ニッケイ新聞 2011年12月7日付け 2007年に鳴り物入りで始まったサンフランシスコ川の疎水工事が実質的に中断、放棄されており、工事終了箇所ではかなりの損傷も見られていると4日付エスタード紙が報じた。国家統合省は来年には工事再開というが、5日付同紙によれば、水増し請求や工事の遅れなどによる損失は、東側ルートだけで860万レ ...
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コラム 樹海
ニッケイ新聞 2011年12月7日付け サッカーブラジル選手権の優勝を賭けた一戦となった日曜、パカエンブー蹴球場では試合前に、コリンチャンス側客席のほぼ全員が握りこぶしを作った右手を黙って高々と掲げた。1980年前後の名選手ソクラテスが点を入れた時のガッツボースを再現し、その日の朝に亡くなった彼に追悼の意を示したのだ▼父親が文 ...
続きを読む »ドトールソクラテス死去=サッカー史上に残る知性派
ニッケイ新聞 2011年12月6日付け 1980年代のブラジルサッカー界を代表し、世界サッカー史上でもまれな知性派プレイヤーとして知られるソクラテスが4日未明、腸内感染症による敗血症のために57歳で亡くなった。5日付伯字紙が報じた。 ソクラテスは1954年にパラー州のベレンに生まれた。1974年にサンパウロ州リベイロン・プレ ...
続きを読む »ジウマ政権で7人目の辞職=ルピ労働相遂に落ちる=釈明できぬまま擁護失う=当面の後任者には副大臣
ニッケイ新聞 2011年12月6日付け 11月4日付〃ヴェージャ誌〃が労働省職員と非政府団体(NGO)の癒着、収賄事件を報じて以来、メディア攻勢にさらされていたカルロス・ルピ労働相が、4日午後ジウマ大統領と会見し、辞表を提出。当面の後任は副大臣のパウロ・ロベルト・ドス・サントス・ピント氏が務めると5日付伯字紙が報じた。 〃ヴ ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2011年11月29日付け 26日夜、リオ市南部のラゴア・ロゴリーゴ・デ・フレイタスで、恒例の水上ツリー点灯式が行われた。高さ85メートル、重さ542トンのツリーは水の上に浮かぶタイプでは世界一で、飾られた小型電球は330万個。発光ダイオードなどの開発で省力化も進み、各地のツリーは大型化の傾向にある。サンパウロ市 ...
続きを読む »PAC収支報告=15%投資済みだが効果薄か=国際危機をはね返せる?=期待される経済刺激だが=帳尻あわせの声も一部で
ニッケイ新聞 2011年11月25日付け ジウマ政権で2度目の第2次経済活性化計画(PAC2)経過報告が22日に行われ、9月末までの資金投入額は1436億レアルで、計画全体の14%に当たる事業完結とミリアン・ベウキオル企画相が報告した。 23日付伯字紙などによると、9月末までに投入された資金は、2014年までの予定で組まれた ...
続きを読む »ベロ・モンテ=アウタミラ市が工事中止要請=事前の約束実行されず=地元ではカオス状態拡大=反対運動は今も根強く
ニッケイ新聞 2011年11月23日付け パラー州アウタミラ市が、完成すれば世界3位の規模となるベロ・モンテ水力発電所の建設工事の一時中止を要請したと20日付フォーリャ紙が報じた。アマゾンの原生林の中に生まれようとしている巨大ダムと発電所の建設には、今も根強い反対運動が続いている。 アウタミラ市がベロ・モンテ水力発電所の工事 ...
続きを読む »真相究明委員会遂に発足=国連は恩赦法見直し要求
ニッケイ新聞 2011年11月22日付け ルーラ政権からの課題であった真相究明委員会設置法案が、18日にジウマ大統領によって裁可されたと19日付伯字紙が報じた。 同委員会の設置は、1946〜88年の軍政時代に捕らえられ、拷問を受けたりして死亡した人や消息不明となった人々の家族も念願していたもので、迫害者側を訴追する事を目的と ...
続きを読む »ハダジは応援するけれど=不満を隠せないマルタ氏
ニッケイ新聞 2011年11月19日付け サンパウロ市長選への出馬を断念したマルタ上議が、所属する労働者党が推薦するハダジ教育大臣への選挙支援を約束した一方、依然として「ルーラ氏の判断は間違いだ」と、同党の選択に不服であることを表明した。17、18日付伯字紙が報じた。 マルタ氏はフォーリャ紙の取材に対し、今回のハダジ氏擁立は ...
続きを読む »シンボルのひげに別れ=化学療法中のルーラ氏
ニッケイ新聞 2011年11月18日付け 喉頭がんで化学療法を受けているルーラ元大統領が、16日にトレードマークであるあごひげを剃ったと、17日付で伯字紙が報じた。 ルーラ氏のあごひげは、ABCパウリスタでのストライキを主導した1979年頃から30余年に渡って生やし続けたもので、自他共に認める象徴となっていた。1989年の大 ...
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