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ラヴァ・ジャット 関連記事

ジルセウに23年の実刑=LJで最も重い刑を適用=嘘の供述で減刑取消の例も

メンサロン事件の裁判後、昼間の外出が認められた時のジルセウ被告(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil, 11/04/2014)

 ペトロブラス(PB)を巡る大型汚職を摘発するラヴァ・ジャット作戦(LJ)中、第17弾に関する裁判が18日に結審し、ジョゼ・ジルセウ元官房長官に23年3カ月の実刑と、事務所や母親の住む家などの資産没収が言い渡されたと19日付伯字紙が報じた。 15年8月3日に行われたLJ第17弾は、ジルセウ被告と兄弟のルイス・エドゥアルド被告、労 ...

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最高裁=バローゾ判事に盗聴器=4月の保安点検で見つかる

ルイス・ロベルト・バローロ判事(Carlos Humberto/SCO/STF)

 連邦最高裁(STF)が17日、ルイス・ロベルト・バローゾ判事の執務室から盗聴器が発見された事件の調査を開始したと18日付伯字各紙が報じた。 盗聴器は4月11日の定例保安点検の際に見つかったが、この件が明らかにされたのは17日になってからだった。 バローゾ判事は17日、「法治主義的観点から見て、最高裁判事の執務室に盗聴器を仕掛け ...

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連邦検察庁=高等裁裁判長にも捜査要請=判事任命時にLJ妨害の意図

 連邦検察庁が4月にラヴァ・ジャット作戦(LJ)妨害容疑で最高裁に出した、現在停職中のジウマ大統領に対する捜査要請の対象に、フランシスコ・ファルコン連邦高等裁裁判長とマルセロ・ナヴァーロ同裁判事も含まれていると17日付エスタード紙が報じた。 この捜査要請は11日に議席を剥奪されたデルシジオ・アマラウ元上議の報奨付供述に基づいたも ...

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13年のPT政権に終止符=テーメル暫定政権の船出=「効率的な政治体制」目指す=8省庁削減し意気込み見せ

 【既報関連】上院本会議で12日朝6時33分、20時間以上におよんだ審議の末に55対22の賛成多数でジウマ大統領(労働者党・PT)の罷免審議継続と、同大統領の180日間の停職が決定、これを受けて大統領代行に昇格したテーメル副大統領(民主運動党・PMDB)は、同日午後、就任演説と閣僚就任式を行ったと13日付伯字各紙が報じた。 今回 ...

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上院=罷免審議は持久戦に突入=大統領停職決定は未明か=24年ぶり2度目の政変=「第一声」案を練る副大統領

アナ・アメリア上議(右・PP)の投票前最終意見表明は予定より2時間以上遅れて開始された(Geraldo Magela/Agencia Senado)

 【既報関連】5月11日は、ジウマ大統領(労働者党・PT)罷免プロセスにおいて、「4・17下院投票」に次ぐ重要な日付となった。上院で罷免審議継続の是非を問う採決が行われ、全上議81人中、41票の賛成(締め切り時点で結果判明せず)で罷免審議継続が決まり、ジウマ大統領の180日間の停職が確定する。直前まで罷免審議の中止を求めて抵抗す ...

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デウシジオ上議=上院本会議で議席を剥奪=弁護のための機会与えず

 昨年11月にラヴァ・ジャット作戦(LJ)の捜査妨害を行ったとして現職逮捕されたデウシジオ・アマラウ上議が、10日の上院本会議で議席を剥奪されたと11日付伯字紙が報じた。 ペトロブラス社国際部元理事のネストル・セルヴェロー被告の国外逃亡などを図ったとして逮捕された同上議は当時、上院政府リーダーだった。ジウマ大統領やルーラ前大統領 ...

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知識だけでは片手落ち?

 「何事も経験」という言葉がある。何事も自分で経験してみるまではわからないとか、本質が掴めないといった意味の言葉だ▼左右の聴力に差がある原因を知るための検査の予約票を取りに行く時、バス停で30分待たされた。ところが、帰りのバスで別の線で途中まで来て乗り換えれば早いと気づき、地団太を踏んだ時、この言葉が思い浮かんだ。と同時に、同日 ...

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LJで週末に起訴3件=パラナ2件に最高裁1件=マンテガ氏からも圧力?

上院罷免特別委員会で質問をするグレイシー上議(Geraldo Magela/Agência Senado)

 ラヴァ・ジャット作戦(LJ)で6日、パラナ州の連邦地裁に2件、最高裁に1件の起訴状が提出されたと7、8日付伯字紙が報じた。 地裁への起訴状の一つは、ルーラ前大統領の友人の牧畜企業家ジョゼ・カルロス・ブンライ被告が04年にシャヒン銀行から借りた1200万レの内、600万レを受け取ったサンパウロ州サントアンドレの企業家ロナン・マリ ...

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ジウマ政権の軌跡残す旅=5日から積極的に各地へ=MCMV等での苦情絶えず

ベロ・モンテ発電所での式典後(Roberto Stuckert Filho/PR)

 大統領罷免審議継続の可否を問う上院本会議での投票を11日に控え、ジウマ大統領が自政権の軌跡を残す旅を始めたと5日付アジェンシア・ブラジルが報じた。 大統領は5日、パラー州ヴィトリア・ド・シングーでベロ・モンテ水力発電所の商用操業開始を祝う式典に参加。パラー州サンタレンでも、労働者党(PT)政権の看板政策である「ミーニャ・カーザ ...

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ジウマと相打ち果たしたクーニャの今後は?

議席停止の暫定令を出された5日晩、涼しい顔で記者会見するクーニャ下議(Foto: Fabio Rodrigues Pozzebom/Agencia Brasil)

 ブラジルという国の〃地軸〃が大地殻変動を起こして、一気にクリチーバからブラジリアへ移ったような週だった。ジャノー連邦検察庁長官が昨年来、仕込んできた時限爆弾が立て続けに破裂したからだ▼彼の申請により、ルーラ前大統領を起訴、ジウマ大統領を捜査対象にする案件が最高裁に今週だされた。さらに昨年末に彼が申請していたクーニャ下院議長の職 ...

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