告の最高裁への訴えは議長時代から一貫して不人気で、15日も「ラヴァ・ジャットの報奨付供述に応じられたら社会が混乱」との思惑などもあっ ...

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《ブラジル》ラヴァ・ジャット作戦系新作戦でベロ・モンテ発電所の疑惑摘発=標的はロボンの息子ら=PTとPMDBで賄賂山分け?=どうなる上院CCJ

エジソン・ロボン氏(Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 16日午前、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)の捜査で得た情報に基づく連邦警察の「レヴィアタン作戦」が行われた。今回の作戦は、パラー州にあるベロ・モンテ水力発電所の建設を巡る不正摘発が目的で、元鉱山動力相のエジソン・ロボン上議(民主運動党・PMDB)の息子のマルシオ氏(PMDB)らに関し、家宅捜索や物品押収が行われた。ロボン氏は今月 ...

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《ブラジル》新法相はヴェローゾ氏に=元最高裁判事の81歳

 15日、テメル大統領は、アレッシャンドレ・デ・モラエス氏の後任法相に最高裁元判事のカルロス・ヴェローゾ氏を指名する意向であると民主運動党(PMDB)幹部に通達した。15、16日付現地紙・サイトなどが報じている。  モラエス氏の最高裁判事指名に伴う法相の人選は、大統領がツイッターで流したメッセージなどからも推測されていた。  大 ...

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東西南北

 CNTという調査団体が行ったアンケート調査によると、2018年の大統領選で国民の約30%がルーラ氏の当選を願っているという結果が出た。いかにマリーザ夫人の死の直後とは言え、連日のラヴァ・ジャットの疑惑報道の後でもここまで強いとは。また2位にはマリーナ・シウヴァ氏、3位にはジャイール・ボルソナロ氏が共に11%台で続いている。だが ...

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《ブラジル》オデブレヒト証言の大津波とテメルの防波堤

2016年7月31日、パウリスタ大通りの抗議行動で、群集が「モーロ、モーロ、モーロ!」と大合唱する様子

 大津波がやって来る―。ラヴァ・ジャット作戦のオデブレヒト社(O社)幹部司法取引証言の津波が、もうじきブラジリア政界を襲う。それに備えて、テメル大統領は防波堤を築いている。「防波堤」とは「法的免責」(foro privilegiado、以下FP)のことだ。公的権力の中心にあるものは国家安定を最優先するために、その役職にいる間は刑 ...

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保守系女性キャスターがツイッターで騒動=人気俳優たちを罵倒し

 国内2番目の規模のテレビ局、SBT局の女性キャスター、ラケル・シェヘラザーデが13日、自身のツイッター上で人気俳優らを罵倒し、物議を醸した。  シェヘラザーデはこの日の夜、自身のツイッター上で国際的な俳優でもあるヴァギネル・モウラやグローボ局の主演級女優のカミーラ・ピタンガ、人気コメディ俳優のグレゴリオ・デュヴィヴィエル、他に ...

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《ブラジル》ラヴァ・ジャット作戦(LJ)疑惑のモレイラ氏、引き続き長官続行=「捜査逃れが目的ではない」=最高裁セウソ判事が判断

モレイラ・フランコ氏(Antonio Cruz/Agência Brasil)

 14日、ブラジル連邦最高裁のセウソ・デ・メロ判事は、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)で疑惑の政治家のひとりと目されているモレイラ・フランコ氏の大統領事務局長官就任と不逮捕特権を認めた。14日付現地紙が報じている。  セウソ判事の判断は、社会主義自由党(PSOL)と持続ネットワーク(REDE)の訴えに対する返答として行ったものだ。同 ...

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東西南北

 本面で報じているように、最高裁が14日にモレイラ・フランコ大統領府事務局長の留任を認めたが、これにかこつけ、ルーラ元大統領が再び、「私の昨年の官房長官就任も認めるべきだ」と言いはじめた。ルーラ氏は昨年3月、サンパウロ州地検から逮捕状請求が出て、サンパウロ州地裁から決定権を託されたパラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事の判断次第で ...

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《ブラジル》テメル大統領=「被告になるまでは留任」と明言=実質上モレイラをかばう=報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)だけでは不十分とも

13日のテメル大統領(Marcos Corrêa/PR)

 13日、テメル大統領は閣僚の不祥事の際の人事について、「事件の被告になるまでは解任はさせない」との見解を示し、問題となっていたモレイラ・フランコ大統領事務局長官を現時点で解任する意思はないことを明らかにした。14日付現地紙が報じている。  この問題は、テメル大統領が今月2日に、一度廃止された大統領事務局長長官職を復活させて正式 ...

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