ニッケイ新聞 2011年5月24日付け 「実業のブラジル」五月号が発売された。 今月の特集は「ここまで順調なジルマ政権」「ブラジルにレアアースはあるか」「遅れてはいないリオ五輪の準備」など。 「ルーラ神話と家族手当」では、ルーラ政権の高い支持率の一助となっていた家族手当制度について論じている。 各日系書店で販売されている ...
続きを読む »ルーラ 関連記事
パロッシ氏の資産が20倍に=下議就任中の4年間で=会社名義で高級不動産購入=納得のいく説明はされるか
ニッケイ新聞 2011年5月17日付け ジウマ政権の要の一人とされるアントニオ・パロッシ官房長官が、就任直前の2010年11月にサンパウロ市パウリスタ地区に660万レアルのアパートを購入するなど、過去4年間でその資産を20倍に増やしたと15日付フォーリャ紙が報道。野党側は同氏から納得のいく説明がなければ、検察庁に訴える姿勢も見 ...
続きを読む »ジウマ大統領=全国の市長達と直接会談=7・5億レの払出し約束=衛生管理のPAC導入も=未払い額には遠く及ばず
ニッケイ新聞 2011年5月12日付け 2012年の市長選挙を前に、ブラジリアに参集した4千人超の市長達からの圧力に、ジウマ大統領が10日、全国の自治体が既に取組みを始めた事業に対し、国庫からの7億5千万レアルの払出しを約束。6月には人口5万人未満の自治体向けに衛生管理のための経済活性化計画(PAC)導入の意向も発表したと10 ...
続きを読む »「第3の波」到来か=ブラジル進出企業の今を追う=連載《1》=「失われた20年」を経て=再び高まるブラジルへの関心
今、にわかに、そして着実に日本企業の進出の足音がブラジルに響こうとしている。クビチェック大統領時代の1950年代の工業化促進計画に乗った「第1の波」、「第2の波」の70年代の官民による熱い日伯関係は80年代のブラジルの経済混乱と90年代の日本側のバブル崩壊で極端に冷えきった。経済を立て直した大国としての評価をいち早く下した欧米 ...
続きを読む »マルタがサンパウロ市長選に意欲=セーラ出馬ならなおの事?
ニッケイ新聞 2011年5月6日付け 2001〜04年にサンパウロ市の市長を務め、04年の選挙でセーラに破れたマルタ・スプリシー上議が、2012年のサンパウロ市市長選挙に意欲を見せていると5日付エスタード紙が報じた。 国内はおろかラ米最大の経済都市であるサンパウロ市を制す事は、政権の座を狙う政党なら共通の関心事で、カサビ現市 ...
続きを読む »極貧撲滅の対象は1627万人=判断基準は月収70レ=それでも人口の8・5%=望まれる総合的社会政策
ニッケイ新聞 2011年5月5日付け ジウマ大統領の選挙公約の一つである極貧撲滅は、月収70レアル以下の1626万7197人が対象となると4日付伯字紙が報じた。選挙戦当時の最低賃金の4分の1(現在では136レアル相当)という発言より対象が狭まったが、それでも総人口の8・5%を対象とする事になる。 ルーラ政権が「フォーメ・ゼロ ...
続きを読む »新型RGは7月から=発行料は誰が負担を?=9年後には完全に置き換え
ニッケイ新聞 2011年5月4日付け 政府は、今年7月からRG(身分証明書)に替わって発行されるRIC(市民識別情報登録書)の発行料40レアルを国民から徴収する事を決めた。しかし、行政側はこの金額を15レアルまで引き落とす方法を模索中と、5月3日付フォーリャ紙が報じた。 現在、RGの発行料徴収に関する法律ははっきりされておら ...
続きを読む »メーデーの舞台にPSDB=インフレ対策不足説く=ジウマ大統領は肺炎で欠席=購買力維持は全員の関心事
ニッケイ新聞 2011年5月3日付け 〃労働者の日〃の5月1日、サンパウロ市で開催されたメーデー恒例の労働組合の集会は、ルーラ前大統領やジウマ大統領が欠席する一方、野党のブラジル民主社会党(PSDB)アエシオ・ネーヴェス上院議員とジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事が出席するなど、例年とは異なった様相を見せた。 2日付伯字 ...
続きを読む »持ち家希望の実現遠のく?=所得以上に上がる経費=建築期間の長期化が響く=お役所仕事も遅れを増幅
ニッケイ新聞 2011年4月29日付け 25日付エスタード紙によると、国内のブームに煽られ、ここ5年間の不動産価格は実質的に2倍となり、建築工事もますます長期化の傾向にあるようだ。28日付同紙によれば、書類審査などに手間取り、土地購入から完成した不動産の引渡しまで83カ月というケースもあるという。 国際的な金融危機前から始ま ...
続きを読む »PT党首病気で辞任か=後任はコスタ元保健相?
ニッケイ新聞 2011年4月29日付け 健康上の理由で3月22日から休職中の労働者党(PT)のジョゼ・エドゥアルド・ドゥットラ党首が、29日の党役員会で辞意表明の意向と25〜28日付伯字紙が報じている。 大統領選やその後の閣僚人事に際し、連立与党との交渉役なども務めたドゥットラ氏は、ジウマ大統領にとっても政治基盤安定のための ...
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