ニッケイ新聞 2009年7月28日付け 二〇〇七年に導入され、第二期ルーラ政権の目玉事業と位置付けられている経済活性化計画(PAC)の約半数で、事業経費の上昇で投資額の見直しが行われていると、二十六日付けエスタード紙が報じた。中には、ウルクー=コアリ=マナウスを結ぶ、ペトロブラスのガス・パイプラインのように建設費が一〇〇%も上 ...
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ルーラの娘はいま=大統領選逆転劇から20年
ニッケイ新聞 2009年7月28日付け ルーラ大統領の当選確実がほぼ決まった二十年前の一九八九年の大統領選挙投票日前日、ライバルのコーロル候補のテレビ番組に、大統領の娘ルリアンさんの母ミリアンさんが登場し、驚天動地の大事件となった。 「ルーラ候補は、娘ルリアンの父親。お金に困った私は、ルーラ候補と関係。娘は認知もされず、出産 ...
続きを読む »高まり続ける有機食品熱=ビエンナーレ埋める人の波=26日までバイオ・フェア
ニッケイ新聞 2009年7月25日付け 健康志向の高まりの中で、毎年二〇~三〇%という高率で成長している有機食品市場関係者にとり、見逃すことの出来ないバイオ・ブラジル・フェアが、サンパウロ市イビラプエラのビエンナーレ会場で開催されている。 二十二日、二十三日付エスタード紙によると、二十三日に始まり、二十六日まで開催されている ...
続きを読む »パラグアイ=イタイプ、最終合意へ=従前の3倍価格で決着か
ニッケイ新聞 2009年7月25日付け イタイプ発電所の電力料金を巡ってブラジルとパラグアイの代表は二十三日、両国大統領の裁可を以って最終合意に至る見込みと発表したと二十四日付けエスタード紙が報じた。 最も注目された合意事項は、パラグアイ政府へもブラジルの電力市場でイタイプ電力の販売権が認められたこと。販売は、エレトロブラス ...
続きを読む »日に13人の青少年殺害?=12年までに3万3千人以上=銃や麻薬が絡む所ほど危険
ニッケイ新聞 2009年7月24日付け ブラジルでは、二〇〇六年から一二年までに三万三五〇〇人以上、日に一三人の青少年が殺害されるとの衝撃的な報告を二十一日付サイトや二十二日付伯字紙が報じた。 リオ州立大学(Uerj)研究班考案のIHA(一二歳の子供一〇〇〇人中、一九歳未満で殺される可能性のある人数を示す指数)による数字で、 ...
続きを読む »イラン大統領が訪伯=関係緊密化布石で8月に
ニッケイ新聞 2009年7月22日付け イランのモハセン・シャテルザデ駐伯大使は二十日、台風の目とされるアハマディネジャド大統領が第二期政権最初の外遊先にブラジルを選び、八月第一週に訪伯とルーラ大統領に報告したことを二十一日付けフォーリャ紙が報じた。 イラン大統領が国際世論の圧力を受ける中での再選を果たしたことに対し、ルーラ ...
続きを読む »ルーラ大統領=2010年は高度成長期へ=全員が年末再就職=成長率が危機前水準克服=GMのいのち綱ブラジル
ニッケイ新聞 2009年7月21日付け ルーラ大統領は二十日、景気回復の兆候が見えたことで、二〇一〇年は高度の経済復興が予想されるから金融危機のために失職した人たちは年末までに再就職できるであろうと表明したことを同日付けブラジル・オンラインが報じた。政府が産業復興と信用回復、消費奨励のため自動車や冷蔵庫、洗濯機、ガスレンジ、建 ...
続きを読む »中国が南米に本腰=米国に代り各国へ投資
ニッケイ新聞 2009年7月16日付け 十年前にはまったく姿を見なかった中国が、今ではウルグアイで自動車を生産している――。マッククレシー紙のテイラー・ブリッジ記者は十五日付けエスタード紙に寄稿を掲載し、以下のように論じている。 中国はブラジルの石油産業へ百億ドルを融資するなど南米進出に力を入れている。ブラジルにとって中国は ...
続きを読む »ドーハ・ラウンド=二枚舌の先進国首脳=ルーラ大統領またも空振り
ニッケイ新聞 2009年7月15日付け 酔っ払いは、居酒屋を出て行くとき「二度と酒は飲まない」と誓うが、醒めたら忘れている。自由貿易の〃本丸〃ドーハ・ラウンドに臨む先進国首脳の誓いも同じだと、経済評論家のミング氏が批判したことを十四日付けエスタード紙が報じた。 ルーラ大統領はイタリアのG8サミットで口を酸っぱくして、ドーハ・ ...
続きを読む »ルーラ大統領=「G8代替はG20が理想」=G14では2軍扱い=ブラジル案は未採択保留=新しい革袋つくりを急ぐ
ニッケイ新聞 2009年7月14日付け G5を招いて開催されたG8サミットは十日、事実上の終焉を宣言し、さらにエジプトも加えたG14として再発足することで合意と十日付けエスタード紙が報じた。議長国イタリアのベルルスコーニ首相は、G8が最早、金融危機などの国際問題を解決するだけの能力を欠くとして、新興国を含めた新しい活力を導入す ...
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