ニッケイ新聞 2009年1月23日付け 中央銀行通貨委員会(Copom)は二十一日、政策金利(Selic)を一%引き下げ、年一二・七五%としたことを二十二日付けエスタード紙が報じた。中央銀行は政治的圧力もあったが今後、通貨政策に融通性を持たせる意向と表明。ルーラ大統領は「〇・七五%以下の政策金利引き下げなら、自らもCopomに ...
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ルッピ労相=「92年以来最悪の12月」=正規雇用65万人も減少=労働市場に漂う危機感=決定打のない泥縄式対策
ニッケイ新聞 2009年1月21日付け ルッピ労働相は十九日、十二月の解雇が採用を上回り、正規雇用数が六十五万四千九百四十六人減少し、月単位では一九九二年以後で最悪と発表したことを二十日付けエスタード紙が報じた。労相は労組代表らとルーラ大統領を訪ね、業種別部会を設置し、金融危機の影響度合いで対策を立案することにした。自動車産業 ...
続きを読む »バチスチ容疑者=伊下院議長も抗議=問題山積の政府に迷惑な話
ニッケイ新聞 2009年1月21日付け ナポリターノ伊大統領からバチスチ容疑者の亡命容認見直しを依頼されたルーラ大統領は十九日、正式に回答の意向を表明したと二十日付けエスタード紙が報じた。 金融危機で解雇の嵐が荒れ狂う労働市場と上院議長の選出で混乱する中、ルーラ大統領にとって決定済みの件で煩わされるのは、甚だ迷惑な話と側近ら ...
続きを読む »政府、多極外交を展開か=統制管理不在が困難=各大臣が非公式に折衝=有識者は無計画政権と懸念
ニッケイ新聞 2009年1月20日付け ルーラ大統領了解のもとに閣僚や大統領側近による非公式外交を展開することが十七日に判明し、当局の外交政策から独立した動きがあることに外務省が戸惑っていると十九日付けエスタード紙が報じた。中東和平やG―20などの大きな外交課題はアモリン外相の担当とし、南半球連合はギマランエス外務次官、ラテン ...
続きを読む »バチスチ容疑者=ブラジルは政治犯天国=伊大統領、亡命見直し依頼
ニッケイ新聞 2009年1月20日付け ケーザル・バチスチ容疑者の亡命を容認したことで、伊政府のナポリターノ大統領が十七日、ルーラ大統領個人宛に決定の見直しを要請する書簡を送付と十八日付けエスタード紙が報じた。 書簡によれば外交折衝ではなく、個人として国家対国家レベルで扱って欲しいと、駐伊ブラジル大使館を通じないで送ってきた ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2009年1月20日付け ブラジルでは、イタリアでの殺人の罪を問われているバチスチ容疑者の亡命容認が取り沙汰されているが、イラクでは、ブッシュ大統領に靴を投げつけ、一躍英雄扱いにされたに見えたジャーナリストがスイスへの亡命を希望しているという。アラブ世界では、靴底を見せることが相手への攻撃の意味を持つというが、牢 ...
続きを読む »ルーラ大統領=亡命容認は国家主権の行為=外交に快刀乱麻を=政府判断に軽率の声も=ブラジルはならず者天国か
ニッケイ新聞 2009年1月17日付け ルーラ大統領は十五日、ブラジルに政治亡命を求めたイタリア左翼運動の元メンバー、ケーザル・バチスチ容疑者に対する政治犯か刑事犯かの判断は、国家主権の問題だと述べたことを十六日付けエスタード紙が報じた。同容疑者の身柄引渡しを要請し、拒否されたことでイタリア政府は不快であろうが、現実を呑まざる ...
続きを読む »カーニバル商戦始まる
ニッケイ新聞 2009年1月16日付け 二月末のカーニバルに向けて市場は、熱気を帯びている。準備費は八千万レアル、雇用は二万五千人。売れ筋の仮面は、オバマ大統領とルーラ大統領。最も売れて儲かるのは羽根だが、ドル高のため輸入に躓いた。しかし、今月中に入手の予定。鬘もよく売れる。
続きを読む »17企業代表=労働時間短縮と減俸提案=危機突破で苦肉の策=CUTは雇用の保証強要=労相「企業経営者の策略」
ニッケイ新聞 2009年1月16日付け 大手企業十七社の代表は十四日、Fiesp(サンパウロ州工業連盟)に集まり、従業員に労働時間の短縮と減俸を提案する意向を決定と十五日付けエスタード紙が報じた。また、同大手企業は従業員二十五万人を抱える大所帯だが、政府懸案の雇用の保証は行なわないと表明。労働組合は、企業代表の提案に交渉の意向 ...
続きを読む »バチスチ亡命容認=伯伊外交問題に発展=G8招待からルーラを外すか
ニッケイ新聞 2009年1月16日付け ブラジル政府がイタリア政府から身柄引渡しを要請されていたケーザル・バチスチ容疑者に対し、ジェンロ法相が政治犯として亡命を容認したことで十四日、両国政府の間できしみを生じたと十五日付けエスタード紙が伝えた。 伊外務省は十四日、同国の刑事事件にブラジル政府が介在したとして、七月にサルデーニ ...
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