【既報関連】元トランスペトロ総裁セルジオ・マシャド氏は報奨付供述の中で、民主運動党(PMDB)と民主社会党(PSDB)は、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)を妨害するための〃協定〃を結ぼうとしていたと語ったと17日付エスタード紙が報じた。 この協定は、ルーラ元大統領をはじめ、「何十年もブラジルで行われている選挙の資金調達モデルの観点 ...
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マシャド=25人の政治家の疑惑を暴露=テメルやアエシオも標的に=PMDBにもメンサロンか?=ジウマには有利な材料も
ラヴァ・ジャットの被告である元トランスペトロ総裁、セルジオ・マシャド氏の報奨付供述の概要が15日に明らかとなった。最高裁が司法取引を承認した供述書には7政党25人の政治家の名前が挙がっており、テメル大統領代行(民主運動党・PMDB)や14年の大統領選候補だったアエシオ・ネーヴェス上議(民主社会党・PSDB)に関する不正疑惑につ ...
続きを読む »東西南北
「リオ五輪の前にジウマ大統領の罷免問題決着を」と願っていたテメル暫定政権だったが、弾劾裁判実施か否かを決める上院本会議は8月初旬となった上、トランスペトロ元総裁のマシャド氏のデラソン(報奨付供述)が浮上した。デラソンそのものは、連邦検察庁も「既に極めて多数の証言が集まり、事件の大筋はわかったので、虚偽が増えないように」打ち切る ...
続きを読む »クーニャ=下院倫理委が罷免を支持=チア下議らの翻意が決め手に=最後のあがきでCCJ控訴へ=運命の全体投票は不可避か
下院の倫理委員会は14日、停職中のエドゥアルド・クーニャ下院議長(民主運動党・PMDB)の議席剥奪を勧める意見書に対する投票を行い、11対9で罷免賛成が勝ったため、下院の全体投票に回すことに決めた。接戦だったが、直前に2人の委員が罷免賛成に票を投じたのが決め手となった。クーニャ議長は下院の憲政委員会(CCJ)に控訴する意向だ。 ...
続きを読む »ルーラ=大半の裁判の管轄がモロ判事に=サンパウロ州の2大邸宅など16件=LJ捜査妨害疑惑は最高裁で=ジウマとの疑惑会話は無効に
連邦最高裁のテオリ・ザヴァスキ判事は13日、ルーラ元大統領(労働者党・PT)に対する捜査要請や起訴状の大部分をパラナ州連邦裁判所のセルジオ・モロ判事に戻すことを決めた。だが、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)の妨害工作容疑に関しては最高裁で取り扱うこととなった。14日付伯字紙が報じている。 ルーラ氏に関する捜査要請や起訴状中、モロ判 ...
続きを読む »選挙時に裏金献金を要求=マリーナ元大統領候補に疑惑=ピニェイロ氏の報奨付供述で
建設大手OAS社元社長のレオ・ピニェイロ氏は、ラヴァ・ジャット作戦担当捜査官への報奨付供述の中で、マリーナ・シウヴァ氏(持続ネットワーク・Rede)の関係者達から2010年大統領選に向けて、裏口献金を要求されたと語ったと14日付フォーリャ紙が報じた。 マリーナ氏は同年の大統領選に緑の党(PV)から出馬したが3位に終わり、ジウマ ...
続きを読む »ルーラ=裁判権はモロ判事に移行か?=検察庁が最高裁に依頼書=セルヴェローへの口止めで=展開次第では今後逮捕も
連邦検察局のロドリゴ・ジャノー長官は10日、ルーラ元大統領も絡むラヴァ・ジャット作戦(LJ)での起訴状の扱いを、パラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事に委ねることを望む依頼書を、最高裁のテオリ・ザヴァスキ判事に送った。起訴の内容は、昨年11月に逮捕され、議員罷免も受けたデウシジオ・アマラル元上院政府リーダー(元・労働者党・PT) ...
続きを読む »テメル政権発足よりひと月=「まるで戦争」と振り返る=矛先を交わす詭弁も散見
5月11日、ジウマ大統領の罷免審議継続の是非を問う上院本会議が開かれ、55対22の大差で罷免審議継続が承認された。翌5月12日にジウマ大統領(労働者党・PT)の180日間停職と、テメル副大統領(民主運動党・PMDB)の大統領代行就任が決まってからちょうど1カ月の動きを6月12日付フォーリャ紙が報じた。 「まるで戦争のようだった ...
続きを読む »クーニャ夫人がLJで被告に=夫の賄賂が贅沢品に姿変え=その額は100万ドル以上=ペトロブラスの事業での収賄で
ラヴァ・ジャット作戦(LJ)で、現職の政治家以外の裁判を管轄するパラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事が9日、連邦検察庁からの起訴を承認、エドゥアルド・クーニャ下院議長(停職中)の妻のクラウジア・クルス氏らが被告となった。クラウジア氏は、ペトロブラス(PB)を巡る汚職で得た賄賂の資金洗浄と100万ドル以上の資金の流れを贅沢品購入 ...
続きを読む »ズウィ被告=「ジウマの選挙に贈賄した」=選挙参謀への送金認める=既に秘密口座で証拠は摘発=PB事業締結の黒幕とも
今年の2月23日にラヴァ・ジャット作戦(LJ)第23弾で逮捕されたロビイストのズウィ・スコルニキ被告が、連邦検察庁との間で報奨付供述を行うことで同意した。同被告は14年の大統領選の際、ジウマ大統領の選挙参謀だったジョアン・サンターナ被告の秘密口座に450万ドルを送金していたことが判明している。9日付伯字紙が報じている。 ズウィ ...
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