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ラヴァ・ジャット 関連記事

最高裁=職権乱用法を上院から取上げ=レナン上院議長との牽制合戦続く=下院や最高裁内部からも反発

ルイス・フクス最高裁長官(José Cruz/Agência Brasil)

 14日、連邦最高裁のルイス・フクス判事は、レナン・カリェイロス上院議長(民主運動党・PMDB)が上院で審議を進めようとしていた「汚職防止法」を、下院に差し戻すよう命じた。同法案には、最高裁や検察の権力をも牽制しうる「職権乱用禁止条項」が含まれている。15日付現地紙が報じている。  14日、レナン議長は上院本会議で職権乱用防止法 ...

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水清ければ魚棲まず?

 ラヴァ・ジャット作戦(LJ)で摘発されたオデブレヒト社の元幹部が司法取引で報奨付供述を始め、これまで不問だったテメル大統領の名前も出始めた時、身近な人が「行き過ぎた理想主義に走りすぎるとフランス革命の時と同じようになってしまう」との危惧感を示した▼「恐怖政治が起きたのは検挙と政界の取締まりが行き過ぎて政治が素人になった結果」と ...

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テメルがO社デラソンを批判=本人やPMDB大物言及され=レナンはLJで初の起訴=ルーラは5度目の告発

12日のテメル大統領(Beto Barata/PR)

 ミシェル・テメル大統領(民主運動党・PMDB)は12日、自らへの疑惑も言及されたオデブレヒト社(以下、O社)元役員によるラヴァ・ジャット作戦(LJ)の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)を強く批判する文書を公表した。また同日、レナン・カリェイロス上院議長(PMDB)が連邦検察庁から、ルーラ元大統領(労働者党・PT)が連邦警察か ...

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LJ=オデブレヒトのデラソン流出=テメルが1千万レ賄賂要求?=PMDBの主要閣僚続々と=議会もMPで贈収賄工作

9日のテメル大統領(Beto Barata/PR)

 10日付発売のヴェージャ紙によると、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)におけるオデブレヒトの役員ら77人の報奨付供述(デラソン)の内容がリークされ、ミシェル・テメル大統領(民主運動党・PMDB)をはじめとした現政権の主要官僚が収賄を行っていた疑惑を暴露されたほか、大物政治家の名前が続々とあがり、ブラジルを激震させている。10、11日 ...

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ダッタフォーリャ=テメル政権に強い不信感=改革法案も国民の受け悪く=大統領選でルーラ人気上昇も

9日のルーラ氏(Ricardo Stuckert/Instituto Lula)

 テメル大統領がオデブレヒトに金を要求したとの疑惑が報じられた10日、ダッタフォーリャによる世論調査の結果が発表され、テメル政権の支持率がさらに悪化したと報じられた。また、18年大統領選に関する支持率調査では、一次投票ではラヴァ・ジャット作戦(LJ)で告発を受けているルーラ元大統領が支持率トップだが、決選投票ではマリーナ・シウヴ ...

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アウキミン=サンパウロ州知事選で不正献金か?=オデブレヒトのデラソンで=側近介して現金受取とも=過去の州内事業でも疑惑

不正献金の疑惑が浮上したアウキミン知事(Alckmin 45)

 ラヴァ・ジャット作戦での主要汚職企業のひとつ、建設大手のオデブレヒト社が会社単位で行った報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)で、同社がジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事(民主社会党・PSDB)に2010年と14年に不正献金を行っていたと証言していたことがわかった。9日付フォーリャ紙が報じている。  アウキミン氏に関する証 ...

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親ルーラ団体が募金運動=キャンペーン費用に50万レ

 ルーラ元大統領の支持者たちが、同氏を保護するためのキャンペーンを展開し、計50万レアルを集めるべく、呼びかけを行っていることがわかった。9日付エスタード紙が報じている。  11月10日に始まったキャンペーンは「全ての国民とルーラ氏のための正しいブラジル」と題したもので、8日からはネット上で募金の呼びかけも始めた。  同キャンペ ...

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ブラジルの今年の顔は?=テメル大統領やモロ判事ら表彰

テメル大統領を中心にして並ぶ受賞者達(Beto Barata/PR)

 グループ・イストエが6日夜、サンパウロ市のシティバンク・ホールで「2016年のブラジル人」の表彰式を行った。  政界を代表して表彰されたのはミシェル・テメル大統領で、トレス出版社のカコ・アウズガライ社長からトロフィーを受け取った大統領は、「この賞は同出版社が現政権に対して持っている信頼の証だ」と評した。  また、今年、最も活動 ...

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汚職防止法案=太田下議「後悔している、許して」=賛成投じた議員に非難集中=西森下議「汚職撲滅せねば」

太田慶子下議

 200万人以上の国民の署名を集めて提出されたはずの汚職防止法案が11月30日未明、連邦下院で多数の修正が加えられて別物に変えられ、ラヴァ・ジャット(LJ)作戦を妨害するような条項が加えられて承認された。それに対する国民の怒りが噴出し、25州と連邦直轄区の計245市で4日に大規模な街頭デモが行われた。本紙ポ語版ジョルナル・ニッパ ...

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最高裁、おまえもか?

高まる最高裁に対する不信感(Foto: Fellipe Sampaio/SCO/STF)

 気になる妙な動きが二つ、立て続けに起きた。4日のパウリスタ大通りのデモに関して軍警が発表した参加者人数と、7日の最高裁大法廷〝玉虫色〟判決だ▼パウリスタ大通りのデモ参加者数を軍警が「1万5千人」と過少発表したのは実に腑に落ちなかった。今年8月までは、実際に現場を見た感じでは、逆に多めに発表していたからだ。何が変わったかと云えば ...

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