ニッケイ新聞 2008年1月22日付け 緑の黄金郷といわれたアルコール産業に価格の下落と輸出の陰り、投資の中止という異変が起きている。 エタノール精製の二十五新プロジェクトは、延期または見直しを余儀なくされて中止した。現在既に稼動中のものが三百六十七カ所、二〇〇八年完成するものが二十九カ所ある。 アルコール輸出は二〇〇七年、 ...
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コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2008年1月19日付け ついに百周年に入り、今週だけでも政府レベルの大きな行事が続いた。 カサビサンパウロ市長は開幕式典で、日本移民に対し、「来てくれてありがとう」と最高の賛辞を送った。 聖総領事館主催の「日伯伝統音楽の夕べ」では、三味線奏者の上妻宏光、ヤマンドゥ・コスタら両国のミュージシャンが音の鍔迫り合 ...
続きを読む »鉱動相にロボン上議任命=側近なき裸の就任=電力危機回避で実績づくり=摩擦避け人脈集めエネ王国を
ニッケイ新聞 2008年1月18日付け ルーラ大統領は十六日、PMDB(ブラジル民主運動党)推薦のエジソン・ロボン上議を鉱動相へ任命することにした。同上議は二十一日、ガウタマ建設の汚職関与告発で辞任を余儀なくされたロンデウ前鉱動相の後任として就任する。同上議は、電力危機が懸念されるエネルギー関係諸官庁の人事権を与えられないまま ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年1月18日付け サンパウロ市では医師が休暇を取っているために診てもらえない患者が苦情を訴えているとの報が続いている。一方、リオ市では十六日、ジョッカ病院として知られているジョージ・ジュリオ・コスタ・ドス・サントス市立病院で未明の火事。大事には至らず、けが人もなかったが、煙のため、患者らは屋外に連れ出され ...
続きを読む »国レベルで交流年開始祝う=ブラジリア百周年=ルーラ大統領も出席=日伯関係者約300人が参集
ニッケイ新聞 2008年1月18日付け 【ブラジリア発】ルーラ大統領立ち会いのもと、日伯交流年の開幕セレモニーが十七日午前十時から首都ブラジリアのパラシオ・イタマラチー(外務省)で行われた。日本政府を代表して木村仁外務副大臣、サンパウロ市からも日系団体代表ら百二十人が特別に用意された空軍機で出席、各州からも日系団体関係者が駆け ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2008年1月18日付け ブラジリアの開始式典で予定されていたルーラ大統領の言葉は、急きょアモリン外務大臣が代弁することとなった。大統領はキューバから帰ったばかりで、疲れ気味だった模様。大統領からのお祝いの言葉を期待していたコロニアの人も多かったが、六月の本番式典に期待をつなげた? ◎ 星野富弘さんの ...
続きを読む »ルーラ大統領=国際金融は見掛け倒し=恐慌、避けられるか=シティの赤字が金融市場撹乱=不沈空母「米国」の運命いかに
ニッケイ新聞 2008年1月17日付け キューバを訪問中のルーラ大統領は十五日、「キューバの政治システムで是非を論じることはできない。他人のことを論じる者は、恥をかく」と述べ、シティ・グループが〇七年の第4四半期に九十八億ドルの赤字を計上し、米経済にリセッションの恐怖を煽ったことを皮肉った。「米国際金融は口数が多く自分の実力を ...
続きを読む »小切手代替税=政府、族議員説得工作へ=苦肉の策PACも=野党は資金源の途絶作戦で=隠れ蓑「医療予算」に与野党の思惑
ニッケイ新聞 2008年1月16日付け 政府は十四日、政治的責任を負わずに小切手代替税を設置する方針を明らかにした。議会が医療部門の強化に同意するなら、当然資金源が必要である。政府は特に、医療族議員とされる上議二十四人と下議二百四十六人を説得する考えだ。二〇〇八年度予算案の上程者ピメンテル下議(PT=労働者党)は、連邦補足令二 ...
続きを読む »大統領、中米訪問へ=中米は対米輸出の拠点と認識
ニッケイ新聞 2008年1月16日付け キューバを訪問中のルーラ大統領は十四日、同国のエネルギーや医療設備、観光資源などのインフラ整備のために十億ドルを投資する意向であることを表明した。これまで消極的であった両国の経済協力を、より現実的なものにする声明を発表した。 キューバに次いでグアテマラをも、コロン大統領の就任式参席のた ...
続きを読む »宇宙を迷走するメルコスル=外交辞令の首脳会議=切迫の国際情勢に空回り
ニッケイ新聞 2008年1月16日付け モンテヴィデオで開催された第三十四回メルコスル首脳会議は、やぶ蛇だとルーベンス・バルボーザ元駐米大使が批評した。会議の雰囲気はオブザーバーやマスコミの予想と反し、和やかな雰囲気であった。険悪なやり取りが予想されたウルグアイとアルゼンチンの大統領は抱擁とキッスで始まり、パルプ工場など丸っき ...
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