ニッケイ新聞 2009年8月20日付け ヒラリー・クリントン米国務長官は十八日、ラテン・アメリカ諸国は米コロンビア軍事同盟を批判するのではなく協力すべきだと、コロンビアの独走に懐疑的な国々へ厳しい警告を発したと十九日付けエスタード紙が報じた。同国務長官は、軍事同盟は米コロンビア独自の二国間協定で、周辺国の了承は不要という。 ...
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上院疑惑=前国税庁長官を召喚=日程表不在で証拠提出は
ニッケイ新聞 2009年8月19日付け リーナ・ヴィエイラ前国税庁長官は十八日午前九時から、上院憲政委員会(CCJ)で昨年末会ったというロウセフ官房長官との個別会議有無などを証言と十八日付けフォーリャ紙が報じた。 同前長官は官房長官から呼び出され、サルネイ一族経営企業の税務監査を至急終らせるよう要求されたと記者会見で話した。 ...
続きを読む »墨大統領が来伯=対米一辺倒から伯墨市場へ
ニッケイ新聞 2009年8月19日付け ルーラ大統領は十七日、メキシコのフェリッペ・カルデロン大統領を迎え、同国との通商戦略協定締結を提案と十八日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。大統領によれば、経済力も技術水準も同程度の両国が、僅か年間七十四億ドルの取引量しかないことが不可解だという。 今回の世界的な金融危機で、各国 ...
続きを読む »ダッタフォーリャ=ロウセフ、ゴーメス互角=政権は評価、上院議長に辞任
ニッケイ新聞 2009年8月18日付け ダッタフォーリャ調査会社は十五日、二〇一〇年の大統領選に向け、セーラサンパウロ州知事(PSDB=社会民主党)が三七%で支持率首位を維持、ロウセフ官房長官(PT=労働者党)が初めて支持率を一六%へ上げ、ゴーメス下議(PSB=ブラジル社会党)の一五%と互角とする調査結果を発表と十六日付けフォ ...
続きを読む »米コ軍事協定=南米はどう変わる=米抜き麻薬戦争に挑むか
ニッケイ新聞 2009年8月18日付け 米コロンビア軍事協定により南米はどう変わるのか国際問題評論家のクロヴィス・ロッシ氏は十五日、次のような論説を投稿と十六日付けフォーリャ紙が報じた。 コロンビアの米軍基地が南米地域にもたらす当惑は、「米国人のための米国主義」を宣言したモンロー主義を南米へ打ち込み、地域の自立を促す。モンロ ...
続きを読む »京都外語大=住田教授が調査に来伯=ラ米の中のブラジルさぐる
ニッケイ新聞 2009年8月15日付け 京都外国語大学ブラジルポルトガル語学科の住田育法教授(60)が来伯、七日から二十八日まで「ブラジル、ルーラ政権与党と野党の構図―特に労働者党(PT)をめぐる政治勢力の展開―」をテーマに調査を行う。 同調査は、京都大学地域研究統合情報センターの共同研究による「ポスト新自由主義時代のラテン ...
続きを読む »エコノミスト誌=ルーラの友人は誰か=お人よしブラジル外交=民主主義と君主主義混同=どちらをとるか決断の時
ニッケイ新聞 2009年8月15日付け 英誌「エコノミスト」は十三日、「民主主義と君主主義を混同するルーラ大統領」と銘打って絶賛と酷評を織り交ぜた特集を刊行と十四日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。オバマ米大統領から「傑作な男」と評されたルーラ大統領は今こそ、民主主義をとるか、人道主義を売り物に君主主義者側につくのかを決 ...
続きを読む »ウナスール=亜国で28日に開催=明確な安全保障協定締結を
ニッケイ新聞 2009年8月15日付け 亜政府提供による二十八日バリローチェ開催予定のウナスール臨時首脳会議に招かれたルーラ大統領は十三日、前回のような「暖簾に腕押し」会議とならないため事前に周到な準備を期する声明を発表と十四日付けフォーリャ紙が報じた。 南米におけるコロンビア米軍基地の位置付けを明確にすることを、ルーラ大統 ...
続きを読む »ペルー開発で大統領訪問
ニッケイ新聞 2009年8月15日付け アモリン外相は十四日、ペルー政府とルーラ大統領の十一月訪問に向けて調整に入ったと十四日付けフォーリャ紙が報じた。ルーラ大統領は、ペルー領アマゾンでブラジルが水力発電所を建設し、ペトロブラスが油田開発を行うための打ち合わせを行う予定だ。
続きを読む »ホンジュラス=セラヤ大統領をブラジルに招く=ブラジルが弁護士役=背後にチャベス対CIA=米の向うを張る外交戦略
ニッケイ新聞 2009年8月14日付け ホンジュラスから追放されたセラヤ大統領を招いたブラジル政府は十二日、同大統領が政権へ復帰するための「弁護士」役を演じることを約束したと十三日付けフォーリャ紙が報じた。ルーラ大統領が同大統領を迎えた十二日午後、アモリン外相は「同大統領の願いに応えられるのは、ホンジュラスの生命線を握る米政府 ...
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