2007年7月13日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】ルーラ大統領は十一日、予算基本法(LDO)の表決に際し、議事に支障を来たす可能性があるとしてカリェイロス上院議長に欠席を要請、議長自身も承服した。議長留任に抗議する野党が審議ボイコットによる政治空白を試みたことで、大統領府は重要法案の国会承認を優先し、議長への圧力 ...
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東西南北
2007年7月13日付け ニューヨークタイムズが中国とインドの海軍核装備に続いて、ブラジルも海軍の原子力潜水艦建造を含む核開発投資を発表と報じた。原潜の建造は軍政時代に設計され、ルーラ政権で復活するらしい。ブラジルの計画に刺激されて、チャベス大統領もロシアへ原潜を注文した。みんな何故、原潜を欲しがるのか。誰にも察知されずに、コ ...
続きを読む »水力発電所建設を許可=環境保護院=申請から2年経過=12年に稼動開始予定=環境対策に不安残る
2007年7月11日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】環境保護院(IBAMA)は九日、二年振りにロンドニア州マデイラ川のジラウ、サントアントニオ両水力発電所の建設を許可した。同水力発電所の建設は、政府の鳴り物入り経済活性化計画(PAC)で要の一つとされている。総工費は四八〇億レアル、二〇一二年には稼動開始の予定。IBA ...
続きを読む »7不思議にキリスト像=ネット、電話で1億票獲得
2007年7月11日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】リオデジャネイロ市コルコバードのキリスト・レデントール(救世主)像が新・世界七不思議の一つに選出された。スイスの財団が「ニュー7ワンダーズ」と銘打って、インターネットや電話により世界中から投票を募ったもので、七の数字が三つ並ぶ〇七年七月七日に発表されたもの。 キリ ...
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2007年7月11日付け ルーラ大統領は朝のコーヒー・タイムで「エタノール・カルテルを阻止する」と語り、エタノール包囲のオイル・マネーが暗躍していることで間接的にベネズエラへ警告した。ルーラ大統領とチャベス大統領のエネルギー外交を巡る対決は、新しい産業開発のモデルを見せたことでブラジルの判定勝ちと独紙は評価した。ルーラ大統領の ...
続きを読む »国策が環境問題で頓挫=水力発電所建設許可再び延期
2007年7月11日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙六月三日】マデイラ川のサントアントニオとジラウ両水力発電所の建設許可発行が再度、延期になった。これは環境保護局(IBAMA)の怠慢というよりサボといえそうだ。同時に、政府の優柔不断と無気力さを物語っている。 国税庁は予算交付を保証し、中央銀行は通貨政策で協力を約している ...
続きを読む »ルーラ大統領の守護天使=逆らう者に責任を負わせる
2007年7月11日付け 【ヴェージャ誌二〇一四号】ピーターパンには、守護天使がいた。ルーラ大統領の守護天使は、エリオ・ガスパリらしい。海賊が投げたダイナマイトが大統領の膝に落ちたとき、ガスパリが現れてダイナマイトを遠くの方へ投げてくれた。ガスパリは体を張って大統領を助けたのだ。 最後のダイナマイトから大統領を助けたのは、ヴ ...
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2007年7月6日付け 零細企業団体が四日、予算管理相に減税と税制の超簡略化を陳情した。 零「陳情を聞いて貰えないなら、予算管理省ビル前の電柱で首吊りをして見せます。そして同省を訪ねる人たちに、重税の残酷さを訴えます」 ベ「当省前の電柱は、スト中の国家公務員が横断幕を張るために使用中です。しかし、心配は要りません。電柱はたくさ ...
続きを読む »チャベス大統領が最後通牒=伯とパラグアイに=3カ月内にMスル加盟承認を=さもなくば加盟を断念
2007年7月5日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】ベネズエラのチャベス大統領は三日、ブラジルとパラグアイ議会が三カ月以内にベネズエラのメルコスル(南米南部共同市場)加盟を承認しないならば、ベネズエラに対する蔑視であり自国の尊厳を守るため加盟を断念すると通告した。ブラジルとベネズエラ両政府は、エネルギー対策と南米地域の ...
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2007年7月5日付け 天気予報。ブラジリアは今日も息苦しい空気に包まれるでしょう。航空管制トラブルとレナン・ゲート、ロリス疑惑と息苦しさに事欠きません。コンゴーニャス空港はトラブル当初、待合室でゴロ寝するのでコンフローニャス空港と呼ばれた。トラブルも九カ月に及ぶので、セゴーニャス(こうのとり)空港と変名。もう一つ。数学の先生 ...
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